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【実例あり】仙台市で不登校の出席扱いが認められた方法

子どもが学校に行けなくなったとき、多くの保護者の方が気になるのが「このまま欠席が積み重なって、進路に影響しないだろうか」という不安ではないでしょうか。

結論から言えば、学校に登校しなくても、フリースクールや自宅での学習を在籍校の「出席」として認めてもらえる制度があります。 そして仙台市には、すでにその承認事例があります。

仙台市は、フリースクール等の民間施設に通う子どもの出席扱いについて、市の教育委員会が「仙台市版」のガイドラインと手続きの流れを令和2年4月から定めていて、保護者が学校に提出する申請の様式まで公開している街です。

フリースクール等の団体と教育委員会が「共同宣言」を結んで連携していることも特徴です。一方で、フリースクールの利用料そのものを保護者に助成する制度は、2026年9月時点で仙台市にも宮城県にもありません。

そのかわりに、出席扱いになった日の通所にかかる交通費の一部を市が補助する制度があります。

この記事では、仙台市で出席扱いを進める手順と市の仕組みの中身、交通費補助の使い方、市の教育支援センター「児遊の杜」と「杜のひろば」までまとめてお伝えします。

自己紹介が遅れました。小幡和輝です。学校に行かなかった期間が、僕にはおよそ10年あります。その間はフリースクールで学びました。

いまは不登校の専門家として本を書いたり、対面やオンラインのフリースクールを運営しながら、2000人以上の子どもたちに関わっています。

不登校の専門家として言えるのは、出席扱いの制度と地域の支援を知っているかどうかで、不登校になった後の選択肢は大きく変わるということです。

目次

仙台市で実際に出席扱いが認められた事例

まず知っていただきたい事実からお伝えします。

仙台市内の学校で、フリースクールに入会したあとすぐに活動レポートを学校へ提出することで、出席扱いが認められた事例があります。

「うちの子の学校でも認めてもらえるのだろうか」と不安な方は多いと思います。ただ、仙台市にはすでに前例があります。前例があるということは、学校側にとっても判断しやすいということです。

仙台市の場合、前例は個別の学校の中だけにあるのではありません。市の教育委員会が「民間施設に通所している場合の指導要録上の出欠の取扱い」の手続きの流れを市全体で決めていて、保護者が校長先生に出す申請書の様式Aまで、市の教育支援センターのホームページで公開しています。

つまり仙台市では、出席扱いは「学校ごとの特別対応」ではなく、市の決まった手順にのせて進める話になっています。[1]

そもそも「出席扱い」とは

出席扱いとは、学校に登校していなくても、自宅やフリースクールでの学習を在籍校の出席として認めてもらえる制度です。文部科学省が要件を示しており、最終的には在籍校の校長先生が判断します。[2]

ポイントは大きく4つあります。

  1. 保護者と学校の連携 担任の先生と定期的にやりとりできている状態が前提になります。

  2. 計画的な学習プログラム ICT教材やフリースクールでの活動がこれにあたります。

  3. 訪問等による対面指導 自宅で学ぶ場合は、先生の家庭訪問や面談など、対面のやりとりが定期的にあることが求められます。

  4. 学習状況の把握 活動レポートや学習記録を提出し、学校が状況をつかめるようにします。

つまり「なんとなく家で勉強している」ではなく、記録を残して学校と共有し、先生とも顔を合わせる仕組みさえあれば、出席扱いは十分に目指せます。

仙台市には「仙台市版ガイドライン」と「手続きの流れ」がある

ここが仙台市の特徴です。仙台市教育委員会は、フリースクール等の民間施設に通う不登校の子どもについて、「仙台市版・民間施設についてのガイドライン」と、「指導要録上の出欠の取扱い」の手続きの流れを定めています。

どちらも令和2年4月1日から実施されているもので、市の教育支援センターのホームページに掲載されています。

流れを整理すると、次のようになります。まず保護者が「民間施設通所に伴う出席の取扱いについて(様式A)」を在籍校の校長先生に提出します。

学校はお子さんの状況を把握したうえで教育支援センター「児遊の杜」に相談し、教育委員会がその民間施設を訪問して、ガイドラインに沿って「指導要録上、出席扱いと認める」施設かどうかを判断します。

認める場合は教育委員会から学校へ様式Cが送られ、それを受けて校長先生が出席扱いにするかどうかを総合的に判断し、保護者と面談します。出席扱いになった後は、定期的で継続的な対面による指導が続き、民間施設から学校へ毎月の文書報告が届き、学校は年4回、様式Dで児遊の杜に報告します。

ガイドラインの判断の目安には、「在籍校へ月ごとに活動の様子を文書等で報告している」「常に在籍校からの参観を受け入れている」「個別の支援計画を作成している」「入会金や授業料などの経費を公開している」といった項目が並んでいます。

ひきこもり傾向のある子どもについては、家庭訪問等による対面の指導・支援が行われていることが条件で、そこには「自宅においてICT等を活用した学習指導を行った場合も含む」と書かれています。

自宅でオンラインで学ぶ形も、対面のやりとりがあれば仙台市のガイドラインの枠に入るということです。

注意点もあります。出席扱いと認められた施設でも、報告と実態が違えば年度の途中で取り消されることがあり、次の年度も自動的に認められるわけではなく、年度ごとに判断されます。保護者としては、フリースクール側の「学校への毎月の報告」が続いているかを、年度をまたぐときに確認しておくと安心です。

あわせて仙台市教育委員会は、フリースクール等でつくる3つの団体(多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク、仙台みやぎフリースクールネットワーク、相談・まなび塾)と「共同宣言」を結び、不登校の子どもと保護者、学校への支援を共同で進めています。

市の教育支援センターのホームページには、市内のフリースクール等民間施設が自分で書いた自己紹介シートも公開されていて、令和8年度の第1回版には40団体が載っています。

学校側にも民間施設の情報が届いている街なので、相談の入口で「その施設が何をしているか」から説明しなくてよいのは、保護者にとって大きな助けです。[3]

なぜ出席扱いが重要なのか

第一に挙げられるのは、進学や受験への影響です。欠席日数が内申に響くのではないかという不安は、多くの保護者の方が抱えるものだと思います。

ただ、この影響は昔に比べると小さくなってきています。受験の合否判定で出席日数を考慮しない自治体が増えてきているためです。

だからこそ僕は、もうひとつの視点をお伝えしたいです。

僕自身、不登校の当時はフリースクールに通っていた当事者です。当時は、学校に行っていない自分への否定的な気持ちや「このままでいいのかな」という不安がずっと心のどこかにありました。

でも、フリースクールでの学びが出席扱いになったことで、自分がやっていることを学校が認めてくれた。 「これでいいんだ」と思えるようになったんです。その結果、少しずつ自己肯定感が高まっていきました。

出席扱いは、単に欠席日数を減らすための制度ではありません。学校の外での学びも認められているという安心感を子どもに届けられる制度です。だからこそ僕は、出席扱いを大事にしてほしいと思っています。

出席扱いの仕組みを持つオンラインフリースクールについては、こちらで学び方を紹介しています。

>>クラスジャパン小中学園の学び方を見る

仙台市での進め方。実例ベースの4ステップ

実際に承認された事例と、仙台市の手続きの流れをもとに、進め方を整理します。

  1. フリースクールや教材を決める 出席扱いの実績があるところを選ぶと話が早く進みます。学校への説明資料や連携の型をすでに持っているためです。仙台市の場合は、ガイドラインの目安に「月ごとの文書報告」「学校からの参観の受け入れ」があるので、見学のときに「在籍校への報告はどんな形で、どのくらいの頻度ですか」「学校の先生の参観は受け入れていますか」と聞いてみてください。共同宣言を結んでいる団体に入っている施設や、市の自己紹介シートに載っている施設なら、学校側にも情報が届いています。

  2. 様式Aを添えて担任の先生に相談する 「出席扱いにしてほしい」といきなり交渉するのではなく、「文科省の通知と仙台市の手続きの流れに沿って、フリースクールでの活動を出席扱いにできないか相談したい」と伝えるのがスムーズです。仙台市には保護者が校長先生あてに出す「民間施設通所に伴う出席の取扱いについて(様式A)」があり、施設名・住所・通所開始日を書く短い書類です。判断するのは校長先生なので、担任の先生経由で話を上げてもらいます。

  3. 活動レポートを提出し、教育委員会の確認を待つ 仙台市の事例では、入会後すぐにレポートの提出を始めたことが承認の決め手になりました。学校は児遊の杜に相談し、教育委員会が施設を訪問して確認する流れがあるので、その間もフリースクールから学校へ毎月の報告が届いている状態にしておくと、学校も判断しやすくなります。

  4. 出席扱いが承認される 校長先生の判断が出たら保護者面談があり、その後は定期的な対面指導と毎月の報告が続きます。仙台市では年度ごとに判断が見直されるので、承認された時期と内容は保護者側でも控えておいてください。

もし学校の反応が鈍かったときの動かし方は、こちらの記事にまとめています。

>>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料

仙台市の補助金はどうなっている?利用料の助成はなく、交通費の補助がある

お金の話も正確にお伝えします。2026年9月時点で、フリースクール等の利用料そのものを保護者に助成する制度は、仙台市にはありません。

市は令和8年4月に寄せられた「フリースクールの助成金制度を導入してほしい」という市民の声への回答で、学校内のステーションの拡充やオンライン授業の配信に取り組んでいること、フリースクールに通う子どもには交通費の助成を実施していることを説明しています。宮城県にも、保護者に直接支給する利用料の助成制度はありません。[4]

そのうえで、仙台市には「フリースクール等学校外施設通所児童生徒に係る交通費補助」があります。

仙台市に住んでいて、市立の小学校・中学校・中等教育学校前期課程・特別支援学校小中学部に在籍する子どもが、市の教育支援センターやフリースクール等の民間施設に通う交通費の一部を、保護者に補助する制度です。

補助の対象になるのは、在籍校の校長先生が指導要録上の出席扱いとすることができる日の通所分です。つまり、この記事で説明してきた出席扱いの手続きが、交通費補助を受けるための入口にもなっています。

補助額は交通手段ごとに決まっています。

  1. 公共交通機関 運賃の2分の1(1か月分の合計が、その区間の1か月定期券の運賃を超える場合は定期券の額が上限)
  2. 保護者の自家用車 往復20kmまで1kmあたり10円、20kmを超え30kmまでは11円、30km以上は12円(往復40kmが上限)
  3. 施設のスクールバス 送迎費用の2分の1(月7,500円が上限)

自宅から施設までの距離が小学生は片道3km以上、中学生は片道6km以上であること、市税の滞納がないこと、ほかの通学費の助成を受けていないことが要件です。

申請は四半期ごとで、令和8年7月1日の要綱改正で令和8年4月の通所分からオンライン申請もできるようになりました。問い合わせ先は仙台市教育支援センター(022-303-6551)です。[5]

申請の様式・受付期間・必要書類は年度で変わることがあります。制度の詳しい条件と申請先は、記事末の出典に挙げた市のページで確認できます。

仙台市内のフリースクールの場所や料金は、こちらの記事で区ごとに紹介しています。フリースクールへの通学定期の考え方も別の記事で解説しています。

>>仙台市のフリースクールと補助金一覧。通える場所を地域で探せます【2026年最新】

>>フリースクールに通学定期は使える?交通費の補助と、窓口で断られたときの対処法

仙台市で利用できる2つの選択肢

選択肢1:自宅で学べる「オンラインフリースクール」

オンラインフリースクール クラスジャパン小中学園

「まだ外に出るエネルギーがない」というお子さんには、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」という選択肢があります。

自宅にいながら、ネットの先生(担任)が伴走し、学習や生活リズムをサポートします。

2018年の開校からこれまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきた実績があり、一定の要件を満たし校長先生が認めれば在籍校の出席扱いとなる仕組みも整っています。

出席扱い制度はクラスジャパンが先駆けとなって学校や自治体と一緒につくってきた取り組みなので、学校との連携もスムーズです。

仙台市のガイドラインは、ひきこもり傾向のある子どもへの支援として、自宅でICT等を活用した学習指導も含めて対面のやりとりがあることを目安にしています。

「自宅からオンラインで学び、定期的に先生と顔を合わせる」という形を学校に説明するときの土台が、市の側にすでにあるということです。

泉区の北部や太白区の秋保、青葉区の宮城地区のように市の中心部まで距離がある地域も広いので、通う場所に縛られないオンラインの強みが生きます。

学習面では最先端のAIサポートを取り入れているのも特徴です。生徒一人ひとりにカスタマイズされた学習AIが、わからない場面で答えをすぐに教えるのではなく、ヒントを出しながら一緒に考えてくれます。学習以外の用途には使えないフィルタリング設定があるので、安心して使えます。

>>クラスジャパン小中学園について詳しく見る

選択肢2:通える距離の「明光フリースクール」

明光フリースクール

外に出て仲間と過ごしたいお子さんには、明光義塾がつくる明光フリースクールがあります。2026年9月時点で宮城県内と東北地方に校舎はありませんが、不登校の小中学生を対象にした対面型のフリースクールとして、東京・山梨・滋賀・岡山・福岡などで校舎を運営しています。

明光フリースクールでは、学び直しのサポートに加えて、プログラミングやeスポーツなど、子どもが「楽しい」と思えるコンテンツを用意しています。学校ではないけれど、仲間と過ごしながら通う場所として機能します。学校の出席扱いや自治体の補助金の対象になった実績も多数あります。

新規の校舎もどんどん展開していますので、お近くの教室についてはまずはお問い合わせください。

>>明光フリースクールの校舎一覧と資料請求はこちら

仙台市の公的な相談窓口も知っておこう

フリースクールとあわせて、仙台市の公的な支援も知っておくと安心です。

仙台市の教育支援センターは「児遊の杜(じゆうのもり)」という愛称で、青葉区水の森3-24-1(施設の建て替えのため令和6年4月からの仮移転先)にあり、電話は022-303-6551です。

登校に不安や悩みを抱える市内の小・中学生と保護者を対象に、少人数で学習や体験活動をする小集団対応、一対一の個別対応、相談員が家庭を訪ねる訪問対応の3つの形で、社会的な自立に向けた支援をしています。

市内には教育支援センターのサテライト「杜のひろば」が8か所あり、立町(青葉区立町)、青葉(青葉区五橋)、広瀬(青葉区栗生)、宮城野(宮城野区五輪)、若林(若林区一本杉)、八木山(太白区八木山)、太白(令和8年度から太白区の大野田小学校内)、泉(泉区将監)と、5つの区すべてに置かれています。[6]

児遊の杜と杜のひろばへの通所も、市の交通費補助の対象です。通所を出席扱いにするかどうかは在籍校の校長先生の判断になるので、利用を始める前に学校に確認しておいてください。

相談の入口としては、新しく開設された「仙台市多様な学び相談ダイヤル」(022-725-2595)があります。受付は月・水・木・金曜日の午前9時から午後5時30分、火・土曜日の午前9時から午後5時で、仙台市内在住の小・中学生と保護者、市立小・中学校の教員が対象です。

不登校の悩みだけでなく、教育支援センターやフリースクールなど多様な学びの場に関する相談にも専門の相談員が対応し、相談は無料です。匿名でも相談できますが、教育支援センターへの通級や学校との調整を希望する場合は、氏名や学校名を確認されることがあります。教育委員会の担当は多様な学び支援課(022-214-0004)です。

学校の中にも居場所があります。仙台市は、教室に入りづらさを感じている子どもの居場所として、在籍学級外教室「ステーション」を令和8年度現在で小学校20校・中学校55校に設けていて、専任の担任教諭やスクールカウンセラーが支援にあたります。

学校外では、オンライン授業「杜のEネ!」や、メタバースを使った居場所「杜のひろば・C-リンク」も市が運営しています。保護者向けには、教育支援センターで月2回程度の「親の会」があり、共同宣言を結んだ民間団体との共同開催の親の会もあります。[7]

参考までに、宮城県の調査では令和6年度の不登校の小中学生は県全体で小学生3,002人・中学生4,723人で、不登校の出現率は小学生2.79%(全国2.30%)、中学生8.28%(全国6.79%)と、小中とも全国平均を上回っています。

>>小学生の不登校は約43人に1人|低学年・高学年で違う原因と、親ができる7つの対応【2026年最新】

仙台市がステーションや杜のひろばを増やし、交通費補助や相談ダイヤルを整えてきた背景には、この状況があります。[8]

教育支援センターの通い方や費用の考え方はこちらの記事で、宮城県内の相談窓口はこちらの記事で詳しく紹介しています。

>>教育支援センター(適応指導教室)とは?通い方・費用・出席扱いをわかりやすく解説

>>宮城県の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】

公的な教室とフリースクールは、どちらかを選ばなければいけないものではありません。杜のひろばに週に何日か通いながら、家ではオンラインで学ぶという組み合わせもできます。お子さんの状態や相性に合わせて、複数の選択肢を並行して検討してみてください。

まとめ。仙台市は「前例」と「市の手続き」がそろっているから動きやすい

出席扱いは校長先生の判断で決まるため、前例があるかどうかが大きく影響します。仙台市にはすでに承認事例があり、市の教育委員会は仙台市版のガイドラインと手続きの流れを令和2年4月から定めて、保護者が出す様式Aまで公開しています。

利用料の助成は市にも県にもありませんが、出席扱いの日の通所には交通費補助があり、児遊の杜と8か所の杜のひろば、多様な学び相談ダイヤルという公的な入口もそろっています。

今日できる一歩として、連絡帳や学校への連絡メールに「学校の外で学べる場所を考えている。仙台市の手続きの流れにある様式Aを出したいので、一度相談したい」と一文書いてみてください。様式の名前を出すだけで、学校側も「市の手順に沿った相談だ」と受け取りやすくなります。

学校に行かない期間があっても、学びと出席の心配を減らす方法はあります。お子さんを責める必要も、ご自身を責める必要もありません。今日からできる小さな一歩を、一緒に探しましょう。僕の公式LINEでは不登校に関する情報発信や無料相談を行っています。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談

よくある質問

仙台市で不登校の出席扱いは認められますか?

仙台市内の学校で、フリースクール入会後すぐに活動レポートを学校へ提出することで出席扱いが認められた事例があります。文部科学省の通知に沿って、最終的な判断は在籍校の校長先生が行います。

仙台市教育委員会は令和2年4月から仙台市版のガイドラインと手続きの流れを定めていて、保護者が校長先生に提出する「民間施設通所に伴う出席の取扱いについて(様式A)」を市の教育支援センターのホームページで公開しています。

まず担任の先生に相談し、様式Aを添えて校長先生に話を上げてもらう流れが基本です。

仙台市にフリースクールの補助金はありますか?

2026年9月時点で、フリースクール等の利用料そのものを保護者に助成する制度は仙台市にも宮城県にもありません。かわりに仙台市には、教育支援センターやフリースクール等に通う交通費の補助があります。

在籍校の校長先生が出席扱いとすることができる日の通所が対象で、公共交通機関なら運賃の2分の1(1か月定期券の額が上限)、自家用車なら距離に応じた額、施設のスクールバスなら費用の2分の1(月7,500円が上限)が補助として支給されます。

小学生は片道3km以上、中学生は片道6km以上の距離要件があり、申請は四半期ごとです。

仙台市の児遊の杜と杜のひろばはどこにありますか?

仙台市の教育支援センター「児遊の杜」は青葉区水の森3-24-1(建て替えのための仮移転先)にあり、電話は022-303-6551です。

小集団対応・個別対応・訪問対応の3つの形で、登校に不安や悩みを抱える市内の小・中学生と保護者を支援しています。

サテライトの「杜のひろば」は、立町・青葉・広瀬(青葉区)、宮城野(宮城野区)、若林(若林区)、八木山・太白(太白区)、泉(泉区)の8か所です。相談の入口は「仙台市多様な学び相談ダイヤル」(022-725-2595)で、相談は無料です。

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出典

  1. 仙台市教育支援センター「出席の取り扱い」(仙台市版・不登校児童生徒の民間施設に通所している場合の「指導要録上の出欠の取扱い」の手続きの流れ、仙台市版・民間施設についてのガイドライン、様式A) ページ  本文へ戻る
  2. 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日) ページ  本文へ戻る
  3. 仙台市教育支援センター「フリースクール等でつくる団体と仙台市教育委員会との『共同宣言』」 ページ、「施設の自己紹介」 ページ  本文へ戻る
  4. 仙台市「市民の声『フリースクールの助成金制度について』」(令和8年4月回答) ページ  本文へ戻る
  5. 仙台市教育支援センター「交通費補助金交付申請」(仙台市フリースクール等学校外施設通所児童生徒に係る交通費補助に関する要綱) ページ  本文へ戻る
  6. 仙台市「教育支援センター『児遊の杜』・教育支援センターサテライト『杜のひろば』」 ページ、仙台市教育支援センター「児遊の杜・杜のひろば」 ページ  本文へ戻る
  7. 仙台市「登校に不安や悩みを抱えている児童生徒への支援」(2026年8月26日更新) ページ  本文へ戻る
  8. 宮城県教育委員会「令和6年度生徒指導に関する調査結果を公表しました」(令和7年11月21日) ページ  本文へ戻る
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この記事を書いた人

小幡 和輝のアバター 小幡 和輝 株式会社明光みらい 代表取締役社長 / クラスジャパン小中学園 校長

1994年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の校長として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」』(エッセンシャル出版社)、『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方』(小学館)など。

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