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アントレプレナーシップ教育とは?文科省が推進する理由と家庭でできることをわかりやすく解説

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アントレプレナーシップ教育とは?わかりやすく解説

「アントレプレナーシップ教育」という言葉を、学校からのお知らせやニュースで目にする機会が増えてきました。この記事では、その意味、国が推進する背景、そして家庭でできることまで、わかりやすく解説します。

先に一言で言うと、アントレプレナーシップ教育とは新たな価値を生み出していく精神を育てる教育のことです。起業家を養成するためだけの教育ではありません。ここを誤解している方がとても多いので、この記事で整理していきます。

申し遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、18歳、高校3年生のときに起業しています。今は対面やオンラインのフリースクール、通信制高校の連携施設を運営しながら、起業を学べるコースの運営もしています。教育と起業、両方の現場にいる立場から解説します。

アントレプレナーシップ教育の定義

文部科学省は、さまざまな困難や変化に対して、与えられた環境のみならず、自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく精神をアントレプレナーシップと位置づけています。そして、社会課題を自分ごととして捉え、失敗を恐れずチャレンジし、他者と協働しながら解決策を探究できる知識・能力・態度を身につける教育を、アントレプレナーシップ教育として全国で推進しています。

出典:文部科学省「全国アントレプレナーシップ醸成促進事業について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/sangaku/1413730_00014.htm

ポイントは、対象が「将来起業する人」に限られていないことです。会社員になる人にも、公務員になる人にも、これからの時代に必要な力として位置づけられています。

なぜ今、国が推進しているのか

背景には、日本の社会構造の変化があります。少子高齢化が進み、既存の産業だけでは国際競争力を保ちにくくなる中で、新しい価値や市場を生み出せる人材、つまりイノベーションの担い手を増やすことが国全体の課題になっています。その土台づくりとして、アントレプレナーシップ教育が推進されているわけです。

もともとは大学生向けの取り組みが中心でしたが、近年は高校生以下にも対象が広がってきています。「起業なんてまだ早い」ではなく、「早いうちから育てたい力」へと、国の位置づけが変わってきているのです。

アントレプレナーシップ教育で身につく力

具体的には、次のような力を育てることを目指します。

  1. 課題を見つける力 身の回りや社会の「困った」に気づき、自分ごととして捉える力
  2. 行動を起こす力 正解がない中で、失敗を恐れず小さく試してみる力
  3. 協働する力 一人で抱えず、他者と力を合わせて解決策を探究する力
  4. 価値を生み出す力 アイデアを形にして、誰かに喜ばれるものに変えていく力

見てのとおり、これらは起業に限らず、どんな進路でも役に立つ力です。僕は、これに稼ぐ力を加えたいと思っています。生み出した価値をお金に変える経験まで踏み込むと、学びは一気にリアルになります。

学校教育の現状と課題

方針としては推進されている一方で、現場には課題もあります。一番大きいのは、教えられる人が少ないことです。起業を経験した先生は多くありませんし、外部の起業家を招く場合も単発の講演にとどまりがちです。継続的に実践まで伴走できる機会は、まだ限られているのが現状です。

アントレプレナーシップは、知識ではなく行動の教育です。だからこそ、当事者から継続的に学び、実際に試せる環境があるかどうかで、教育の質が大きく変わります。

家庭でできるアントレプレナーシップ教育3つ

学校任せにしなくても、家庭でできることはたくさんあります。

  1. 子どもの「好き」を深掘りさせる 新たな価値は、好きで詳しいことから生まれます。ゲームでも工作でも推し活でも、とことん突き詰めること自体が探究の練習になります
  2. 小さくお金を扱う経験をさせる おこづかいの範囲での売買体験、フリマアプリでの出品(保護者と一緒に)など、自分の工夫でお金が動く体験は最高の教材です
  3. 失敗を責めない アントレプレナーシップ教育の核心は、失敗を恐れずチャレンジする姿勢です。結果ではなく、やってみたこと自体を認める声かけが、挑戦する心を育てます

高校でアントレプレナーシップを本格的に学ぶなら

もし子ども自身が「もっと本格的に学びたい」「起業に挑戦したい」と言い出したら、高校選びから考える選択肢もあります。

一つ紹介すると、僕が学院長を務める明光義塾高等学院では、アントレプレナーコースを開校しました。高校卒業資格を目指しながら、高校在学中に起業した当事者である僕自身が、起業のノウハウや考え方、稼ぐ力を直接教える特別コースです。気になった方は資料請求の際に「アントレプレナーコースの相談」と書いてください。

【明光義塾高等学院】資料請求はこちら
https://gakuin.meikogijuku.jp/

まとめ

アントレプレナーシップ教育とは、起業家養成に限らず、自ら行動を起こして新たな価値を生み出す精神を育てる教育です。国が推進する背景には、イノベーション人材を育てたいという社会全体の課題があります。そして、この教育は学校だけのものではなく、家庭の日常からも始められます。

お子さんの進路や学び方について個別に相談したい方は、僕の無料LINE相談も使ってください。

無料LINE相談はこちら
https://www.obatakazuki.com/lp

よくある質問

アントレプレナーシップ教育とは何ですか?

自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく精神(アントレプレナーシップ)を育てる教育です。文部科学省が推進しており、社会課題を自分ごととして捉え、失敗を恐れずチャレンジし、他者と協働しながら解決策を探究する力を育てます。起業家養成だけが目的ではありません。

なぜ国はアントレプレナーシップ教育を推進しているのですか?

少子高齢化が進む中で、新しい価値や市場を生み出せるイノベーション人材を増やすことが国全体の課題になっているためです。もともと大学生向けが中心でしたが、近年は高校生以下にも対象が広がっています。

家庭でできるアントレプレナーシップ教育はありますか?

あります。子どもの好きなことを深掘りさせる、保護者と一緒に小さくお金を扱う経験をさせる、失敗を責めずに挑戦自体を認める、の3つが効果的です。日常の中で新たな価値を生み出す練習を積むことができます。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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