通信制高校で友達はできる?人間関係の実際と通学頻度の選び方

「通信制高校で友達はできるのだろうか」。進学や転入を考えたとき、勉強や卒業のことと同じくらい気になるのが人間関係だと思います。毎日教室で顔を合わせる全日制と違って、通信制高校は登校日が少ない。だから友達ができないのではないか、と。

結論からお伝えすると、通信制高校でも友達はできます。ただし、全日制のように「同じ教室に毎日いるから自然に仲良くなる」形ではなく、きっかけの場面がはっきり決まっています。そして、もうひとつ大事なことがあります。通信制高校は、人との距離感を自分で選べる学校だということです。

僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、今は対面やオンラインのフリースクール、通信制高校の連携施設を運営する立場です。小幡和輝と申します。この記事では、通信制高校の人間関係の実際と、友達という観点から通学頻度をどう選べばいいかを整理します。

目次

通信制高校で友達ができる3つの場面

通信制高校の友達づくりは、偶然に任せるものではなく、場面がはっきりしています。

  1. 通学日の授業やホームルーム 週1日でも決まった曜日に通えば、毎回同じ顔ぶれに会います。回数は少なくても「毎週会う人」ができるのは大きいです
  2. スクーリングや特別活動 通信制高校の卒業には、レポートやスクーリングに加えて、ホームルームや学校行事などの特別活動への参加が必要です。つまり制度上、生徒同士が顔を合わせる機会が必ず用意されています。制度の詳細は文部科学省のページで確認できます(https://www.mext.go.jp/tsushinseikoukou/about/
  3. コースや部活動などの「好きなこと」の場 eスポーツ、プログラミング、起業など、テーマのあるコースは会話のきっかけがそもそも共通しています。「何を話せばいいかわからない」がないぶん、教室より仲良くなりやすい場所です

注目してほしいのは3つ目です。全日制の教室は「たまたま同じ地域に住んでいた同い年」の集まりですが、コースや部活は「同じことが好きな人」の集まりです。気の合う友達に出会える確率は、実はこちらのほうが高いことも珍しくありません。

「なんで?」と聞かれない場所では、人と話せる

僕自身の体験を話させてください。約10年の不登校の間、僕はフリースクールで学びました。行く前日はドキドキしていたのですが、着いてみたら誰も「なんで学校行ってないの」と聞かなかった。これが衝撃でした。そしてゲームが好きな子がいて、すぐに仲良くなりました。

通信制高校にも同じ空気があります。生徒の背景はさまざまで、過去の欠席や転入の経緯をわざわざ聞く文化がありません。「説明しなくていい場所」では、人と話すハードルそのものが下がります。前の学校で人間関係につまずいた子が、通信制高校では自然に友達ができた、というのはよくあることです。環境が変わると人間関係の難易度も変わるのです。

友達を「作らなければいけない」わけでもない

もうひとつ、運営者の立場から伝えたいことがあります。通信制高校のよさは、友達ができることそのものより、人との距離感を自分で決められることです。

全日制では、教室・グループ・部活と、人間関係がセットで付いてきます。合わない相手とも毎日同じ空間で過ごすしかありません。通信制高校では、たくさん関わりたい子は通学日数を増やし、いまは人と距離を置きたい子は最小限の登校にする、という設計が本人にできます。

「高校では友達を作らないと」と焦っている読者の方には、まず「作らない自由もある」と知ってほしいです。エネルギーが戻ってくれば、人は自然に人と関わりたくなります。その順番でかまいません。

人間関係を軸にした通学頻度の選び方

通学コースの日数は、人間関係の観点で選ぶとこう整理できます。

  1. 週1日程度 決まった顔ぶれに毎週会える最小限の接点。人と関わる練習をゆっくり始めたい子に向いています
  2. 週3日程度 クラスメイトと呼べる関係ができやすい頻度。友達は欲しいけれど毎日は疲れる、という子のバランス型
  3. 週5日 全日制に近い生活リズムと人間関係。学校生活そのものを楽しみたい子向け

多くの通信制高校は、入学後の日数変更に対応しています。最初は少なめに始めて、慣れたら増やすのが安全です。通学頻度の決め方はこちらの記事で詳しく解説しています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/tsushinsei-shu-nannichi/

また、お子さんが通信制高校を希望していて保護者の方が迷っている場合は、こちらの記事も参考になるはずです。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/kodomo-tsushinsei-ikitai-oya/

明光義塾高等学院という選択肢

明光義塾高等学院

人間関係に不安がある子にとって、いきなり教室の集団に入るのは高いハードルです。僕が学院長を務める明光義塾高等学院は、個別指導がベースなので、まず先生との一対一の関係から学校生活を始められます。集団の中で居場所を探すところからではなく、安心できる大人との関係を足場にして、少しずつ人との関わりを広げていけるのが特徴です。

また、全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きで見られるのが特徴です。「まず中2の数学からやり直したい」という相談も当たり前のこととしてサポートしています。不登校で勉強が止まっていた期間がある子も、遅れの整理と高校の学習を同時に進められます。

人間関係の再スタートと学習の立て直しを同じ場所でやりたい方は、まず資料請求から始めてみてください。

【明光義塾高等学院】資料請求はこちら
https://gakuin.meikogijuku.jp/

今日できる一歩

気になる通信制高校の資料やサイトで、年間行事と特別活動の予定を見てみてください。生徒同士が関わる場面がどれくらい用意されているかは、パンフレットの行事ページにいちばん正直に表れます。見学に行くなら「生徒同士はどんな場面で仲良くなることが多いですか」と聞いてみると、その学校の人間関係の実際が見えてきます。

まとめ

通信制高校でも友達はできます。きっかけは通学日、特別活動、そして好きなことでつながるコースや部活です。同時に、友達を無理に作らなくていい、距離感を自分で選べるのが通信制高校の本当のよさです。焦らず、本人のペースで人との関わりを取り戻していけば大丈夫です。

「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。

無料LINE相談はこちら
https://www.obatakazuki.com/lp

よくある質問

通信制高校は登校日が少なくても友達はできますか?

できます。週1日でも決まった曜日に通えば毎週同じ顔ぶれに会いますし、スクーリングや学校行事などの特別活動は制度上必ず用意されています。特にコースや部活動は「同じことが好きな人」の集まりなので、教室よりも仲良くなりやすい場所です。

人間関係が苦手な子に通信制高校は向いていますか?

向いているケースは多いです。通信制高校は人との距離感を自分で決められる学校で、通学日数を最小限にして少しずつ慣らすことができます。過去の欠席や転入の経緯をわざわざ聞かない文化があるのも、再スタートしやすい理由です。

通学コースの日数はどう決めればいいですか?

最初は少なめに始めて、慣れたら増やすのが安全です。人と関わる練習をゆっくり始めたいなら週1日程度、クラスメイトと呼べる関係が欲しいなら週3日程度が目安です。多くの学校は入学後の日数変更に対応しています。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、その後18 歳で起業。SNS を活用したマーケティングを専門とし、東京2020 オリンピック・パラリンピックでは総フォロワー1000万人以上の公式SNSアカウントを運用。不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し不登校の専門家として活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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