学研WILL学園の評判を調べると、良い口コミも気になる口コミも両方出てきて、結局どう受け止めればいいのか迷ってしまう。そんな保護者の方に向けて、この記事を書きました。
先に立場を書いておきます。僕は通信制高校の連携施設である明光義塾高等学院の学院長で、ご家庭から見れば学研WILL学園とは比較される側です。だからこの記事では、口コミの良し悪しを評価しません。
結論から言うと、口コミは書いた人の条件(課程・コースとキャンパス・時期)を確かめてから読むのがおすすめです。学研WILL学園は、小学生から高校生までの課程と、通い方の違うコースを持っています。ここでは2026年10月時点の公式サイトの情報だけで整理します。
自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、現在は不登校の専門家として本を書いたり、クラスジャパンでこれまで2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしてきました。
口コミが分かれて見える理由
公式サイトは、学研WILL学園を「通信制サポート校とフリースクールが一緒になった」学園だと紹介しています。[1] 小学6年生向けの初等部、中学生向けの中等部(フリースクール)、高校生向けの高等部(サポート校)、進路準備課程があります。[2]
口コミが分かれる1つ目の理由は、この課程の幅です。中学生の保護者の話と、高校生本人の話とでは、通う目的も、期待していることも違います。
2つ目は、通い方の幅です。高等部には、週5日通学の総合コース、週3日通学の選択コース、訪問在宅授業のある特選コースと在宅コース、オンラインで参加するメタバースコースがあります。[3]
3つ目は、キャンパスの数です。東京都内の3か所と、さいたま、横浜、湘南、名古屋、京都、大阪梅田、明石、福岡博多の11か所に、メタバースキャンパスがあります。[4] 同じ「学研WILL学園の口コミ」でも、どのキャンパスの話かで教室の雰囲気は変わります。
もう1つ、名前の近い施設との取り違えにも気をつけてください。Gakken高等学院は、学研グループとクラーク記念国際高等学校が設立した通信制高校連携校で、学研WILL学園とは別の施設です。[5] どちらにも明石キャンパスがあります。
公式が公表している数字と事実
公式サイトで確認できた数字と事実を表にまとめました。いずれも2026年10月時点の掲載内容で、とくに断りのないものは高等部課程についての記載です。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 開校 | 2000年10月、東京都新宿区に第一号のキャンパスを開校[6] |
| 位置づけ | 通信制高校のサポート校。学研WILL学園だけでは高校卒業資格は取れず、連携する通信制高校に在籍する必要がある[3] |
| 連携する通信制高校 | 入学案内では代々木高等学校(三重県志摩市)[3]。コース紹介では翔洋学園高等学校と代々木高等学校の卒業資格が取得できると記載[7] |
| 授業の人数 | 主要教科は10名前後の少人数の集団授業。集団が苦手な生徒には1対1〜3名程度の個別指導[2] |
| 1学年の生徒数 | 50名ほど[2] |
| 登校の形 | 原則として、いつ登校・下校してもよい自由登校制[2] |
| コース変更 | いつでも月単位で変更できる。保護者と本人が同席する三者面談で決める[2] |
| 進路 | 進路決定率97.3%、大学進学率48.1%(どちらも年度の記載なし)[2] |
| 学費 | 入学金110,000円、活動費(年額)264,000円、指導料(月額)44,000円〜66,000円(コース別、税込)[3] |
行事やイベントは、連携する通信制高校のスクーリングや特別活動として参加が必要なものを除き、大半が自由参加だと案内されています。[2]
コースごとの指導料や、表のほかにかかる費用は、学費の記事に詳しく整理しています。
>>学研WILL学園の学費はいくら?入学金・活動費・コース別の指導料と、連携する通信制高校【2026年10月確認】
通信制高校の資料をまとめて請求する(学研WILL学園も選べます)
口コミを読むときの3つの問い
口コミを1つ読んだら、次の3つを確かめてみてください。
- その人は、どの課程・どのコースだったか
- その人のキャンパスは、うちが考えているところと同じか
- それはいつの話か
1つ目は、課程とコースです。中等部のフリースクールとしての話か、高等部のサポート校としての話かで、前提が変わります。週5日通った人と、月4回の訪問授業が中心だった人とでも、学園との関わり方はまったく違います。
2つ目は、キャンパスです。キャンパスは11か所とメタバースキャンパスに分かれていて、錦糸町は週3日開校のサテライトキャンパスと案内されています。[6] キャンパス名が書かれていない口コミは、参考にする度合いを少し下げて読むと安心です。
3つ目は、時期です。開校は2000年で、キャンパスの開校や移転、初等部とメタバースキャンパスの設置(2024年4月)など、形が少しずつ変わってきました。[6] 何年も前の口コミは、今と前提が違うかもしれません。
体験(説明会)で確かめたいこと
口コミで引っかかった点は、見学や体験で確かめるのが確実です。学研WILL学園は、最低1回、最大3回の無料体験入学を受け付けていると案内しています。[3] 次の5つを聞いておくと、ほかの学校とも同じ物差しで比べられます。
- 在籍する通信制高校はどこになるか。その高校のスクーリングの会場と日程
- 学研WILL学園の入学金・活動費・指導料と、通信制高校の学費の内訳。指導料は年に何か月分か
- 考えているコースで、実際に通っている生徒の1週間の様子
- 困ったときの相談の窓口と、保護者への連絡の方法
- 転入の場合、前の高校の単位と在籍期間がどう引き継がれるか
体験では、お子さん本人が「ここなら通えそう」と感じるかどうかも大事な手がかりになります。公式サイトも、体験入学で通学経路や時間、放課後の過ごし方を確かめるよう案内しています。
通信制高校の資料をまとめて請求する(学研WILL学園も選べます)
明光義塾高等学院という選択肢
通信制高校を比べるなら、明光義塾高等学院も候補の1つに入れてみてください。通信制高校の連携施設で、明光義塾の個別指導のノウハウを生かして、レポートや単位の取得を支えています。
学院長は僕、小幡和輝です。全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きで見られます。アントレプレナーコース、美術コース、eスポーツコースもあり、好きなことと高校の学びを並べて進めたい人に向けた形も用意しています。
今日できる一歩
この記事の「口コミを読むときの3つの問い」を紙に書き出し、気になった口コミを1つ選んで当てはめてみてください。課程・コース、キャンパス、時期のうち、お子さんと重なるものがいくつあるかで、その口コミをどこまで参考にするかが決まります。
あわせて、家から通える学研WILL学園のキャンパスがあるかを、公式サイトのキャンパス情報で調べておきましょう。近くにない場合は、メタバースキャンパスが候補になるかどうかも、見学のときに聞けます。
まとめ
学研WILL学園は、通信制高校のサポート校とフリースクールが一緒になった学園で、2000年10月に開校しました。キャンパスは11か所とメタバースキャンパスです。
口コミが分かれて見えるのは、書いた人の課程・コース、キャンパス、時期がそれぞれ違うからです。3つの問いで読み分け、気になる点は無料体験入学や個別相談で、5つの質問と一緒に確認してください。
進路のことで迷ったら、LINEでも相談を受け付けています。
よくある質問
学研WILL学園はどんな学校ですか?
公式サイトは、通信制サポート校とフリースクールが一緒になった学園だと紹介しています。高等部課程は通信制高校のサポート校で、高校卒業資格を得るには、連携する通信制高校にも在籍する必要があると案内されています。
連携先は、入学案内では代々木高等学校、コース紹介では翔洋学園高等学校と代々木高等学校と書かれています。どちらに在籍するかは個別相談で確認してください。
Gakken高等学院と同じですか?
別の施設です。Gakken高等学院は、学研グループとクラーク記念国際高等学校が設立した通信制高校連携校と紹介されています。学研WILL学園の入学案内に書かれている連携先は代々木高等学校です。どちらにも明石キャンパスがあるので、資料請求や見学の予約のときは名前を確かめてください。
学研WILL学園の学費はいくらですか?
入学案内のページの学費一覧では、高等部課程の入学金110,000円と活動費(年額)264,000円がどのコースも同じです。指導料(月額)はコースで変わり、選択コースとメタバースコースが44,000円、総合コースが66,000円などです。
連携する通信制高校の学費や、指導料が年に何か月分かかるかは、個別相談で確認してください。
毎日通えなくても大丈夫ですか?
公式サイトのよくある質問では、原則として、いつ登校・下校してもよい自由登校制だと説明されています。週3日通学の選択コースや、訪問在宅授業のコース、オンラインのメタバースコースもあり、月単位でコースを変えられると案内されています。
出典
- 学研WILL学園「学研WILL学園について」 ページ 本文へ戻る
- 学研WILL学園「高等部課程」 ページ 本文へ戻る
- 学研WILL学園「入学案内」 ページ 本文へ戻る
- 学研WILL学園「キャンパス情報」 ページ 本文へ戻る
- Gakken高等学院「Gakken高等学院とは」 ページ 本文へ戻る
- 学研WILL学園「学研WILL学園ができるまで」 ページ 本文へ戻る
- 学研WILL学園「在宅コース」 ページ 本文へ戻る
