Gakken高等学院の学費を調べていて、公式サイトに金額の一覧が見当たらない。どういう仕組みで学費が決まり、何を確認すればいいのかを知りたい。そんな方に向けて、公式サイトに書かれていることを整理します。
先に結論です。Gakken高等学院は、学研グループとクラーク記念国際高等学校が連携して設立した通信制高校連携校です。[1] 学費の詳細は、資料請求や各キャンパスへの問い合わせで案内される形になっています。[2]
公式サイトのよくある質問では、クラーク記念国際高等学校の授業料について、国の就学支援制度などを利用できると案内されています。[2]
自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、現在は不登校の専門家として本を書いたり、クラスジャパンでこれまで2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしてきました。
僕は通信制高校の連携施設である明光義塾高等学院の学院長を務めているので、ご家庭から見ればGakken高等学院とは比較される側です。だからこの記事では評価を書かず、公式に書かれている事実と、問い合わせで確認するとよいことだけを載せます。
Gakken高等学院の位置づけ
公式サイトの説明を整理します。[1]
- 設立の形 学研グループとクラーク記念国際高等学校が連携して設立した、高卒資格が取得できる通信制高校連携校
- 運営会社 株式会社学研教育ホールディングス
- 連携先の高校 クラーク記念国際高等学校。全国のキャンパスに14,000人以上が在籍していると紹介されている
高校卒業の資格は、連携先の通信制高校を修了することで取得する形です。[2] 費用は、高校の授業料と、それ以外の学び方にかかる費用に分けて考えると整理しやすくなります。
通信制高校と連携施設の仕組みそのものは、こちらの記事に整理しています。
>>通信制高校とサポート校の違い。学費は二重にかかる?後悔しないための選び方
コースと時間割の決まり方
公式サイトの入学案内には、2つのコースが載っています。[3]
| コース | 内容 | 授業の量 |
|---|---|---|
| 総合進学コース | 高卒資格の取得を第一に、その先の大学進学も見据えて学ぶ | 週最大10コマか15コマ(1コマ50分)から選ぶ |
| 特別進学コース | 国公立大、早慶上理、GMARCH、関関同立などの難関大学を目指す | 週最大10コマか15コマから選び、15コマからさらに追加もできる |
通学する曜日や1日の時間割は、コーチング担任と相談しながら毎週自由に決められると、よくある質問に書かれています。[2]
コースと授業のコマ数で学び方が変わるので、学費もそれに応じて変わると考えておくと、問い合わせのときに話がかみ合います。
公式サイトが挙げている特色
公平のために、Gakken高等学院が強みとして挙げている点も書いておきます。[1]
- 指定校推薦枠 クラーク記念国際高等学校との提携で、全国320大学から約1,400以上の指定校推薦枠を獲得している
- 受験指導 長年受験指導をしてきた学研の塾が進学をサポートする
- コーチング担任制 一人ひとりの学力・目標・悩みに合わせて指導し、個別の学習プランと進路相談を行う
大学進学を強く意識しているご家庭にとっては、指定校推薦枠の多さは判断材料の1つになります。
学費について、問い合わせで確認すること
公式サイトには、授業料や詳細を知りたい方は資料請求を、と案内されています。分割払いについても、対応できる場合があるので各キャンパスに問い合わせてほしいと書かれています。[2]
資料請求や相談のときに、次の5つを確認すると、ほかの学校と同じ条件で比べやすくなります。
- 高校側の授業料と、就学支援金を適用した後の年額
- 授業料以外の年額 選ぶコースと週のコマ数を伝えたうえでの金額
- 入学時にかかる費用 入学金や施設費など
- 教材費や模試、PCなどの別途費用
- コースやコマ数を途中で変えられるか 変えた場合の費用の扱い
就学支援金は、高校の授業料に充てるための支援金です。[4] 2026年度からの新制度では所得制限がなくなり、支給上限は私立の通信制で年33万7,200円、単位制の場合は1単位1万3,668円(年間30単位・通算74単位まで)です。[4]
制度の中身は、こちらの記事にまとめています。
>>通信制高校の学費は実際いくら?2026年度の所得制限撤廃でどこまで下がるのか
他校と比べるときの物差し
学校によって、学費を公式サイトに載せている範囲が違います。比べるときは、次の3つに分けて同じ粒度にそろえてください。
- 卒業に必要な費用 高校の授業料など。就学支援金が充てられる部分
- 学び方の費用 連携施設やコースの費用。授業の量や通い方で大きく変わる
- 別途費用 入学金、施設費、教材、模試、PC
金額を公式サイトで公開している学校の数字を先に見て相場観を持っておくと、見積もりの内容と金額の釣り合いを判断しやすくなります。
>>N高等学校の学費はいくら?コース別の実質負担と、サポート校と同じ物差しで比べる方法
明光義塾高等学院という選択肢
学費の見積もりを取るときに、もう1つ候補に入れてほしいのが、僕が学院長を務める明光義塾高等学院です。通信制高校の連携施設として、高校卒業を目指しながら学び方を組み立てられます。
全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きで見られるのが特徴です。「まず中2の数学からやり直したい」という相談も当たり前のこととしてサポートしています。
学費の相談も、コースを決める前の段階で歓迎です。資料請求のときに「通い方と学費の相談」と書いていただければ、話が早く進みます。
今日できる一歩
問い合わせの前に、紙に「どのコースで、週に何コマくらい学びたいか」を書いておいてください。
Gakken高等学院は、コースと週のコマ数で学び方が変わる仕組みです。ここが決まっていると、見積もりが具体的な数字で返ってきます。
決めきれない場合は、「総合進学コースで週10コマなら」「特別進学コースで週15コマなら」のように、2通りで聞くと比べやすくなります。
まとめ
Gakken高等学院は、学研グループとクラーク記念国際高等学校が連携して設立した通信制高校連携校です。運営は株式会社学研教育ホールディングスです。
学費の詳細は、資料請求や各キャンパスへの問い合わせで案内されます。クラーク記念国際高等学校の授業料には、国の就学支援制度などを利用できると公式サイトに書かれています。
コースは総合進学コースと特別進学コースがあり、週最大10コマか15コマから選べます。クラーク記念国際高等学校との提携で、全国320大学から約1,400以上の指定校推薦枠があると紹介されています。
問い合わせでは、高校側の授業料と支援金適用後の年額、Gakken高等学院側の年額、入学時の費用、別途費用、途中変更の扱いの5つを確認してください。
完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。
よくある質問
Gakken高等学院の学費はいくらですか?
公式サイトには学費の金額の一覧は掲載されておらず、授業料や詳細は資料請求で、詳しい費用や支援制度は各キャンパスへの問い合わせで案内する形になっています。
よくある質問では、クラーク記念国際高等学校の授業料について、国の就学支援制度などを利用できると書かれています。分割払いも、対応できる場合があると案内されています。
コースと週の授業コマ数で学び方が変わるため、選びたいコースとコマ数を伝えて見積もりを取ると、比較できる数字が手に入ります。
Gakken高等学院とクラーク記念国際高等学校の関係は?
公式サイトでは、Gakken高等学院は学研グループとクラーク記念国際高等学校の総力を結集して設立した、高卒資格が取得できる通信制高校連携校だと説明されています。
高校卒業の資格は、連携先の通信制高校を修了することで取得します。クラーク記念国際高等学校との提携により、全国320大学から約1,400以上の指定校推薦枠を獲得していると紹介されています。
運営会社は株式会社学研教育ホールディングスです。
どんなコースがありますか?
総合進学コースと特別進学コースの2つです。総合進学コースは高卒資格の取得を第一に大学進学も見据えるコース、特別進学コースは国公立大や難関私大などを目指すコースです。
どちらも週最大の授業コマ数を10コマか15コマ(1コマ50分)から選び、特別進学コースは15コマからさらに追加することもできます。
通学する曜日や1日の時間割は、コーチング担任と相談しながら毎週自由に決められると、よくある質問に書かれています。
出典
- Gakken高等学院「Gakken高等学院とは」 ページ 本文へ戻る
- Gakken高等学院「よくあるご質問」 ページ 本文へ戻る
- Gakken高等学院「入学案内」 ページ 本文へ戻る
- 文部科学省「高等学校等就学支援金・新制度の概要」(令和8年度) PDF 本文へ戻る
