「高校生 クラウドファンディング」で検索しているみなさんは、やりたい企画やほしい機材があって、その資金をどう集めるかを考えている段階だと思います。結論から言うと、高校生でもクラウドファンディングに挑戦することはできます。ただし未成年であることから、保護者の同意やプラットフォームの利用条件など、大人の挑戦とは違う準備がいくつか必要です。
僕は小幡和輝と申します。約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、18歳で起業しています。今は対面やオンラインのフリースクール、通信制高校の連携施設を運営する立場です。僕自身、クラウドファンディングで支援を募って、不登校の子どもたちのためのイベントを全国で同時開催した経験があります。自分のプロジェクトに加えて他の人の挑戦のサポートも含めると、これまでに累計2000万円ほどの資金調達に関わってきました。
お金を集める手段としてだけでなく、仲間と応援が集まる仕組みとしてのクラウドファンディングの価値を、実体験から知っているつもりです。この記事では、高校生が挑戦するための手順と注意点を整理します。
高校生でもクラウドファンディングはできる?
法律で「未成年はクラウドファンディング禁止」と決まっているわけではありません。ただし、未成年者が保護者(法定代理人)の同意なしに結んだ契約はあとから取り消せるという民法のルールがあるため、各プラットフォームは利用規約で未成年者の利用に条件を付けています。保護者の同意を必須にしているサービスが多く、中には18歳以上しか起案できないサービスもあります。
2022年4月からは成年年齢が18歳に引き下げられたので、18歳の誕生日を迎えた高校3年生は法律上の成人として自分の判断で契約できます。17歳以下で挑戦するなら、保護者の同意を取ることが実質的なスタートラインです。出典:法務省 成年年齢の引下げ https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00218.html
同意はハードルに見えるかもしれませんが、順番が逆です。プロジェクトを本気で形にしたいなら、一番近くにいる大人を最初の応援者にできるかどうかが試されていると考えてください。ここを乗り越えられない企画は、見ず知らずの支援者の心も動かせません。
クラウドファンディングの3つの種類と高校生に向く型
クラウドファンディングとひとことで言っても、仕組みは大きく3つに分かれます。
- 購入型 支援のお返しに商品やサービス(リターン)を届ける型。高校生の挑戦のほとんどはこれです
- 寄付型 リターンのない寄付として支援を受ける型。社会貢献的な企画で使われますが、受け取ったお金が贈与として扱われる場合があります
- 金融型 投資や融資としてお金を集める型。金融関連の規制が関わるため、高校生の挑戦には現実的ではありません
高校生が選ぶべきは基本的に購入型です。「支援してもらって終わり」ではなく、リターンを約束して届けるところまでがプロジェクトなので、商売の練習として学べることが最も多い型でもあります。
挑戦の手順を5ステップで
実際に挑戦するときの流れを整理します。
- 企画を一枚にまとめる 何のために、いくら必要で、集まったら何をするのか。この3つに答えられない企画は支援が集まりません
- 保護者に相談して同意を得る 利用規約の確認と同意書の準備もこの段階で行います。口座など保護者名義の協力が必要になる場合もあります
- プラットフォームを選んで審査に出す 手数料率、未成年の利用条件、審査の内容はサービスごとに違うので必ず比較します
- 公開前に応援してくれる人を集めておく 公開直後の支援の伸びがプロジェクトの勢いを決めます。友人、家族、先生など、最初に支援してくれる人に事前に声をかけておきます
- 活動報告を続け、リターンを必ず届ける 集めたあとの誠実さがすべてです。進捗の報告と期日どおりのリターン発送までやり切って、初めて成功と言えます
僕がイベントの資金を集めたときも、公開してから頑張るのではなく、公開する前にどれだけの人に企画を話して回ったかで結果が決まったと感じています。クラウドファンディングは告知の道具ではなく、それまでに築いた信頼が数字になって表れる場所です。
高校生が特に気をつけたい注意点
挑戦する前に、次の点は必ず押さえてください。
- お金の管理を一人で抱えない 集まった資金の入金先や使い道は、必ず保護者と共有します。使途があいまいになると信頼を失います
- 税金の扱いを確認する 購入型で集めたお金は売上として、寄付型は贈与として課税の対象になる場合があります。金額が大きくなりそうなら、確定申告が必要かどうかを保護者と一緒に税務署へ確認してください
- 個人情報の出し方に注意する 顔や名前を出して発信することになるので、住所や学校名など、どこまで公開するかを事前に決めておきます
- 達成できなかった場合の設計を知っておく 目標金額に届かないと支援が成立しない方式と、集まった分だけ受け取れる方式があります。リターンの原価を考えて選びます
失敗しても、挑戦の過程で得られる経験は消えません。企画を言葉にして、人に伝えて、お金の責任を持つ。この一連の経験は、進路を考えるうえでどんな模擬試験よりも自分の輪郭をはっきりさせてくれます。
起業を直接学べる場所で学ぶという選択肢
クラウドファンディングに挑戦したい、事業をやってみたいという高校生にとって、挑戦と学業を両立できる環境選びは大切です。通信制高校の仕組みを使えば、平日の時間を企画や準備に充てながら高校卒業を目指せます。
僕が学院長を務める明光義塾高等学院には、起業家精神を育てるアントレプレナーコースがあります。高校卒業資格を目指しながら、高校在学中に起業した当事者である僕自身が、起業のノウハウや考え方、稼ぐ力を直接教えるコースです。生徒のやりたい事業に合わせて、外部講師を招くことも予定しています。
手取り足取りのサポートではありません。実際に手を動かして稼ぐ覚悟がある人を求めています。経歴やスキルは不問です。中学からの進学だけでなく、いまの高校からの編入も積極的に受け入れています。
学習面は、全国の明光義塾教室との連携で中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きでサポートします。事業に時間を使いながら、卒業資格という土台をきちんと残せます。
気になった方は、まず資料請求をしてください。その際に「アントレプレナーコースの相談」と書いていただければ話が早いです。
【明光義塾高等学院】資料請求はこちら
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アントレプレナーコースの詳細はこちら
https://note.com/meikomirai/n/n85395387b877
まとめ
高校生でもクラウドファンディングには挑戦できます。鍵になるのは、保護者の同意という最初のハードルを対話で越えること、購入型を選んでリターンまでやり切ること、そしてお金と情報の管理を一人で抱えないことです。公開前にどれだけの人に企画を語れたかが結果を決めます。
挑戦したいことがあるのに一歩が踏み出せない、親をどう説得すればいいかわからない。そんなときは、一人で悩まず無料のLINE相談で状況を聞かせてください。
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よくある質問
高校生でもクラウドファンディングはできますか?
法律で禁止されているわけではなく、高校生でも挑戦できます。ただし未成年者の契約は保護者の同意が前提になるため、多くのプラットフォームが利用規約で保護者の同意を必須にしています。18歳以上しか起案できないサービスもあるので、利用条件を必ず確認してください。
高校生にはどの種類のクラウドファンディングが向いていますか?
支援のお返しに商品やサービスを届ける購入型が基本です。寄付型は受け取ったお金が贈与として扱われる場合があり、投資や融資の金融型は規制の面から高校生には現実的ではありません。リターンを届けるところまで経験できる購入型が、学びも最も多い型です。
クラウドファンディングで集めたお金に税金はかかりますか?
購入型で集めたお金は売上として、寄付型は贈与として課税の対象になる場合があります。金額が大きくなりそうな場合は、確定申告が必要かどうかを保護者と一緒に税務署へ確認しておくと安心です。
