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京都市のフリースクールと補助金一覧。通える場所を地域で探せます【2026年最新】

京都市でフリースクールを探している方へ。この記事では、京都市内で公式サイトや京都市教育委員会の公的な情報提供で実在を確認できたフリースクール等を、中京区・下京区・南区・左京区・右京区・伏見区の区別に11施設紹介します。

順位づけやランキングではなく、運営・所在地・対象年齢・料金をそろえた一覧です。あわせて、利用料の補助金が京都市と京都府でいまどうなっているかも、公式情報だけを根拠にまとめました。

自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は不登校の元当事者です。約10年間学校に行かず、フリースクールで学びました。現在は不登校の専門家として、本の執筆や講演をしながら、2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしています。

目次

京都市のフリースクールと支援の状況

京都市は、政令指定都市のなかでもフリースクールの公的な情報発信が整っている自治体です。

京都市教育委員会が「不登校児童生徒の支援に係るフリースクール等民間団体の情報提供」を公開していて、令和8年4月1日現在で37団体(京都市内23、京都府内の市外5、滋賀県2、大阪府1、オンライン6)が載っています。

掲載の要件は「京都市立学校から指導要録上の出席扱いと認められた実績があること」など7つで、団体ごとに所在地・対象学年・費用・活動日・学校との連携方法を書いた情報提供シートが付いています。市は「団体を認証したり利用をあっせんするものではない」「すべてを網羅したものではない」と注記しています。[1]

もうひとつの公的な情報源が、京都府教育委員会の「京都府認定フリースクール」です。府は府内6施設を認定フリースクールとしていて、そのうち3施設(わく星学校・フリースクールほっとハウス・安養寺フリースクール)が京都市内にあります。[2]

背景として、文部科学省の令和6年度調査では、京都府の小中学生の不登校は1,000人あたり35.8人でした。全国平均の38.6人よりやや低い水準ですが、30人に1人以上が不登校という計算になります。学校以外の居場所を探すことは、京都市でもまったく特別なことではありません。[3]

京都市と京都府の補助金は、2026年9月時点でどちらもありません

利用料の補助金については正直にお伝えします。2026年9月時点で、京都市にも京都府にも、フリースクールの利用料を保護者に直接支給する補助金は公式には確認できませんでした。

京都府には「フリースクール連携推進事業」がありますが、これは府認定フリースクールが学校と連携して行う教育活動への助成で、運営者向けの制度です。保護者が申請して利用料の補助を受けるものではありません。[4]

京都市が行っているのは、情報提供と、フリースクールとの連携事業です。連携事業は次の4つで、いずれも利用料の補助ではありません。[5]

  • わく星学校の自然体験プログラム「ぷらねっとクラブ」(1日500円)

  • 安養寺フリースクールの保護者向け学習会(無料)

  • ほっとハウス・安養寺・わく星学校のスタッフが週1回程度家庭を訪ねる「ふれあい・アテンダント」(保護者負担なし)

  • 山科区のボクシングジムでの体験活動(小中学生1,600円)

東京都のように補助金として最大で月2万円まで支給される地域や、名古屋市・神戸市のように2026年度から利用料の助成を新設した政令市もあるなかで、京都市はまだこれからという状況です。

制度は年度単位で変わるので、京都市教育委員会生徒指導課(075-213-5622)や記事末の出典に挙げた市のページで最新情報を確認してください。

補助金はなくても、京都市には無料で使える公的な選択肢が多い

補助金がないぶん、京都市は無料の公的支援が厚い自治体です。教育支援センター「ふれあいの杜」は市内に6つの学習室と2つのサテライト学習室があり、京都市立の小学4年生から中学3年生までが在籍校に籍を置いたまま自分のペースで学べます。

不登校を経験した子どもが学ぶ学びの多様化学校として、洛風中学校と洛友中学校(昼間部)の2校があるのも京都市の特徴です。

入級や転入学の窓口は「不登校相談支援センター」(こども相談センターパトナ4階、075-254-8125)で、在籍校を通じて申請します。[6]

さらに令和8年度は、京都市立の小学4年生から中学3年生で長期欠席傾向にある子どもを対象に、ICTを使った「オンラインの居場所」の参加者も募集しています。ホームルームや教科横断型の授業にオンラインで参加する形で、在籍校経由で参加希望書を出す仕組みです。[7]

京都府内の相談窓口は、こちらの記事に電話番号つきでまとめています。

>>京都府の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】

フリースクールでも出席扱いになる可能性があります

フリースクールでの活動は、在籍校の校長が認めれば指導要録上の出席扱いになる場合があります。根拠は文部科学省の通知です。[8]

京都市はこの点を市としても明文化していて、「ふれあいの杜」などの公的支援施設だけでなく、フリースクール等の民間施設への通所も、子どもの社会的自立に照らして有効かつ適切と校長が判断すれば出席扱いの対象になると案内しています。判断するのはあくまで在籍校の校長で、個々のケースごとに決まります。[9]

京都市の情報提供に載っている団体は「京都市立学校で出席扱いと認められた実績がある」ことが掲載要件なので、この記事で紹介する11施設はすべて、市内で出席扱いになった実績を持つ団体です。

情報提供シートには「小中学生のほぼすべてのケースで在籍校の出席日数として取り扱っている」と書いている施設もあります。見学のときに、在籍校への報告をどんな形でしてもらえるかを聞いてみてください。

出席扱いの3つの要件と、学校に断られたときの対処は、それぞれこちらの記事で解説しています。

>>「不登校でも出席扱いに?」文部科学省の通知で出席扱いになる3つの要件を徹底解説

>>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料

まだ外に出るのが難しい、近くに通える場所がないという方へ

オンラインフリースクール クラスジャパン小中学園

京都市は施設が中京区の二条・円町周辺と南区の京都駅南側に集まっていて、山科区や西京区、伏見区の南部、京北のような地域からだと通いにくいことがあります。また、そもそも家から出るエネルギーがまだ戻っていない時期のお子さんもいます。それはご家庭の努力不足ではありません。

そういう場合の選択肢として、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。ネットの先生(担任)が伴走してくれて、自宅から自分のペースで学べます。

2018年の開校からこれまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきて、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになる仕組みも整っています。

学習AIがヒントを出しながら一緒に考えてくれて、学習以外に使えないフィルタリング設定があるので、ゲームや動画が心配なご家庭でも使いやすいです。京都市の情報提供にも、オンラインの団体のひとつとして掲載されています。

>>クラスジャパン小中学園の学び方を見る

京都市のフリースクール一覧(区別)

京都市内で公式サイトまたは京都市の情報提供シートで確認できた施設を、区別に紹介します。順位をつけたものではありません。料金は執筆時点の公式サイトと情報提供シートの記載で、税込・税別の表記がそろっていないものがあります。通う前には必ず各施設に直接ご確認ください。

中京区: カンガルーハウス

カンガルーハウス
運営: 特定非営利活動法人みらいのとびら
所在地: 京都市中京区西ノ京小倉町22-8(JR・地下鉄二条駅から徒歩3分)
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生
料金: 入会金5,000円、1日(5時間)3,000円、2時間まで1,500円(体験は500円で3回まで)

2024年4月に開所した、2階建ての京町家を使ったNPOのフリースクールです。場を共有しながら人と同じことをしなくてもよい「パラレルな場」として運営していて、手工芸やレゴ、ボードゲーム、料理、園芸など、その子が取り組みたい活動を大切にしています。

作業療法士や元小学校教諭がスタッフにいて、徒歩1分の公園で身体も動かせます。出席認定を望む場合は、在籍校の校長に利用日と様子を書面で報告しています。月・水・木・金は10時〜15時、火曜は10時〜12時。

カンガルーハウス(NPO法人みらいのとびら)の公式サイト

中京区: わたしらしくいられる場所 くらら庵

くらら庵
運営: 特定非営利活動法人Reframe
所在地: 京都市中京区西ノ京平町28(JR円町駅、市バス西ノ京円町・太子道)
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生
料金: 入学金10,000円、1か月フリープラン38,000円、都度利用は2時間半まで1,000円〜(学校連携費3,000円、体験1,000円で5回まで)

2021年5月に開所した、京町家の一軒家で活動する不登校の子ども・若者のための居場所です。やりたいことを自由にできる場で、毎週木曜は農業体験やものづくり、プールやスケートなどの校外活動の日になっています。

平日9時〜18時と開所時間が長く、朝の早い預かりや18時以降のお迎えにも相談で対応しています。保護者が希望すれば学校と連携し、校長・教頭・担任との面談のうえ、月末に利用報告書を提出しています。

同じ法人が隣の平町26番地で、感覚過敏などの特性のある子が静かに過ごせる「ゆらり庵」(小1〜高3)も運営しています。

くらら庵・ゆらり庵(NPO法人Reframe)の公式サイト

中京区: フリースクール YUME school 京都二条校

YUME school 京都二条校
運営: 一般社団法人YUME
所在地: 京都市中京区西ノ京職司町63-2 フィルパーク京都二条2F(JR・地下鉄二条駅すぐ)
対象年齢: 小学3年生〜高校3年生(小学1・2年生は要相談)
料金: 入会金55,000円、週1・2日コース月38,500円、週3・4日コース月49,500円、週5日コース月55,000円(別途システム利用料月550円。税込)

2021年7月に開校した、時間割に沿って授業を受けるタイプのフリースクールです。体験授業・学習・自由時間とメリハリをつけた活動で、机に座る教室のようなスタイルで集団活動に慣れていきます。

職員15名のうち13名が高校の教員免許を持ち、心理士と看護師もいます。平日10時〜16時。在籍校には毎月報告書を提出しています。

市内では在籍数が多い施設のひとつで、情報提供シートでは定員約50名・在籍37名となっています。

YUME school 京都二条校の公式サイト

中京区: クラーク国際中等部 京都キャンパス

クラーク国際中等部 京都キャンパス
運営: 要お問い合わせ(クラーク記念国際高等学校と教育連携)
所在地: 京都市中京区壬生神明町1-5(JR二条駅から徒歩約7分)
対象年齢: 小学6年生〜中学3年生
料金: 入学金30,000円、クラークスマートⅡ(週2回の対面+オンライン)月39,200円、クラークスマートⅠ(オンライン中心)月22,700円

クラーク記念国際高等学校の京都キャンパス内にあるフリースクールで、2024年7月に開設されました。

対面授業は火・木の10時20分〜15時40分で、高校に併設されているぶん、高校進学のイメージをつかみやすい環境です。

京都市内の遠足や近隣キャンパスとの合同行事があり、毎月「活動レポート」が保護者に郵送されます。駐輪場があり自転車通学ができます。

クラーク国際中等部 京都キャンパスの公式サイト

下京区: 不登校相談支援センター「なごみの教室」

なごみの教室
運営: 京都つくば開成高等学校(学校法人つくば開成学園)
所在地: 京都市下京区西洞院通七条上る福本町406(京都駅烏丸口から徒歩8分)
対象年齢: 中学2年生・中学3年生
料金: 無料(授業料などの経費はなし。行事の入場料のみ実費)

京都駅から歩ける通信制高校・京都つくば開成高校の教職員とスクールカウンセラー、心理系の大学生・大学院生が運営する、中学生のための居場所です。2016年開設。

学習は在籍校の教材や自分で選んだ教材での自学形式で、「週1日1時間」から「週4日4時間」まで通う回数を自分で選べます。定員は各中学校から2名。

日誌をもとに月ごとの活動をまとめて在籍中学校へ送り、出席認定は中学校長が判断します。開室は月・火・木・金。

なごみの教室(京都つくば開成高等学校)の公式サイト

下京区: 第一学院中等部 京都キャンパス

第一学院中等部 京都キャンパス
運営: 株式会社ウィザス
所在地: 京都市下京区烏丸通松原下ル五条烏丸町407-2 烏丸KT第2ビル5F(地下鉄五条駅から徒歩約3分)
対象年齢: 中学1年生〜中学3年生
料金: 登録料5,500円、受講料月11,000円

通信制高校・第一学院高等学校の京都キャンパスに併設された中学生向けのフリースクールで、2018年4月開設です。

AI搭載のデジタル教材「すらら」での学習と、高校の夏祭りや文化祭などの行事参加、プログラミング講座が活動の柱です。

月謝が月11,000円と市内の通信制中等部のなかでは抑えめで、平日9時〜17時に開いています。在籍校には月ごとに登校や学習の成果を報告しています。

第一学院中等部 京都キャンパスの公式サイト

南区: フリースクールほっとハウス

フリースクールほっとハウス
運営: 要お問い合わせ
所在地: 京都市南区西九条高畠町21(近鉄十条駅から徒歩10分)
対象年齢: 小学生〜中学生
料金: 入会金35,000円、学費月15,000円、食費1回300円

1999年4月に開校し、2012年に京都府認定フリースクールになった、不登校の小中学生の居場所です。

毎週火・水・金曜の10時から17時まで開いていて、午前中はみんなで昼ご飯づくりをして一緒に食べることを大事にし、午後は公園に行ったり絵を描いたりゲームをしたりと、家にいるような雰囲気で過ごします。17時からは勉強希望者向けの勉強会があります。

臨床心理士や社会福祉士のスタッフがいて、保護者の希望があれば出席状況を毎月学校に送っています。京都市の連携事業「ふれあい・アテンダント」(家庭訪問)の担い手でもあります。

フリースクールほっとハウスの公式サイト

南区: フリースクールひだまり

フリースクールひだまり
運営: 未来共育学園
所在地: 京都市南区久世高田町257-139 桂川駅前ビル3階(JR桂川駅から徒歩2分、阪急洛西口駅から徒歩5分)
対象年齢: 小学生〜高校生
料金: 入会金20,000円、1回4,500円、回数券11回45,000円(税別。昼食実習費・校外学習費は別途)

2021年6月に開設された、ものづくり・自然体験・表現活動を軸にしたフリースクールです。

献立を決めて買い物に行き、作って片づけるまでを自分たちでやる昼食づくり、大原野に借りた畑での農園活動、その日の仕事を自分で選んで報酬が「その日の為替レートのドル」で支払われる「働く活動」など、体験のメニューがユニークです。

月〜金の9時〜15時。1か月のプログラムを見て、ひだまりに行く日と学校に行く日を自分で選べます。保護者には毎回、写真つきの報告がLINEグループで届きます。

フリースクールひだまりの公式サイト

左京区: わく星学校

わく星学校
運営: 要お問い合わせ
所在地: 京都市左京区岩倉長谷町745(京都バス「岩倉村松」から徒歩10分)
対象年齢: 小学生〜中学生(義務教育年限)
料金: 参加費41,000円(情報提供シートの記載。内訳や支払い単位は要お問い合わせ)

1990年4月に開校し、2011年に京都府認定フリースクールになった、京都で最も長く続いているフリースクールのひとつです。

決まったカリキュラムに縛られず、自分たちの「学び」を自分たちで計画して実行することで主体性を身につける場で、岩倉の自然のなかでハイキングや田植え、料理、芸術・科学の活動があります。月〜金の9時30分〜16時。

教員免許を持つスタッフとカウンセラーがいて、在籍校には出席日数と学習状況を報告しています。月1回の親の会もあります。

わく星学校の公式サイト

右京区: フリースクール マナビノ

フリースクール マナビノ
運営: 要お問い合わせ
所在地: 京都市右京区京北上弓削町弾正27(京北ふるさとバス「筒江口」から徒歩3分)
対象年齢: 小学生〜高校生
料金: 入学金20,000円、週1回コース月12,000円、週2回コース月22,000円、週3回コース月32,000円(情報提供シートの記載。最新の料金は要お問い合わせ)

2023年1月に京北の旧小学校の校舎で始まったフリースクールで、「子どもが自分のままで安心して過ごせる場所」を掲げています。

農作業や自然のなかでの体験、料理や工作、季節の行事を大切にし、教科は子どものペースに合わせた個別の学びです。

毎週月・水・金の10時〜16時に開き、この3日は給食があります(火・木は漫画図書館として開放)。何よりもまず「心の回復」を大切にする、と情報提供シートに書かれています。

フリースクール マナビノの公式サイト

ここまでで通える場所が見つからなかった方へ

京都市内の施設は、週2〜3日通う形で月3〜4万円前後、毎日通うと月5万円台になるところもあり、通う頻度と費用のバランスで迷う方が少なくありません。

まずは週1回から始めたい、家で担任の先生とつながる形から始めたい、という方は、オンラインフリースクールのクラスジャパン小中学園も選択肢に入れてみてください。

京都市の情報提供にも掲載されていて、出席扱いの要件を満たす仕組みが整っています。

>>自宅から通えるオンラインの選択肢を見る

伏見区: トライ式中等部 丹波橋キャンパス

トライ式中等部 丹波橋キャンパス
運営: 株式会社トライグループ
所在地: 京都市伏見区京町南7丁目25-1 1F(京阪丹波橋駅から徒歩約2分、近鉄丹波橋駅から徒歩約3分)
対象年齢: 中学1年生〜中学3年生
料金: 月額44,000円、設備費月3,300円、行事運営費年12,100円(3か月以上の継続利用は入学金55,000円とシステム費年33,000円が別途。税込)

トライ式高等学院の丹波橋キャンパスに併設された中学生向けのフリースクールです。授業はすべてマンツーマンで、中学校の学習サポートや高校受験対策のほか、参加自由の行事・クラブ活動、カウンセリング、年4回の進路面談があります。

登校頻度や時間割は体調や目標に合わせて決められます。在籍校にはキャンパス長が挨拶に行き、出席カウントも学校長との相談のうえで可能と書かれています。京都市内には丸太町(中京区)・京都駅前(南区)にもキャンパスがあります。

トライ式中等部 丹波橋キャンパスの公式サイト

掲載していない区について

上京区・北区・東山区・山科区・西京区については、公式サイトで運営や所在地まで確認できる通所型のフリースクールを今回は掲載できませんでした。

上京区の安養寺フリースクール(京都府認定フリースクール。4歳〜高校生、1日2,500円)は京都市の情報提供と連携事業の両方に載っている歴史ある施設ですが、公式サイトがサービス終了で閉じていたためリンクを載せられませんでした。

関心のある方は情報提供シートの電話番号(075-414-4192)で直接確認してください。

北区のNPO法人福祉広場は相談室、西京区のオープンスペース祐の風は月1回と不定期の居場所で、毎日通うフリースクールとは性格が違うため一覧から外しています。

京都市の情報提供には、この記事で紹介した以外にも右京区のMAC真成塾やまんなか、伏見区のセイカ学園中等部、中京区のいばしょかふぇなどが載っています。新設や移転、料金の改定で情報が変わることがあるため、通う前には必ず公式サイトと直接の問い合わせで最新情報を確認してほしいです。

公的な選択肢としては、前半で紹介した「ふれあいの杜」の学習室が市内に6か所+サテライト2か所あり、区に施設がなくても在籍校を通じて不登校相談支援センターに相談できます。

京都市を含む京都府全体の一覧はこちらの記事にまとめています。宇治市や長岡京市、亀岡市(月額1万円の補助制度あり)など、京都市の外の施設と制度はこちらから見てみてください。

>>京都府のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

掲載のない地域にお住まいの場合も、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」なら地域を問わず自宅から利用できます。

ネットの先生(担任)が伴走し、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになった実績も多数あります。

2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。

>>クラスジャパン小中学園について詳しく見る

まとめ。合うかどうかで選んでいい

フリースクールは、優劣ではなく「その子に合うかどうか」で選ぶものです。京都市は、時間割に沿って集団で活動する場、京町家でやりたいことを自由にやる場、京北や岩倉の自然のなかで過ごす場、通信制高校に併設された学習中心の場と、タイプの幅が広い地域です。見学してから決めていいし、複数の場所を並行して検討してもかまいません。

今日できる一歩として、この記事の11施設のなかから「開いている曜日」と「通える距離」で2つに絞ってみてください。それだけで見学の問い合わせ文が書けます。文面は「不登校の小5の親です。見学はできますか」の2文で十分です。返信の丁寧さも、その場が合うかどうかを見る材料になります。

完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談

よくある質問

京都市にフリースクールはいくつありますか?

京都市教育委員会が公開している「不登校児童生徒の支援に係るフリースクール等民間団体の情報提供」には、令和8年4月1日現在で37団体(京都市内23、京都府内の市外5、滋賀県2、大阪府1、オンライン6)が載っています。

相談室や通信制高校の中等部も含まれるため、平日の日中に小中学生が通えるフリースクールの数はこれより少なく、一方で情報提供に載っていない施設もあります。

この記事では、公式サイトや情報提供シートで運営・所在地・料金まで確認できた11施設を区別に紹介しています。

京都市でフリースクールの利用料の補助金はありますか?

2026年9月時点で、京都市にも京都府にも、フリースクールの利用料を保護者に直接支給する補助金は公式には確認できませんでした。

京都府の「フリースクール連携推進事業」は府認定フリースクールの運営者向けの助成で、京都市の連携事業も体験活動や家庭訪問の提供であって利用料の補助ではありません。

制度は年度単位で変わるため、京都市教育委員会生徒指導課や市の公式ページで最新情報を確認してください。なごみの教室のように無料の施設や、月11,000円の第一学院中等部のように費用を抑えた施設を選ぶ方法もあります。

フリースクールに通うと学校の出席扱いになりますか?

在籍校の校長が認めれば、フリースクールでの活動が指導要録上の出席扱いになる場合があります。文部科学省の通知が根拠で、京都市も民間施設への通所が出席扱いの対象になりうることを市のページで明文化しています。

京都市の情報提供に載っている団体は「京都市立学校で出席扱いと認められた実績がある」ことが掲載要件なので、この記事の11施設はいずれも市内で実績があります。施設の見学とあわせて、在籍校にも早めに相談しておくとスムーズです。

この記事で解決しなかったら

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出典

  1. 京都市教育委員会「不登校児童生徒の支援に係るフリースクール等民間団体の情報提供」(令和8年4月1日現在) ページ  本文へ戻る
  2. 京都府教育委員会「京都府版 社会的自立に向けた不登校児童生徒支援について」(令和2年3月。京都府認定フリースクールの紹介) PDF  本文へ戻る
  3. 文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(都道府県別 1,000人当たり不登校児童生徒数) PDF  本文へ戻る
  4. 京都府教育委員会 学校教育課「いじめ・不登校」(フリースクール連携推進事業) ページ  本文へ戻る
  5. 京都市教育委員会「フリースクール連携事業」 ページ  本文へ戻る
  6. 京都市教育委員会「不登校の子どもたちへの支援」(不登校相談支援センター・ふれあいの杜・洛風中学校・洛友中学校) ページ  本文へ戻る
  7. 京都市教育委員会「オンラインの居場所」(令和8年度参加者募集) ページ  本文へ戻る
  8. 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 ページ  本文へ戻る
  9. 京都市教育委員会「不登校児童生徒の指導要録上の出席扱いについて」 ページ  本文へ戻る
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この記事を書いた人

小幡 和輝のアバター 小幡 和輝 株式会社明光みらい 代表取締役社長 / クラスジャパン小中学園 校長

1994年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の校長として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」』(エッセンシャル出版社)、『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方』(小学館)など。

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