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「遠足みたいなことをやってみたい」その一言から始まった東京タワー遠足

7月末、明光フリースクールで子どもたちと一緒に東京タワーへ行ってきました。

実はこれが、明光フリースクールにとって初めての校外イベントでした。普段は教室で学習や交流をしていますが、子どもたちから「みんなでどこかへ行ってみたい」「遠足みたいなことをやってみたい」という声が出てきたことがきっかけです。

目次

行き先も子どもたちと決めました

大人が企画を用意して子どもを連れて行く、という形ではありませんでした。子どもたちの希望を聞きながら行き先を考えた結果、東京タワーに決まりました。

初めての校外イベントだったので、スタッフも事前に準備を重ねました。

  • 集合場所はわかりやすいか
  • 暑さ対策は十分か
  • 移動中に困ったことが起きたらどうするか

子どもたちが安心して参加できるよう、一つひとつ確認しながら当日を迎えました。

行きたいと言ってくれたことと、実際に安心して行けることは別です。準備の部分は大人の仕事だと思っています。

東京タワーの展望台から街を眺める子どもたち
展望台から街を眺める時間。楽しみ方はそれぞれでした

当日、それぞれのペースで

当日は、それぞれのペースを大切にしながら行動しました。

景色をじっくり眺める子。展示を熱心に見て回る子。友だちやスタッフと話しながら楽しむ子。

同じ場所にいても、楽しみ方はそれぞれです。

学校では「みんな同じ」を求められる場面もありますが、フリースクールでは一人ひとりの興味やペースを大切にしています。今回の遠足でも、その姿が自然に見られました。

集団行動が苦手で学校に行けなくなったお子さんの場合、行事そのものではなく「全員同じことをする」形が負担になっていることがあります。同じ場所にいても過ごし方が違っていい、という前提だと、参加できる子が増えます。

明光フリースクール

遠足に行ったのは、僕たちが運営する明光フリースクールです。明光義塾の教室を昼間の時間に使っていて、来られる日に来る、という形を前提にしています。

>>明光フリースクールの資料請求はこちら

東京タワーの外観
当日は暑すぎず、いい天気でした

学びは教室の外にもある

東京タワーでの一日を通して感じたのは、学びは教室の中だけではないということです。

電車での移動。時間を意識した行動。みんなとのコミュニケーション。はじめて見る景色や体験。

こうした経験は、教科書には載っていない大切な学びです。

特に不登校を経験した子どもたちの中には、「集団での活動が苦手」「初めての場所は不安」という子もいます。それでも、自分のペースで参加しながら少しずつ経験を積み重ねていくことが、自信につながっていきます。

「やってみたい」から始まったこと

今回の遠足は、子どもたちの「やってみたい」という声から生まれました。

僕たちは、勉強だけではなく、子どもたちの興味や挑戦したい気持ちを大切にしたいと考えています。小さな一歩でも、自分で選び、自分で行動した経験は大きな成長につながります。

学校に行けない時期は、自分で選ぶ機会そのものが減ります。行き先を決める、行くかどうかを決める、当日どう過ごすかを決める。そういう小さな選択の積み重ねが、次の一歩を選ぶ力になっていきます。

この日の様子は、明光みらいのnoteでも紹介しています。

>>【明光フリースクール】『行ってみたい!』から始まった東京タワー遠足

これからも、子どもたちと一緒にさまざまな体験を作っていきたいと思います。

お子さんを責める必要も、ご自身を責める必要もありません。今日からできる小さな一歩を、一緒に探しましょう。

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この記事を書いた人

小幡 和輝のアバター 小幡 和輝 株式会社明光みらい 代表取締役社長 / クラスジャパン小中学園 校長

1994年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の校長として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」』(エッセンシャル出版社)、『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方』(小学館)など。

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