明光義塾高等学院の評判や口コミを調べても、在校生の声がなかなか見つからない。実際に通っている生徒はどう感じているのかを知りたい。そんな方に向けて、この記事を書きます。
最初に立場を明かします。僕は明光義塾高等学院の学院長です。つまり身内です。
身内が書く評判の記事は、どうしても宣伝に見えます。なので、この記事では第三者のメディアが取材した在校生の声と、公式noteで公開している授業の記録だけを使います。僕の感想で埋めることはしません。そして、合わない場合のことも書きます。
自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、現在は不登校の専門家として本を書いたり、オンラインフリースクール『クラスジャパン』でこれまで2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしてきました。
口コミがまだ少ない理由
明光義塾高等学院は、2026年4月に開校した通信制高校の連携施設です。[1] 生徒は、連携する通信制高校での高校卒業を目指しながら、ここで学んでいます。
開校してまだ1年目なので、卒業生の声や口コミがネット上にたまるのはこれからです。そのかわり、第三者のメディアの取材記事があります。
小学館HugKumの取材で、在校生2人が語ったこと
小学館の子育てメディアHugKumが、2026年6月に在校生2人を取材した記事を公開しています。[2] 本人たちの話を、書かれている範囲で要約します。
エマさん(仮名・高校2年・週1日通学→週3通学)
前の高校で先生との関係がつらくなり、家にこもるようになったそうです。もともと明光義塾の個別指導塾に通っていて、塾長に相談したことで、高等学院の開校を知りました。
人と関わることが怖くなっていたので、週1日の登校から始めています。英語や数学はみんなと一緒に受け、授業がない時間は自分でプリントやレポートを進めるフリースタディの時間にしています。ほかの学年の授業をのぞきに行ってもいいと言われているそうです。
登校しない日はアルバイトをして過ごしていて、授業については『寝る暇もなくおもしろい』と話しています。家族にも褒められるようになった、とも語っています。また、週1通学コースでの入学でしたが、現在は週3回コースへ変更し、学校にくる回数を増やしています。
リツコさん(仮名・高校3年・週5日通学)
スポーツ推薦で入学した高校でけがをして、競技を続けることが難しくなったそうです。お母さんが調べてくれたのがきっかけで、高等学院を見学し、少人数でこぢんまりした雰囲気に「ここなら行ける」と感じたと話しています。
週5日通い、法学部の受験に合わせて科目を組んでいます。英検の授業もあり、探究学習がおもしろいと語っています。周りから『明るくなったね』と言われるようになったそうです。
そしてリツコさんは、まだ始まったばかりなので、改善の余地はあると思うとも率直に話しています。そのうえで、一人ひとりに合わせてカリキュラムを作ってくれる点をありがたいと語っています。
この取材から読み取れること、読み取れないこと
読み取れることは3つあります。
- 通う日数を自分で選んでいる 週1日のエマさんと、週5日のリツコさんが同じ学院に通っている
- 目的に合わせて組み立てている アルバイトと両立する人もいれば、大学受験に合わせて科目を組む人もいる
- 少人数であること 2人とも、その雰囲気を理由の1つに挙げている
読み取れないことも書きます。これは取材を受けた2人の話です。すべての生徒が同じように感じていると約束するものではありません。 また、取材は2026年6月時点のもので、生徒数や行事などはその後変わっている部分があります。
僕自身、学校に行けなかった10年があります。その経験から言えるのは、自分で通い方を決められることが、最初の一歩をずいぶん軽くするということです。
公式noteで公開している授業の様子
公式noteでは、授業や行事の様子を記録として公開しています。主なものを並べます。
- みらい探究 学年を越えたチームでのペーパータワーチャレンジや、キャリアトランプを使った対話。キャリアコンサルタントの国家資格を持つ教員もいる[3]
- 外部講師の講演会 起業家を招いた特別授業で「好き」を仕事にすることを考える[4]
- ARを使った体育 床に映る映像に合わせて体を動かすDIDIMを導入。異学年のチーム戦で、放課後も残って続ける生徒がいた[5]
- 対話を取り入れた教科の授業 3年生の英語は対話形式で、1年生の数学では「なぜそうなるのか」を考える授業を行っている
- 進路の準備 高3向けの進路ガイダンスで、一般選抜に加えて総合型選抜や学校推薦型選抜にも対応している
ペーパータワーチャレンジの記録には、うまくいかなくても『もう一回やってみよう!』と声をかけ合う様子が書かれています。[3]
高等学院には明光フリースクール高田馬場校が併設されていて、小中学生とも一緒に学ぶ場面があります。夏には、小学生から高校3年生までが参加し、それぞれの目標に合わせて学ぶ5日間のサマーセミナーも開きました。[5]
学院の全体像は、こちらの記事にまとめています。
>>明光義塾高等学院とは?コース・学べること・入学までの流れを学院長が解説
合う人と、合わない人
評判の記事でいちばん役に立つのはここだと思うので、率直に書きます。
合いやすいのは、通う日数を自分で決めながら、少人数で学びたい人です。探究や対話の授業のように、話しながら考える学び方が好きな人にも向いています。大学受験やアルバイトなど、高校卒業の先にやりたいことがある人とも相性がいいです。
合いにくいのは、大人数の中での学校行事や部活動を中心に高校生活を送りたい人です。取材時点では体育祭や修学旅行はないと、生徒に説明されていました。まだ開校1年目なので、長い歴史のある学校のような実績や行事の積み重ねを重視する場合も、ほかの学校や施設と比べてみてください。
アントレプレナーコース、美術コース、eスポーツコースのように、やりたいことがはっきりしている人向けのコースもあります。
見学と相談について
口コミより確かなのは、実際の授業の雰囲気を見てもらうことです。学校説明会や個別相談は随時受け付けています。
全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きで見られるのが特徴です。「まず中2の数学からやり直したい」という相談も当たり前のこととしてサポートしています。
資料請求のときに「通い方の相談」と書いていただければ、週何日から始めるのがよさそうかも含めてお答えします。
今日できる一歩
お子さんと一緒に、「週に何日なら通えそうか」を話してみてください。
取材を受けたエマさんは週1日、リツコさんは週5日です。どちらが正しいということはありません。1日でも5日でも、その答えがそのまま見学や相談の出発点になります。
答えが出なければ、「分からない」のままで大丈夫です。一緒に考えるところから始められます。
まとめ
明光義塾高等学院は、2026年4月に開校した通信制高校の連携施設で、卒業生の声や口コミがたまるのはこれからです。この記事では、第三者のメディアが取材した在校生の声と、公式noteの授業の記録だけを使いました。
小学館HugKumの取材では、週1日通う高2のエマさんと、週5日通う高3のリツコさんが、通う日数を自分で選び、アルバイトや大学受験など自分の目的に合わせて学んでいることを語っています。リツコさんは、まだ始まったばかりなので改善の余地はあるとも話しています。
大人数での行事や部活動を中心にした高校生活を望む場合は、ほかの学校や施設とも比べてみてください。
「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。
よくある質問
明光義塾高等学院の口コミは少ないのですか?
明光義塾高等学院は2026年4月に開校した通信制高校の連携施設なので、卒業生の声や口コミがネット上にたまるのはこれからです。
第三者のメディアの取材としては、小学館の子育てメディアHugKumが2026年6月に在校生2人を取材した記事を公開しています。週1日通う高2のエマさん(仮名)と、週5日通う高3のリツコさん(仮名)が、通い始めたきっかけや授業の感想を語っています。
ただしこれは取材を受けた2人の話で、すべての生徒が同じように感じていると約束するものではありません。
どんな授業をしていますか?
公式noteの記録では、学年を越えたチームでのペーパータワーチャレンジやキャリアトランプを使った「みらい探究」、起業家を招いた全3回の外部講師講演会、ARを使った体育(DIDIM)などが紹介されています。
教科の授業でも、3年生の英語は対話形式、1年生の数学は「なぜそうなるのか」を考える授業を行っています。高3向けには、総合型選抜や学校推薦型選抜にも対応した進路ガイダンスを実施しています。
併設する明光フリースクール高田馬場校の小中学生と一緒に学ぶ場面もあります。
どんな人に合っていますか?
通う日数を自分で決めながら、少人数で学びたい人に合いやすいです。探究や対話の授業のように、話しながら考える学び方が好きな人や、大学受験やアルバイトなど高校卒業の先にやりたいことがある人とも相性がいいです。
大人数の中での学校行事や部活動を中心に高校生活を送りたい人には、合いにくい面があります。取材時点では、体育祭や修学旅行はないと生徒に説明されていました。
まだ開校1年目なので、実績や行事の積み重ねを重視する場合は、ほかの学校や施設とも比べてみてください。
出典
- 明光みらい(note)「【明光義塾高等学院】探究・進学・居場所を大切にする通信制、学校生活がスタート!」 ページ 本文へ戻る
- 小学館HugKum「不登校に苦しんだ現役高校生の2人。不安だった将来にも、今は陽が差した!」2026年6月19日 ページ 本文へ戻る
- 明光みらい(note)「ペーパータワーチャレンジを実施しました!【明光義塾高等学院】」 ページ 本文へ戻る
- 明光みらい(note)「夢中になれることは、未来につながる。外部講師講演会を開催しました。」 ページ 本文へ戻る
- 明光みらい(note)「【明光義塾高等学院】ARデジタル体育を実践中!」「サマーセミナー開催!!」 ページ 本文へ戻る
