中3で不登校のまま夏が過ぎて、「今からフリースクールに通っても意味があるのか」「それより受験勉強では」と迷っていませんか。結論から伝えると、中3の不登校でフリースクールに通う意味はあります。ただし「学校の代わり」としてではなく、受験期の居場所づくりと学習の立て直しという2つの目的に絞って使うのがコツです。卒業まで半年を切っていても遅くありません。
約10年間の不登校を経て18歳で起業した、小幡和輝と申します。当時の僕を支えてくれた場所がフリースクールでした。今はそれを運営する側として、2000人以上の子どもたちと家庭に関わっています。
中3の不登校でフリースクールに「今から」通う意味
残り半年でフリースクールに入る価値は、大きく3つあります。
- 平日の居場所ができる 受験期の家は、本人も家族も張り詰めがちです。日中に行ける場所があるだけで、「家でずっと受験と向き合う」状態から抜け出せます
- 出席扱いで調査書に反映される可能性がある フリースクールでの学習は、要件を満たせば在籍校の出席扱いになります。中3の途中からでも間に合います(詳しくは後述します)
- 生活リズムと学習を同時に立て直せる 通う曜日が決まると起きる時間が決まり、学習の再開が自然に生活へ組み込まれます
「もう半年しかない」と考えるか「まだ半年ある」と考えるかで、できることは大きく変わります。
受験本番までを月単位で整理する
漠然と焦るより、残りの期間を区切って考えるほうが動きやすくなります。
- 8〜9月 フリースクールの見学と体験。同時に在籍校へ「フリースクールに通った場合、出席扱いにできるか」を相談します
- 10〜12月 学習の立て直しと進路の情報収集。志望先の説明会や見学に行けるとイメージが具体的になります
- 1〜3月 出願と受験。通信制高校には3月まで出願を受け付ける学校が多くあります。公立高校でも、欠席日数の事情を自己申告書などで説明できる仕組みを設けている自治体があるので、在籍校や教育委員会に確認してみてください
3月になっても進学先が決まっていない場合の選択肢は、こちらの記事で解説しています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/koko-kimaranai/
出席扱いは中3の途中からでも間に合う
学校外の施設での学習を在籍校の出席扱いにできることは、文部科学省の通知で定められています。認めるのは在籍校の校長で、学期の途中からでも申請できます(出典: https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm)。
僕自身、フリースクールでの活動が学校の通知簿に反映されているのを見て、初めて自分のやっていることが「サボり」ではないと思えました。出席扱いは欠席日数の帳尻合わせではなく、子どもが「自分は前に進んでいる」と感じられるかどうかの話でもあります。受験期の中3にとって、この自己肯定感は勉強量と同じくらい効いてきます。
出席扱いの要件と進め方の詳細は、こちらの記事にまとめています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/shusseki-atukai/
受験勉強は「どこまで戻るか」を決めると動き出す
不登校期間のある中3の受験勉強で、中3の問題集から始めるのは遠回りです。英語や数学のような積み上げ型の教科は、わかるところまで一度戻ったほうが結果的に速く進みます。学年ではなく単元で戻る考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/futoko-manabinaoshi-chugaku/
この「戻る学習」は独学だとどこに戻ればいいか自分で判断しにくいので、個別に見てくれる場所と相性がいい領域です。
なお、フリースクールなら必ず受験対策までしてくれるわけではありません。居場所づくりを中心とする施設もあれば、学習支援に強い施設もあります。中3から入るなら、見学のときに次の3点を確認してください。
- 学習の時間がどれくらい確保されているか 1日の流れの中で、自習ではなく大人が関わる学習時間があるかを見ます
- 戻り学習に対応できるか 「中1の内容からやり直したい」と伝えたときの反応で、個別対応の度合いがわかります
- 在籍校との連携経験があるか 出席扱いの報告書を出した実績があるかを聞くと、手続きがスムーズかどうか判断できます
明光フリースクールという選択肢
平日の日中に通える場所として、僕たちは明光フリースクールを運営しています。明光義塾の個別指導の考え方がベースになっていて、一人ひとりに寄り添った運営をしています。プログラミングやeスポーツなどの時間もあり、「学校ではないけれど通う場所」として機能しています。
受験期の中3にとっての利点は、明光義塾も活用することで、平日の居場所と受験に向けた学習が同じ場所で揃うことです。「中1の英語からやり直したい」という相談も当たり前のこととして受け止めて、そこから受験対策までつなげていきます。居場所探しと塾探しを別々にしなくていいのは、残り時間が限られた中3には大きいはずです。学校の出席扱いや自治体の補助金の対象になる実績も多数あります。
新規の校舎もどんどん展開していますので、お近くの教室についてはまずはお問い合わせください。
明光フリースクールの詳細はこちら
https://freeschool.meikogijuku.jp/
まだ外に出るエネルギーがないお子さんには、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。ネットの先生(担任)が伴走し、自宅から自分のペースで学べます。2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。
学習面では、生徒一人ひとりにカスタマイズされた最先端のAIサポートがあります。答えをすぐ教えるのではなく、ヒントを出しながら一緒に考えるAIなので、わからない場面でつまずかずに答えまで辿り着けます。学習以外の用途には使えないフィルタリング設定付きで安心です。
クラスジャパン小中学園の詳細はこちら
https://www.cjgakuen.com/
今日できる一歩
在籍校に電話して、「フリースクールに通った場合、出席扱いにできますか」とだけ聞いてみてください。この一本で、学校側の姿勢と必要な手続きがわかり、フリースクール選びの条件もはっきりします。
まとめ
中3の不登校からフリースクールに通う意味は、受験期の居場所と、出席扱いを含めた学習の立て直しにあります。半年あれば、生活リズムを整え、戻る単元を埋めて、納得できる進路にたどり着くことは十分に可能です。
お子さんを責める必要も、ご自身を責める必要もありません。今日からできる小さな一歩を、一緒に探しましょう。
無料のLINE相談はこちら
https://www.obatakazuki.com/lp
よくある質問
中3の途中からフリースクールに入っても意味はありますか?
意味はあります。受験期の平日の居場所ができること、要件を満たせば出席扱いとして調査書に反映される可能性があること、生活リズムと学習を同時に立て直せることの3つが大きな価値です。卒業まで半年を切っていても遅くありません。
フリースクールに通うと中3の出席扱いや内申はどうなりますか?
文部科学省の通知に基づき、一定の要件を満たせば在籍校の校長判断で出席扱いになります。学期の途中からでも申請でき、中3の2学期からでも間に合います。まず在籍校に出席扱いにできるかを相談することから始めてください。
不登校のまま高校受験はできますか?
できます。通信制高校には3月まで出願を受け付ける学校が多く、公立高校でも欠席日数の事情を自己申告書などで説明できる仕組みを設けている自治体があります。積み上げ型の教科はわかる単元まで戻って学び直すと、限られた期間でも効率よく進められます。
