鹿島学園高等学校の通信制の学費を調べていて、「入学金0円」「3年間で約22万円」という数字を見つけた。何が含まれていて、何が別なのかを知りたい。そんな方に向けて、公式サイトの数字をそのまま整理します。
先に結論です。公式サイトによると、入学金は0円、年間の納付額は73,252円、3年間の合計負担は219,756円(新入生の場合)です。[1]
この金額には、教科書代・副教材費と、学習センターや通学コースを申込む場合の費用は含まれていません。公式サイトにもそう明記されています。
自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、現在は不登校の専門家として本を書いたり、クラスジャパンでこれまで2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしてきました。
僕は通信制高校の連携施設である明光義塾高等学院の学院長を務めているので、ご家庭から見れば比較される側です。だからこの記事では評価を書かず、公式の数字と読み方だけを載せます。
鹿島学園高等学校の学費(公式サイト掲載額)
公式サイトの学費ページに掲載されている数字です。[1]
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 0円(不要) |
| 施設費(年間) | 24,000円 |
| システム管理費・通信費(年間) | 49,000円 |
| 授業料 | 1単位あたり12,000円 |
| 災害共済掛金 | 252円 |
| 入学時・進級時の請求額(支援金適用後) | 73,252円 |
| 3年間合計 | 219,756円(新入生) |
公式サイトの年次別シミュレーションでは、授業料300,000円(25単位)から同額が差し引かれ、授業料の請求額は0円になっています。[1]
授業料がまかなえる理由は、制度の数字を見ると分かります。2026年度から所得制限がなくなり、私立の通信制の単位制では1単位あたり1万3,668円(年間30単位・通算74単位まで)が支給上限になりました。[2]
鹿島学園の1単位12,000円は、この上限の内側です。だから授業料の全額が支援でまかなえる計算になります。
含まれていないもの
ここが本題です。公式サイトは、別途かかるものを明記しています。[1]
- 教科書代・副教材費
- 通学コース、オプションコース、学習センターの費用
- 特別活動、校外学習、修学旅行
学習センターや通学コースを利用する場合は、2番の費用が73,252円に加わります。 利用するかどうかで総額が変わるので、ここは先に決めておきたいところです。
就学支援金は、もともと高校の授業料に充てるための支援金です。[2] 学習センターの費用は、授業料とは別枠で見積もっておくと安心です。
制度そのものの解説は、こちらの記事にまとめています。
>>通信制高校の学費は実際いくら?2026年度の所得制限撤廃でどこまで下がるのか
鹿島学園高等学校とほかの通信制高校を見比べたいときは、ウェルカム通信制高校ナビで、お住まいの地域から通える学校の資料をまとめて無料で請求できます。
※エリアから検索でお住まいの地域を入れてください
「3年間22万円」という数字の使い方
219,756円は、公式サイトが示す鹿島学園への3年間の納付額の目安です。学習センターや通学コースを利用する場合は、その費用が加わります。
言い方を変えると、この金額は「どの学び方を選んでも共通してかかる部分」です。比較するときは、次のようにしてください。
- 共通部分の金額を確認する 鹿島学園なら年73,252円
- 学習センターや通学コースを使う予定なら、その費用を聞く
- 2つを足してから他校と比べる
他校も同じように「共通部分」と「通い方の費用」に分けてから並べると、同じ条件で比べられます。
学習センターに聞く4項目
学習センターによって、費用や通い方が違う場合があります。問い合わせるときは次を聞いてください。
- 年額はいくらか 鹿島学園への納付額とは別に、センターへ払う額
- 週何日通う前提の金額か 前提が違うと比較が壊れる
- 途中で通う日数を変えられるか 変えた場合の費用の精算方法も
- 教材費やイベント費が別にかかるか
とくに2番です。「年間〇〇万円」は週何日の前提なのかを聞かないと、他校の数字と並べられません。
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明光義塾高等学院という選択肢
学費とあわせて学習面も見たい方に向けて、僕が学院長を務める明光義塾高等学院を紹介します。通信制高校の連携施設として、高校卒業を目指しながら学び方を組み立てられます。
全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きで見られるのが特徴です。「まず中2の数学からやり直したい」という相談も当たり前のこととしてサポートしています。
学費の相談も、コースを決める前の段階で歓迎です。資料請求のときに「通い方と学費の相談」と書いていただければ、上の4項目に沿った形でお答えできます。
他校と並べるときの参考
同じやり方で数字を分解した記事があります。物差しを固めるのに使ってください。
>>N高等学校の学費はいくら?コース別の実質負担と、サポート校と同じ物差しで比べる方法
>>通信制高校の学費を比較。公立・私立の公式データと安く通う方法
今日できる一歩
鹿島学園の学費ページを開いて、「別途費用がかかります」と書かれている一文を探してください。
通学コース、オプションコース、学習センターの費用、特別活動、校外学習、修学旅行。この並びが見つかったら、そこが見積もりの本体です。
見つけたら、通う予定の学習センターに電話して年額を聞いてください。この1本で総額が見えます。
まとめ
鹿島学園高等学校の通信制は、公式サイトによると入学金0円、入学時・進級時の請求額が73,252円、3年間合計219,756円(新入生)です。授業料は1単位12,000円で、就学支援金の上限1単位1万3,668円の内側なので、シミュレーションでは授業料の請求額が0円になっています。
この金額には、教科書代・副教材費と、申込む場合の通学コースやオプションコース、学習センターの費用、特別活動や修学旅行は含まれません。公式サイトにもそう明記されています。
学習センターや通学コースを利用する予定なら、その費用を足してから他校と比べると、同じ条件で比べられます。
完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。
よくある質問
鹿島学園高等学校の通信制の学費は年間いくらですか?
公式サイトによると、年間の納付額は73,252円です。内訳は施設費24,000円、システム管理費・通信費49,000円、災害共済掛金252円で、3年間の合計は219,756円(新入生の場合)です。
入学金は0円で不要と案内されています。授業料は1単位あたり12,000円で、公式サイトのシミュレーションでは、授業料300,000円(25単位)から同額が差し引かれ、授業料の請求額は0円になっています。
2026年度から所得制限がなくなり、私立の通信制の単位制では1単位あたり1万3,668円が支給上限です。鹿島学園の12,000円はこの範囲内のため、授業料の全額が支援でまかなえる計算になります。
この金額のほかに費用はかかりますか?
かかります。公式サイトに、教科書代・副教材費が別途必要と記載されているほか、通学コース、オプションコース、学習センターの費用、特別活動、校外学習、修学旅行を申し込む場合には別途費用がかかると明記されています。
学習センターや通学コースを利用する場合は、その費用が73,252円に加わります。利用するかどうかで総額が変わるので、先に決めておくと見積もりがしやすくなります。
就学支援金は高校の授業料に充てるための支援金なので、学習センターの費用は授業料とは別枠で見積もっておくと安心です。
「3年間で約22万円」という数字はどう使えばいいですか?
公式サイトが示す、鹿島学園への3年間の納付額の目安として使ってください。どの学び方を選んでも共通してかかる部分です。
学習センターや通学コースを利用する場合は、その費用を足したものが実際の支出になります。他校と比べるときも、同じように足してから並べると条件がそろいます。
学習センターに問い合わせるときは、年額はいくらか、週何日通う前提の金額か、途中で日数を変えられるか、教材費やイベント費が別にかかるかの4つを聞くと、他校と同じ土俵に乗ります。
出典
