ティントルの料金を調べていて、「1コマ30分いくら」という料金が、月にするといくらになるのかを知りたい。そんな方に向けて、公式サイトの金額をそのまま整理します。
先に結論です。ティントルは受けた分だけの後払い制で、小学生の1コマ30分が講師ランクによって1,320円から2,970円(税込)です。週1回1時間で計算すると、月額は小学生で10,560円から23,760円、中学生で14,960円から28,160円(いずれも税込)になります。[1]
そしてもう1つ大事な点があります。ティントルはフリースクールではなく、オンラインの個別指導です。 出席扱いは「ホームスクーリングコース」というオプションで対応する形になっています。[2]
自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、現在は不登校の専門家として本を書いたり、クラスジャパンでこれまで2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしてきました。
僕はオンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」の校長で、ティントルとは同じ領域の事業者です。だからこの記事では評価を書かず、公式の数字と選び方の軸だけを載せます。
ティントルの授業料(公式サイト掲載額)
公式サイトの授業料ページに掲載されている、小学生と中学生の金額です。[1]
| 講師ランク | 小学生 1コマ30分 | 小学生 週1回1時間の月額 | 中学生 1コマ30分 | 中学生 週1回1時間の月額 |
|---|---|---|---|---|
| Sランク | 2,970円 | 23,760円 | 3,520円 | 28,160円 |
| Aランク | 2,420円 | 19,360円 | 2,970円 | 23,760円 |
| Bランク | 1,870円 | 14,960円 | 2,420円 | 19,360円 |
| Cランク | 1,320円 | 10,560円 | 1,870円 | 14,960円 |
すべて税込で、月額は1か月4週で換算した金額です。講師ランクは、本部スタッフが行う講師研修や指導経験によって分類されていると説明されています。Sランクの講師はA・B・Cランクの内容にも対応でき、Aランクの講師はB・Cの内容にも対応可能です。[1]
同じ週1回でも、ランクで月1万円以上の差が出ます。金額を比べるときは、どのランクの前提かを必ず揃えてください。
受けた分だけの後払い制という設計
ティントルの料金設計は、これまで紹介してきたオンラインフリースクールとかなり違います。公式サイトの説明をまとめます。[1]
- 1コマ30分単位、受けた分だけの後払い 曜日・時間・回数を自由に決められる
- 当日キャンセルが可能 授業開始1時間前までの連絡ならキャンセル料なし
- 科目数では変わらない 授業料は受けたコマ数で決まる。5教科対応
- 途中で回数を変更できる 慣れてきたら増やすことも可能
体調や気持ちの波がある子にとって、当日キャンセル無料と回数自由は大きいと思います。月額が固定のサービスでは、参加できなかった月にも費用がかかります。
一方で、支出が読みにくいという面はあります。月額固定のサービスなら家計の計画が立てやすい。ここは設計の違いなので、どちらが良いという話ではありません。
出席扱いはオプションで対応します
公式サイトのホームスクーリングコースのページによると、これは必要に応じてオプションとして追加できるサービスです。[2]
個別指導やICT教材での学習をスケジューリングし、主要5教科の継続的な学習をサポートします。並行してスタッフが学習記録をもとに申請書を作成し、それを在学先の学校長に提出することで出席扱いとして申請できる、という流れです。[2]
公式サイトに書かれている手順は6ステップです。
- お申し込み 開始月の前月20日まで
- 初回面談 学習スケジュールの計画とコンテンツの使い方の説明
- 1か月間の学習・面談 ICT教材、オンライン個別指導、スタッフとの定期面談
- 書類作成 学習内容を記録し、スタッフが作成して自宅に郵送
- 学校に提出 保護者が提出する
- 出席扱い 学校長の判断で決まる
翌月からは3から6を繰り返す形です。スタッフが書類を作って郵送してくれるという点は、実務的にかなり助かる部分だと思います。
対象は小学生・中学生です。ティントル自体は高校生まで利用できますが、自宅学習の出席扱いが認められるのが小中学生のため、このオプションも小中学生向けと説明されています。[2]
授業料ページの試算ツールでは、ホームスクーリングコースを付けると月8,000円(税込8,800円)が授業料に加算されます。[1] なお、入会金などの初期費用は授業料ページに記載がないため、個別相談で確認してください。
ティントルの無料体験授業は、ティントルの公式サイトから申し込めます。
「認められなかったケースはない」の読み方
公式サイトのよくある質問には、出席扱いを認めるかどうかは学校長の判断なので、必ず認められるとは言い切れない、と書かれています。
そのうえで、事前に学校長と学習内容のすり合わせを行い、「この内容なら出席扱いと認められる」という確認をとってから始めているため、これまで認められなかったケースはない、と説明されています。[2]
この書き方は誠実だと思います。 必ず認められるとは言わず、そのうえで実績を述べています。
ポイントは「事前に学校長とすり合わせてから始める」という部分です。出席扱いの判断は在籍校の校長が行うので、始めてから交渉するのではなく、始める前に確認するという順番が効いています。これはどのサービスを選ぶ場合でも真似できる進め方です。
出席扱いの要件そのものは、こちらの記事で文部科学省の通知をもとに解説しています。
>>「不登校でも出席扱いに?」文部科学省の通知で出席扱いになる3つの要件を徹底解説
>>自宅から学べるオンラインの選択肢を見る(クラスジャパン小中学園)
学習の場所か、居場所か
ここが選び方のいちばん大事な分かれ目です。
ティントルはオンライン個別指導です。講師と1対1で学習を進め、出席扱いはオプションで足す構造になっています。学習と出席扱いに目的が絞られています。
一方、オンラインフリースクールは居場所です。同年代との関わりや部活、イベントが中心にあり、学習はその一部です。
どちらが必要かは、お子さんの状態で変わります。
- 勉強の遅れが不安で、まず学習を進めたい 個別指導型が向く
- 人とのつながりがなくなっているのが心配 フリースクール型が向く
- その両方 両方使う家庭もあります
僕たちが運営しているクラスジャパン小中学園は2の型です。ネットの先生(担任)が伴走し、自宅から自分のペースで学べます。2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。
入会金11,000円、月額利用料27,500円で、学習教材もオンライン部活も体験活動の費用も月額に含まれます。この2つ以外に別途費用は発生しないと公式サイトに明記されています(2026年9月時点)。
>>クラスジャパン小中学園の料金はいくら?入会からの流れと費用の中身
ほかのサービスも含めて費用と出席扱いの有無を一覧で見たい方は、こちらにまとめています。
>>【小学生・中学生向け】オンラインフリースクール比較16選|費用や出席扱いの有無も解説
ティントルの無料体験授業は、ティントルの公式サイトから申し込めます。
通える場所も検討したい場合
対面の居場所を探している場合は、通えるフリースクールのほうが合います。
平日の日中に通える場所として、僕たちは明光フリースクールを運営しています。明光義塾の個別指導の考え方がベースになっていて、一人ひとりに寄り添った運営をしています。
プログラミングやeスポーツの時間もあり、学校ではないけれど通う場所です。学校の出席扱いや自治体の補助金の対象になる実績も多数あります。新規の校舎もどんどん展開していますので、お近くの教室についてはまずはお問い合わせください。
今日できる一歩
紙に「学習を進めたいのか」「つながりを作りたいのか」と書いて、どちらかに丸を付けてください。
両方に丸が付いたなら、優先順位を決めてください。いま切実なほうから始めるのが、続けるコツです。
この一点が決まると、個別指導型を見るのかフリースクール型を見るのかが決まり、比べる相手が半分に減ります。
まとめ
ティントルの授業料は、公式サイトの掲載額で小学生の1コマ30分が1,320円から2,970円、中学生が1,870円から3,520円(いずれも税込)です。週1回1時間なら月額は小学生で10,560円から23,760円、中学生で14,960円から28,160円になります。
受けた分だけの後払い制で、曜日・時間・回数が自由、当日1時間前までのキャンセルは無料です。科目数では金額が変わらず、コマ数で決まります。
出席扱いはホームスクーリングコースというオプションで、スタッフが学習記録から申請書を作成し郵送してくれます。対象は小中学生で、授業料ページの試算ツールでは月8,000円(税込8,800円)の加算です。
ティントルは居場所ではなく学習の場です。つながりを求めているのか学習を進めたいのかで、見るべきサービスが変わります。
「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。
よくある質問
ティントルの料金は月いくらですか?
公式サイトの授業料ページによると、小学生の1コマ30分がSランク2,970円、Aランク2,420円、Bランク1,870円、Cランク1,320円(いずれも税込)です。
週1回1時間(1か月4週換算)の月額は、小学生がSランク23,760円、Aランク19,360円、Bランク14,960円、Cランク10,560円です。
中学生は1コマ30分が1,870円から3,520円、週1回1時間の月額が14,960円から28,160円です(いずれも税込)。同じ週1回でも講師ランクで月1万円以上の差が出ます。
授業料は受けたコマ数で決まる後払い制で、科目数では変わりません。曜日・時間・回数は自由に決められ、途中で回数を変更することもできます。
ティントルで出席扱いになりますか?
ホームスクーリングコースというオプションを追加することで、出席扱いとして申請できます。スタッフが学習記録をもとに申請書を作成して自宅に郵送し、保護者が在学先の学校長に提出する流れです。
公式サイトのよくある質問では、認めるかどうかは学校長の判断のため必ず認められるとは言い切れないとしたうえで、事前に学校長と学習内容のすり合わせを行ってから始めるので今まで認められなかったケースはない、と説明されています。
対象は小学生・中学生です。ティントル自体は高校生まで利用できますが、このオプションは自宅学習の出席扱いが認められる小中学生向けです。
ティントルはフリースクールですか?
フリースクールではなく、不登校専門のオンライン個別指導です。講師と1対1で学習を進める形で、出席扱いはオプションとして追加する構造になっています。
そのため、同年代とのつながりや部活、イベントといった居場所としての機能は中心にありません。勉強の遅れが不安で学習を進めたい場合に向いています。
人とのつながりが心配な場合は、オンラインフリースクールのほうが目的に合います。両方を併用しているご家庭もあるので、いま切実なほうから始めるのがおすすめです。
出典
