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杉並区のフリースクールと補助金一覧。通える場所を地域で探せます【2026年最新】

杉並区でフリースクールを探している方へ。この記事では、杉並区内で公式サイトから実在と内容を確認できたフリースクール5か所と、隣接する中野区・三鷹市からアクセスしやすい施設2か所を、順位をつけずに紹介します。あわせて、東京都の利用料助成(月額上限2万円)と杉並区の公的な不登校支援もまとめました。

先にお伝えすると、杉並区は都内でもフリースクールの選択肢が多い地域です。JR中央線・丸ノ内線の沿線に施設が集まっていて、荻窪・西荻窪・南阿佐ヶ谷の駅周辺だけで複数の施設に通えます。さらに東京都の助成(補助金として最大で月2万円まで)を使えば、利用料の負担を軽くできます。

自己紹介が遅れました。小幡和輝です。学校に行かなかった期間が、僕にはおよそ10年あります。その間はフリースクールで学びました。いまは不登校の専門家として本を書いたり、対面やオンラインのフリースクールを運営しながら、2000人以上の子どもたちに関わっています。

目次

杉並区のフリースクールと補助金の状況

東京都の調査では、令和6年度の都内公立小中学校の不登校児童生徒数は31,335人(小学校13,296人・中学校18,039人)でした。どの学校にも、教室に通っていない子が当たり前にいる状況です。

出典: 杉並区のフリースクールと補助金の状況の公式ページ

東京都の助成金(月額上限2万円)

都内在住の小中学生がフリースクール等に通う場合、「東京都フリースクール等利用者支援事業」で利用料の助成を受けられます。

  1. 助成額 児童・生徒1人につき月額上限20,000円(入会金・教材費・施設維持費などは対象外)
  2. 対象 都内在住の不登校の小中学生の保護者。収入制限はありません
  3. 対象施設 都に登録された施設。対象施設の一覧が公開されています

事業の詳細: 東京都の助成金(月額上限2万円)の公式ページ
対象施設一覧(令和7年度): 東京都の助成金(月額上限2万円)の公式ページ

年度ごとに申請期間や要件が変わるため、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。

杉並区独自の支援

杉並区には、都の助成に上乗せする区独自のフリースクール利用料補助は、公式サイトでは確認できませんでした(2026年9月時点)。そのかわり、区は公的な学びの場と相談窓口をかなり手厚く用意しています。

  1. さざんかステップアップ教室 区の教育支援センター。天沼教室・和田教室(中学生)、宮前教室(小5〜6・中学生)、荻窪教室(小学生)の4教室があり、小集団での学習や活動を無料で利用できます

  2. 高井戸チャレンジクラス 不登校の子のための校内分教室。ゆとりある生活時程で一人ひとりに合わせた支援をしています

  3. 学びの多様化学校 2028年4月に分教室型で開設予定です

  4. 教育相談 多様な学び支援課 教育相談室(電話 03-6304-3017)で専門的な相談ができます

杉並区の不登校支援事業: 杉並区独自の支援の公式ページ
東京都の不登校ポータル(杉並区のページ): 杉並区独自の支援の公式ページ

東京都全体のフリースクールと補助金はこちらの記事にまとめています。

>>東京都のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

フリースクールでも出席扱いになる可能性があります

フリースクールでの学びは、一定の要件を満たせば在籍校の指導要録上の出席扱いになります。文部科学省が通知で認めている全国共通の仕組みで、認めるかどうかは在籍校の校長が判断します。

出典: フリースクールでも出席扱いになる可能性があります

杉並区での出席扱いの進め方は、実例つきでこちらの記事で詳しく解説しています。

>>【実例あり】杉並区で不登校の出席扱いが認められた方法。東京都の補助金月2万円も併用できます

まだ外に出るのが難しい、近くに通える場所がないという方へ

オンラインフリースクール クラスジャパン小中学園

一覧の前に、ひとつだけ知っておいてほしい選択肢があります。

杉並区は施設が多い地域ですが、それでも「電車に乗って通うのはまだ難しい」「家から出るエネルギーがそもそもない」という時期の子はたくさんいます。それはご家庭の努力不足ではありません。

そういう時期の選択肢として、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。ネットの先生(担任)が伴走してくれて、自宅から自分のペースで学べます。

2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきました。一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになる仕組みも整っています。

学習AIがヒントを出しながら一緒に考えてくれて、学習以外に使えないフィルタリング設定もあります。

詳細はこちら: クラスジャパン小中学園

杉並区のフリースクール一覧

杉並区内の施設を中心に、近隣の区市からアクセスしやすい施設もあわせて紹介します。順位をつけたものではありません。

明光フリースクール 南阿佐ヶ谷新高円寺校

明光フリースクール 南阿佐ヶ谷新高円寺校
運営: 株式会社明光みらい
所在地: 杉並区阿佐谷南1-1-4 デュオメゾン高円寺南1F
対象年齢: 不登校の小中学生
料金: 週1回20,000円から

明光義塾の個別指導の考え方がベースになった、小中学生対象のフリースクールです。一人ひとりに寄り添った運営が特徴です。プログラミングやeスポーツといった新しい学び、体験ができる子どもたちの居場所です。

丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅・新高円寺駅のどちらからも徒歩7分で、杉並区の真ん中から通いやすい立地です。開校からまもないため都の対象施設一覧にはまだ掲載されていませんが、学校の出席扱いや東京都の助成金の対象になった実績があります。

なお、この記事を掲載しているメディアは明光フリースクールが運営しています。自社の施設なので詳しく書けている部分がありますが、順位づけの意図はありません。校舎の詳細や見学の申し込みは校舎ページからどうぞ。

明光フリースクール 南阿佐ヶ谷新高円寺校の公式サイト

ATLAS International School 荻窪校

ATLAS International School 荻窪校
運営: 特定非営利活動法人iプロジェクト
所在地: 杉並区上荻1-18-16 第一亀屋酒販ビル4階
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生
料金: 要お問い合わせ

英語で学ぶ体験型・創造型のスクールです。各学年8〜12人の少人数制で、英語がはじめての子向けのクラスもあります。荻窪駅から徒歩圏で、東京都の利用者支援事業の対象施設一覧にも掲載されています。

ATLAS International School 荻窪校の公式サイト

コロロフリースクール(ウエストサイドスクール)

コロロフリースクール(ウエストサイドスクール)
運営: 株式会社コロロ発達療育センター
所在地: 杉並区西荻北3-33-9
対象年齢: 発達障害のある小学1年生〜高校3年生(診断の有無は問いません)
料金: 週1コース月49,500円、毎日コース月77,000円(小学生)〜95,000円(中学・高校生)。別途行事費等

自閉症をはじめとした発達障害のある子のためのフリースクールで、2003年開校。独自のコロロメソッドに基づき、リズム体操や製作、学習、戸外歩行などを個々に合わせてプログラムしています。月〜金の週5日開所です。

コロロフリースクール(ウエストサイドスクール)の公式サイト

Mスクール

Mスクール
運営: 要お問い合わせ
所在地: 杉並区天沼2-4-1 井上ビル3号館202
対象年齢: 小学5年生〜中学3年生(現在、新規の受け入れは中学生のみ)
料金: 要お問い合わせ

荻窪駅北口から徒歩3分のフリースクール。通う日時を自分で選べて、探究活動やアート、英語、コミュニケーションの練習などに取り組みます。中学3年生には作文や面接練習など進路のサポートもあります。

Mスクールの公式サイト

にしおぎ学院

にしおぎ学院
運営: 要お問い合わせ
所在地: 杉並区西荻北3-31-7 石田ビル2階
対象年齢: 中学生〜高卒生
料金: 要お問い合わせ

不登校の子を専門にした完全個別指導の学習塾で、1部屋に生徒1名のマンツーマン指導が特徴です。午前が苦手な子に配慮して授業は平日14時から。基礎からの学び直しや、チャレンジスクールなどの受験にも対応し、東京都の対象施設一覧にも掲載されています。西荻窪駅から徒歩2分です。

にしおぎ学院の公式サイト

フリースペースコスモ(三鷹市・近隣の選択肢)

フリースペースコスモ
運営: 認定NPO法人文化学習協同ネットワーク
所在地: 三鷹市下連雀1-14-3 3F
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生(高校生も相談可)
料金: 月会費52,000円(基本会費20,000円+活動参加費32,000円)。体験入会は3回まで無料

三鷹市の老舗NPOが運営する不登校の子どもの居場所です。月〜金の10時〜17時に開所していて、安心できる居場所づくりを大切にしています。杉並区の西側(久我山・高井戸方面)からも通いやすい立地です。

フリースペースコスモ(三鷹市・近隣の選択肢)の公式サイト

フリースクール「フェルマータ」(中野区・近隣の選択肢)

フリースクール「フェルマータ」
運営: 要お問い合わせ
所在地: 中野区中野3-19-2 ディアコート102
対象年齢: 小学5年生〜中学生
料金: 入会金10,000円、月会費39,000円(週2日のライトコースは27,000円)、施設設備費月2,500円

中野駅近くのフリースクールで、月〜金の10時30分〜15時に活動しています。個別指導コースや在宅指導コースもあり、通い方を段階的に選べます。中央線で杉並区から乗り換えなしで通えます。

フリースクール「フェルマータ」(中野区・近隣の選択肢)の公式サイト

掲載していない施設について

杉並区内には、このほかにも学びの場や居場所があります。ただ、公式サイトで運営や所在地、対象が確認できなかった施設は、正確さを優先して掲載していません。また、外国にルーツのある子ども向けなど、目的が大きく異なる施設も外しています。

フリースクールは新設や移転で情報が変わりやすいので、通う前に必ず公式サイトと直接の問い合わせで最新情報を確認してください。公的な選択肢としては、先ほど紹介した区のさざんかステップアップ教室(4教室・無料)があり、多様な学び支援課の教育相談室に相談できます。

掲載のない地域にお住まいの場合も、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」なら地域を問わず自宅から利用できます。

ネットの先生(担任)が伴走し、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになった実績も多数あります。

2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。
クラスジャパン小中学園

まとめ。フリースクールは合うか合わないかで選ぶもの

フリースクールに優劣はありません。あるのは、その子に合うか合わないかだけです。杉並区は中央線・丸ノ内線沿線に選択肢がそろっているので、2〜3か所を並行して見学して、子ども本人が「ここなら行ってもいい」と感じる場所を選んで大丈夫です。

今日できる一歩をひとつ挙げるなら、気になった施設の見学予約フォームを1件だけ送ってみてください。多くの施設は保護者だけの相談から受け付けているので、子どもを連れて行く段取りはまだ考えなくて大丈夫です。

完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。

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よくある質問

杉並区にフリースクールはありますか?

あります。この記事では公式サイトで実在を確認できた区内5か所(明光フリースクール南阿佐ヶ谷新高円寺校、ATLAS International School荻窪校、コロロフリースクール、Mスクール、にしおぎ学院)と、近隣の中野区・三鷹市の2か所を紹介しています。荻窪・西荻窪・南阿佐ヶ谷など中央線・丸ノ内線の駅周辺に集まっています。

杉並区でフリースクールの利用料の補助金はありますか?

東京都の「フリースクール等利用者支援事業」で、都内在住の不登校の小中学生1人につき月額上限2万円の助成を受けられます。収入制限はありません。

杉並区独自の上乗せ補助は2026年9月時点で確認できませんでしたが、区のさざんかステップアップ教室は無料で利用できます。最新情報は都と区の公式サイトでご確認ください。

フリースクールに通うと学校の出席扱いになりますか?

一定の要件を満たせば、在籍校の指導要録上の出席扱いになります。文部科学省の通知で認められている全国共通の仕組みで、在籍校の校長が判断します。まずは在籍校の担任か杉並区の教育相談室に相談してみてください。

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この記事を書いた人

小幡 和輝のアバター 小幡 和輝 株式会社明光みらい 代表取締役社長 / クラスジャパン小中学園 校長

1994年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の校長として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」』(エッセンシャル出版社)、『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方』(小学館)など。

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