香川県で高校を転校したい。そう考えて調べると、公立高校の転入学試験は「年3回」、県立の通信制でも「年2〜3回」と、動ける時期がかなり限られていることに気づきます。
結論を先に書きます。香川県で高校を転校するルートは、公立高校への転学、私立高校への転入・編入、通信制高校への転入の3つです。公立は募集の時期が決まっていて、条件は一家転住などの事情が中心です。引っ越しなしで学年の途中でも動きやすいのは、私立の通信制です。
自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は不登校の元当事者です。約10年間学校に行かず、フリースクールで学びました。現在は不登校の専門家として、本の執筆や講演をしながら、2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしています。通信制高校の連携施設を運営する立場でもあります。
この記事では、転校の理由には踏み込まず、香川県での手続きと時期に絞って整理します。
香川県で高校を転校する3つのルート
| ルート | 動ける時期 | 手続き |
|---|---|---|
| 公立高校へ転学 | 全日制は7〜8月・12月・3月の年3回。県立の通信制は年2〜3回 | 希望校に申し出て、在籍校からの転学照会状をそろえ、試験を受ける |
| 私立高校へ転入・編入 | 学校ごとに異なる | 希望校へ個別に相談し、試験を受ける |
| 通信制高校へ転入 | 私立は随時が多い | 学校に相談し、書類をそろえて出願 |
どのルートでも、いまの高校を辞めてから探す必要はありません。籍を置いたまま希望先に相談し、決まってから移る。この順番が原則です。
公立高校への転学。全日制は年3回、県立の通信制は年2〜3回
香川県教育委員会は、公立高校の転入学の条件と、年度ごとの「転編入学試験実施計画」を公開しています。令和8年度の計画から、要点を表にまとめました。[1][2]
| 区分 | 転入学試験の時期 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 公立高校 全日制(30校) | 年3回。令和8年度は7〜8月・12月・令和9年3月で、出願期間は各校とも1週間前後 | 一家転住などやむを得ない事情があること。教育課程に大きな差がなく、定員に余裕があること。試験は国語・数学・英語と面接が基本 |
| 高松高校 通信制 | 年3回。令和8年度は8月22日・12月12日・令和9年3月7日 | 現在、高校に在籍していること。試験は作文と面接 |
| 丸亀高校 通信制 | 年2回。令和8年度は8月22日・令和9年3月7日 | 同上 |
条件の中心は「一家転住などやむを得ない事情」です。必要書類には保護者の転勤証明書や住民票記載事項証明書を挙げる学校が多く、引っ越しを伴わない転校にそのまま使える案内ではありません。手続きは希望校への申し出から始まり、在籍校が作る転学照会状が必要です。
県立の通信制は、令和8年度の転入学の出願期間が8月17日から20日までの4日間でした。この数日を逃すと、次の機会は数か月先です。思い立ってすぐ移れる仕組みではありません。
私立・通信制への転校。時期の自由度は私立の通信制がいちばん高い
私立の全日制は、香川県私立中学高等学校連合会に加盟する10校が県内にあります。連合会は転入・編入の一覧を公開しておらず、受け入れの時期や条件は学校ごとに違います。希望校へ直接相談するところから始まります。
通信制高校への転入は、公立と私立で事情が違います。県立の高松高校・丸亀高校は上の表のとおり年2〜3回です。高松市や丸亀市に本校やキャンパスを置く私立の通信制は、学年の途中でも随時受け付けている学校が多く、引っ越しが条件になることもありません。
香川県の通信制高校の一覧と選び方はこちらにまとめています。
>>香川県の通信制高校一覧と選び方。学費と通いやすさで比較【2026年最新】
単位は年度末や学期末にまとめて認定されるため、途中で移ると履修中の科目の単位は引き継げないことがあります。学年別のタイミングの考え方はこちらで解説しています。
>>通信制高校に転入・編入するタイミング。学年途中でも間に合う?単位の引き継ぎまで解説
明光義塾高等学院という選択肢。年度の途中でも転入でき、手続きは資料請求から
公立高校への転学は、時期と手続きの両方が限られます。全日制は年3回で、条件は一家転住などの事情が中心です。県立の通信制も年2〜3回で、出願できるのは4日間ほど。どちらも転学照会状や証明書を在籍校にそろえてもらう必要があります。
たとえば9月に「環境を変えたい」と思っても、県立の通信制の次の転入学試験は、令和8年度の日程でいえば12月か翌年3月です。この待ち時間は、本人にはこたえます。
僕が学院長を務める明光義塾高等学院は、いまの高校からの転入・編入を積極的に受け入れていて、年度の途中からの入学も受け付けています。通信制高校の連携施設で、高校卒業資格を目指しながら日々の学びを進める場所です。
入学までの流れは次のとおりです。
- 資料請求
- 個別相談・学校説明会
- Webでの出願
- 面接
- 入学手続き
学力試験はなく面接のみです。引っ越しをしているかどうかも問いません。最初の一歩は資料請求なので、在籍校との調整が整う前でも、本人と保護者だけで動き始められます。
募集定員はあるので、気になった時点で早めに資料を取り寄せておくと安心です。
全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きで見られるのが特徴です。『まず中2の数学からやり直したい』という相談も当たり前のこととしてサポートしています。
転校を考える生徒の多くは、前の学校で授業のペースが合わなかったか、通えない期間があって学習に空白ができています。個別指導なので、その空白がどの単元にあるのかまで戻って確かめられます。
通う場所は近くの明光義塾の教室です。香川県の県立通信制は高松と丸亀の2校で、私立の通信制も高松市と丸亀市に集まっています。小豆島や東かがわ、観音寺といった地域からは、どこへ向かうにも長い移動です。自宅の近くの教室で学ぶ前提なら、住んでいる場所で選択肢が狭まりません。
「まだ転校すると決めたわけではない」という段階の相談でも歓迎です。資料請求の際に「香川県からの転入の相談」と書いていただければ、話が早く進みます。
>>【明光義塾高等学院】明光義塾との連携コースの資料請求はこちら
今日できる一歩
在籍校の担任に「いま修得済みの単位数と、この年度末に修得できる見込みの単位数」を聞いてみてください。この2つの数字があれば、公立でも通信制でも、希望先との話がその場で具体的になります。
まとめ
香川県で高校を転校するルートは、公立高校への転学、私立高校への転入・編入、通信制高校への転入の3つです。公立の全日制の転入学試験は年3回で、条件は一家転住などやむを得ない事情が中心です。県立の通信制は高松・丸亀の2校で、令和8年度の転入学試験は高松が3回、丸亀が2回でした。
時期の自由度が高いのは私立の通信制で、明光義塾高等学院は年度の途中からの転入・編入も学力試験なしで受け付けています。在籍校に籍を置いたまま、単位の見込みを確かめ、希望先に相談する。この順番で進めてください。
お子さんを責める必要も、ご自身を責める必要もありません。今日からできる小さな一歩を、一緒に探しましょう。
よくある質問
香川県の公立高校への転入学試験は、いつ行われますか?
香川県教育委員会が公開している令和8年度の転編入学試験実施計画では、全日制30校の転入学試験は7〜8月・12月・令和9年3月の年3回で、出願期間は各校とも1週間前後でした。
試験は国語・数学・英語と面接が基本です。転入学は希望先の校長が許可する仕組みで、一家転住などやむを得ない事情があることが条件の中心です。
香川県の県立の通信制高校には、いつ転入できますか?
県立の通信制は高松高校と丸亀高校の2校です。令和8年度の転入学試験は、高松高校が8月22日・12月12日・令和9年3月7日の3回、丸亀高校が8月22日・令和9年3月7日の2回でした。8月の回は出願期間が8月17日から20日までの4日間で、試験は作文と面接です。現在、高校に在籍していることが条件です。
引っ越しをしなくても、香川県で高校を転校できますか?
私立の通信制高校は、引っ越しを条件とせず、学年の途中でも随時転入を受け付けている学校が多くあります。明光義塾高等学院も年度の途中からの転入・編入を受け付けていて、学力試験はなく面接のみです。公立高校への転入学は、県の案内では一家転住などやむを得ない事情が条件の中心です。
出典
