中野区でフリースクールを探している方へ。この記事では、東京都が公開している助成対象施設の一覧と各施設の公式サイトを突き合わせて、運営・所在地・対象年齢・料金まで確認できた中野区 フリースクールを、中野駅・中野坂上・新井・本町の区内6か所と、南阿佐ヶ谷・高田馬場・西落合の隣接区3か所に分けて紹介します。
順位づけやランキングではなく、同じ4項目をそろえた一覧です。あわせて、都の補助金として最大で月2万円まで支給される利用料助成、中野区独自の上乗せがあるのかどうか、区が3か所で運営する「フリーステップルーム」と中野中学校のチャレンジクラス「N組」についても、公式情報だけを根拠にまとめました。
自己紹介が遅れました。小幡和輝です。約10年間の不登校を経験し、当時の僕を支えてくれた場所がフリースクールでした。いまはそれを運営する側として、本を書いたり、2000人以上の子どもたちとご家庭に関わっています。
中野区のフリースクールと支援の状況
東京都の調査では、都内の公立小中学校の不登校の児童生徒は2024年度(令和6年度)に31,335人(小学生13,296人・中学生18,039人)でした。前年度と比べると小学生は21人増え、中学生は412人減っていますが、3万人を超える水準が続いています。[1]
中野区は2025年5月に「中野区不登校支援の基本方針」を定めていて、その中で区立小中学校の不登校の児童生徒数を公表しています。
2023年度(令和5年度)は小学生228人・中学生241人の合計469人で、2018年度(平成30年度)の小学生57人・中学生132人から、小学生は4倍に増えました。
区の分析では、不登校の小中学生のうち19.2%が学校の内外どちらでも相談や指導を受けられていない状態にあり、この数をゼロにすることを目標に掲げています。[2]
基本方針には「フリースクール等の民間団体との連携によるきめ細かな支援を推進する」という一文も入っているので、学校以外の場所を探すことは区の方針に沿った行動でもあります。
中野区は面積が小さく、中野駅と中野坂上駅の周辺に施設が集まっています。東京都のフリースクール等利用者支援事業の2025年度(令和7年度)対象施設一覧(2026年3月末時点)には中野区の施設が7件載っていて、この記事ではそのうち公式サイトで4項目を確認できた5件に、都の一覧には載っていない中野駅北側の小規模な居場所1件を加えました。[5]
区の西側の鷺宮・都立家政・野方のあたりには、公式サイトで確認できる民間のフリースクールが見つかっていません。その一方で、中野区は丸ノ内線・東西線・西武新宿線で杉並区・新宿区に数駅で出られるので、隣接区の施設も所在地を明記したうえで補っています。
補助金は都の月2万円まで。中野区独自の上乗せは2026年9月時点でなし
先に結論を書くと、中野区在住の家庭が使えるフリースクールの利用料の補助金は、東京都の「フリースクール等利用者支援事業」の1本です。
- 東京都フリースクール等利用者支援事業 都内在住で、フリースクール等に通う不登校の小中学生の保護者が対象です。利用料に対して、補助金として最大で月2万円まで支給されます。入会金や施設維持費、教材費は対象外です。2026年度(令和8年度)の申請は2026年5月27日から2027年2月12日までで、3か月ごとに利用実績を都に報告したあとに支給されます。[3]
- 中野区独自の利用料助成 港区・品川区・足立区・板橋区・北区のように区が独自に上乗せする制度は、2026年9月時点で中野区の公式サイトと都の不登校支援ポータルの中野区ページに見当たりません。区が力を入れているのは、次に紹介する無料の公設の居場所と相談窓口です。利用料の補助は都の助成のみと考えておいてください。[4]
申請の様式・受付期間・必要書類は年度ごとに変わります。制度の詳しい条件と申請先は、記事末の出典に挙げた東京都のページで確認できます。
都の補助金を実際にどう申請するか、中野区の家庭がフリースクールの活動レポートを提出して出席扱いを認められた実例は、こちらの記事で手続きの順番つきで解説しています。この記事では施設の一覧に絞ります。
>>【実例あり】中野区で不登校の出席扱いが認められた方法。東京都の補助金月2万円も併用できます
区が3か所で運営する「フリーステップルーム」と、中野中学校の「N組」
民間のフリースクールとは別に、中野区には区が運営する場所が3種類あります。費用の記載は公式ページにないので、申し込みのときに確認してください。
- 教育支援室 フリーステップルーム(FSR) 区内在住か区立学校に在学していて、不登校などで長期欠席の状態にある小学1年生から中学3年生が対象の「学校に代わる居場所」です。本室は中央1-41-2の複合施設「みらいステップなかの」3階で、丸ノ内線・大江戸線の中野坂上駅A1出口から徒歩1分、月曜から金曜の9時から16時に開いています。2025年度からは民間事業者の経験を取り入れて、運動・演劇・eスポーツ・屋外活動や宿泊を含むプログラムも行っています。区の西側には野方1-35-3の教育センター分室で月・火・木・金曜に開く中部分室、南側には弥生町5-11-26の南部すこやか福祉センター4階で月・木曜に開く南部分室があり、住んでいる場所に近いほうを選べます。申し込みは区のWebフォームか教育支援室(03-5937-3044)への電話で、在籍校の先生に相談してもかまいません。[6]
- バーチャル・ラーニング・プラットフォーム(VLP) インターネット上の仮想空間で、アバターを使って他の子どもや支援員と交流しながらオンラインドリルで学べる区の仕組みです。対象はフリーステップルームと同じ区内在住か区立在学の小1から中3で、通室していない子も専用のWebフォームから申し込めます。平日の8時から16時は支援員が常駐していて、月に1、2回はイラストやものづくり、謎解きのイベントもあります。2024年度の利用者は小学生18人・中学生35人で、前年度から倍以上に増えました。家から出るのがまだ難しい段階の入口として使える場所です。[7][2]
- 中野中学校チャレンジクラス「N組」 中野4-12-3の中野中学校の中にある、不登校の生徒のための学級です。区立学校に在籍しているか区内に在住していて、年間30日以上欠席している生徒が対象で、学区を越えて通えます。月曜から金曜の9時30分から15時まで、少人数でゆとりのあるカリキュラムで学びます。在籍生徒は2024年4月の4人から2025年4月には22人(1年生11人・2年生7人・3年生4人)に増えました。問い合わせは中野中学校N組(03-3389-1473)か教育委員会事務局指導室です。このほか区立の全9中学校には、支援員2人が常駐する校内別室があり、2024年度は98人が登録しています。[4][2]
相談の入口は、みらいステップなかの6階にある区の教育相談室です。区内在住か区立の学校・園に在籍する年少から18歳までの子どもと保護者が対象で、来所相談は月曜から土曜の10時から18時(03-5937-3074・予約制)、電話相談は月曜から土曜の10時から17時(03-5937-3083)に無料で受け付けています。
土曜も開いているのは、平日に動きにくい保護者には助かる点です。[8] 教育支援センターとフリースクールの違い、通い方と出席扱いの関係は、こちらの記事で解説しています。
>>教育支援センター(適応指導教室)とは?通い方・費用・出席扱いをわかりやすく解説
フリースクールでの学びは出席扱いになりうる
フリースクールでの活動は、在籍校の校長が認めれば指導要録上の出席扱いになる場合があります。根拠は文部科学省の通知で、学校とフリースクールが連携していること、学習の状況が学校に伝わることなどが判断の材料になります。[9]
中野区の基本方針にも、学校外の施設で相談や指導を受けたときや、民間事業者のICT教材で学んだときは、一定の要件を確認したうえで指導要録上の出席扱いにする、と明記されています。[2]
東京都の助成対象施設は、通所状況を在籍校に毎月報告できることが要件のひとつなので、都の一覧に載っている施設は学校との連携の下地がある、と考えることができます。
ただし判断するのはあくまで在籍校の校長で、個々のケースごとに決まります。見学のときに、在籍校への報告をどんな形でしてもらえるかを聞いてみてください。
出席扱いの要件の中身は、こちらの記事にまとめています。中野区での実例と手続きの流れは、先ほど紹介した中野区の出席扱いの記事をご覧ください。
>>「不登校でも出席扱いに?」文部科学省の通知で出席扱いになる3つの要件を徹底解説
まだ外に出るのが難しい、近くに通える場所がないという方へ
中野区は施設が中野駅と中野坂上駅の周りに集まっているので、鷺宮や都立家政、上鷺宮のあたりに住んでいると「西武新宿線で出ないと選択肢がない」という状況は実際に起こります。それはご家庭の努力不足ではありません。
また、学校に行きづらくなった直後は、家から出るエネルギーそのものがまだ戻っていない時期があります。中野区の基本方針が示すとおり、区内では出席日数が年に10日以内という子の割合が全国より高く、動き出すまでに時間がかかる子は珍しくありません。この段階で通う場所を無理に決める必要はありません。
そういうときの選択肢として、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。ネットの先生(担任)が一人ひとりに伴走し、自宅から自分のペースで学べます。
2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきました。一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになる仕組みも整っています。
学習AIがヒントを出しながら一緒に考えてくれて、学習以外に使えないフィルタリング設定があるので、ゲームや動画が心配なご家庭でも使いやすいです。
中野区のフリースクール一覧(エリア別)
中野区内で公式サイトから運営・所在地・対象年齢・料金を確認できた施設を6か所、隣接区にあって中野区から通いやすい施設を3か所紹介します。順位をつけたものではありません。
料金は執筆時点の公式サイトの記載で、税込・税別の表記がそろっていないものがあります。公式に確認できなかった項目は「要お問い合わせ」としています。通う前には必ず各施設に直接ご確認ください。
中野駅南口: フリースクール「フェルマータ」
フリースクール「フェルマータ」
運営: 要お問い合わせ(公式サイトに法人名の記載なし。代表は大橋勲氏)
所在地: 中野区中野3-19-2 ディアコート102
対象年齢: 小学5年生〜中学生
料金: 入会金10,000円。月会費39,000円(週2日のライトコースは27,000円)に施設設備費2,500円/月が別途
JR・東西線の中野駅から徒歩7分、南口側の住宅街にある2014年4月開設のフリースクールです。
月曜から金曜の10時30分から15時まで開いていて、月・火・木・金曜は国語・数学・英語・理科・社会に図工・家庭科・体育を加えた授業、水曜は毎週イベントの日で、体験活動や社会人との交流にあてています。
14時から15時は「放課後」として過ごす時間があり、バドミントン部やハンドベル部のような部活動も生徒の自主活動として動いています。
学校のような時間割で学び直したい子に向いた場所で、公式サイトでは在籍校と連携して多くの児童生徒の通学が出席扱いになっているとしています。東京都の助成対象施設一覧に掲載されています。
中野坂上: 翔和学園 小中学部
翔和学園 小中学部
運営: NPO法人翔和学園
所在地: 中野区中央1-38-1 アクロスシティ中野坂上ビル2F
対象年齢: 小学生・中学生(発達に特性のある子どもが主な対象。学年の明記は公式サイトになし)
料金: 通年利用は年額1,540,000円。入学時に初期事務費33,000円とアセスメント費33,000円が別途。スポット利用は全日15,400円・半日8,800円
中野坂上駅のすぐそばで、発達障害のある子どもや若者の教育支援を行うNPO法人が運営しています。「社会性」を学ぶ学校と自らを位置づけていて、苦手なことを補うだけでなく得意なことを伸ばすギフテッド教育、医療との連携、専門家による支援を特徴に掲げています。
小中学部のほかに高等部・大学部・就労の場まで一つの法人の中にあるので、義務教育のあとの見通しまで相談できます。初回の体験は無料で、続けて体験する場合は1日11,000円で8回まで利用できます。費用は高めなので、都の助成を使う前提で見学のときに支払いの仕組みを確認してください。東京都の助成対象施設一覧に掲載されています。
本町: フェリーチェフリースクール(星槎中野サテライトキャンパス)
フェリーチェフリースクール
運営: 株式会社埼英スクール
所在地: 中野区本町2-13-2
対象年齢: 小学生・中学生
料金: 要お問い合わせ(公式サイトに記載なし)
中野坂上駅と新中野駅の間、本町2丁目にある、通信制の星槎国際高等学校のサポート校「フェリーチェ高等学院」が同じ校舎で開いている小中学生向けのフリースクールです。
週2日から5日まで登校日数を自由に選べて、少人数のグループ学習と個別学習を希望に合わせて組み合わせます。
毎週水曜は社会見学や職業体験、レクリエーション、ソーシャルスキルを学ぶ「プラチナチャレンジプログラム」の日で、高等部の生徒と一緒にスポーツや芸術、料理のゼミに参加する時間もあります。
経験のあるカウンセラーがいて、必要に応じて専門機関と連携すること、在籍校と連携しながら一人ひとりに向き合うことを公式サイトで掲げています。中等部を終えたあと、同じ校舎の高等学院へ内部進学もできます。東京都の助成対象施設一覧に掲載されています。
中野1丁目: 東京コミュニティスクール
東京コミュニティスクール(初等部)
運営: 特定非営利活動法人東京コミュニティスクール
所在地: 中野区中野1-62-10
対象年齢: 小学1年生〜6年生
料金: 入学金220,000円と施設拡充費110,000円(いずれも初年度のみ)。学費は半期495,000円(年額990,000円)、教材費は半期43,560円〜62,700円。保護者のNPO正会員入会(入会金20,000円・年会費10,000円)も必要
中野駅の南東、中野1丁目にある小学生対象の全日制マイクロスクールです。不登校の子のための施設というより、少人数・異年齢で実体験に基づく探究をする学校として運営されていて、テクノロジーを使った学習の個別化も行っています。
学校に合わなかった子が「別の学び方をする学校」として選ぶケースがあるため、東京都の助成対象施設一覧にも掲載されています。学費は区内でもっとも高い水準なので、都の助成があっても家庭の負担は大きいです。入学は考査を経て決まり、2026年度の編入は若干名です。
>>小学生の不登校は約43人に1人|低学年・高学年で違う原因と、親ができる7つの対応【2026年最新】
新井: とらすとベースフリースクール
とらすとベースフリースクール
運営: 特定非営利活動法人東京コミュニティスクール
所在地: 中野区新井2-35-2
対象年齢: 小学生(2026年度の編入は1〜5年生、2027年4月の入学は新1〜6年生)
料金: 入学金220,000円と施設拡充費110,000円(いずれも初年度のみ)。学費は半期495,000円(年額990,000円)、教材費は半期43,560円。保護者のNPO正会員入会も必要
中野駅の北、新井薬師前駅と中野駅の中間あたりの住宅街に2025年4月に開校した、東京コミュニティスクールの第二校です。
一軒家のような空間で、「歩いてもいい、止まってもいい」を理念に掲げ、日本語の学習・探究活動・創作を、子どもが自分で選んで取り組む時間を中心に組み立てています。屋外活動が多いのも特徴です。
8時30分から17時まで開いていて、週1日からの通学もできるので、毎日通う体力がまだない子でも入りやすい設計です。体験入学は3回まで無料です。東京都の助成対象施設一覧に掲載されています。
野方・新井・中野駅周辺: フリースクール ito-いと-
フリースクール ito-いと-
運営: 要お問い合わせ(法人格のない個人運営)
所在地: 中野区内の区民活動センター等(野方区民活動センター・新井区民活動センター・桃園区民活動センターほか。開催場所は日によって変わるので要確認)
対象年齢: 不登校の小学生・中学生
料金: 月額20,000円(減免制度あり)
2023年に始まった、中野区内の区民活動センターなどを使って開いている小規模な居場所です。
決まった校舎を持たないかわりに、野方駅徒歩2分の野方区民活動センター、中野駅北口から徒歩15分の新井区民活動センター、中野駅南口から徒歩10分の桃園区民活動センターなど、区の西側から中野駅周辺まで場所を変えて活動しています。
フリースクールは週1、2回の10時から16時で、それとは別に誰でも参加できるフリースペース(月1回は無料)と、保護者どうしがつながる「不登校親の会(つながるいと)」を無料で開いています。
毎日通う場所というより、週に1、2回の外に出るきっかけと、親どうしの情報交換の場としての性格が強い施設です。
ここまでで通える場所が見つからなかった方へ
中野区内の施設は、学校型で毎日通うところと、月に何日か通う居場所型に分かれていて、料金の幅も月2万円から年100万円を超えるものまで大きく開いています。「今のうちの子に合う頻度と費用の施設がない」と感じたら、それは探し方の問題ではなく、区内の選択肢の幅の問題です。
クラスジャパン小中学園なら、自宅で自分のペースで学びながら、ネットの先生と少しずつ生活のリズムを整えていけます。対面の施設と並行して使っている家庭も多く、まず家で動き出してから通う場所を選ぶ、という順番でも遅くありません。詳細はこちら: 野方・新井・中野駅周辺: フリースクール ito-いと-
中野区から通いやすい隣接区の施設
中野区は南北に細長く、丸ノ内線で杉並区、東西線で新宿区にすぐ出られます。所在区を明記したうえで3か所を補います。
南阿佐ヶ谷(杉並区): 明光フリースクール 南阿佐ヶ谷新高円寺校
明光フリースクール 南阿佐ヶ谷新高円寺校
運営: 株式会社明光みらい
所在地: 杉並区阿佐谷南1-1-4 デュオメゾン高円寺南1F
対象年齢: 不登校の小中学生
料金: 週1回20,000円から
明光義塾の個別指導の考え方がベースの、小中学生対象のフリースクール。一人ひとりに寄り添った運営が特徴です。プログラミングやeスポーツといった新しい学び、体験ができる子どもたちの居場所です。
丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅と新高円寺駅のどちらからも徒歩7分で、中野坂上・新中野・東高円寺から乗り換えなしで行けます。中野区の出席扱いの記事でも通える候補として案内している校舎です。コースは週1回・週3回・週5回から選べ、入会金は22,000円です。
明光フリースクールは開校からまもないため都の助成対象施設一覧にはまだ掲載されていませんが、東京都の助成金の対象になった実績があります。なお、この記事を掲載しているメディアは明光フリースクールが運営しています。自社の施設なので詳しく書けている部分がありますが、順位づけの意図はありません。校舎の詳細や見学の申し込みは校舎ページをご覧ください。
>>明光フリースクール 南阿佐ヶ谷新高円寺校の校舎ページを見る
高田馬場(新宿区): 明光フリースクール 高田馬場校
明光フリースクール 高田馬場校
運営: 株式会社明光みらい
所在地: 新宿区高田馬場1-28-3 工新ビルディング4F
対象年齢: 不登校の小中学生(この校舎は中学生が対象の目安。小学生も入会はできます)
料金: 週1回20,000円から
東西線・山手線・西武新宿線の高田馬場駅から徒歩2分で、中野駅・落合駅からは東西線で2〜3駅、西武新宿線の沿線からも乗り換えなしで行けます。
区の北側、新井薬師前・沼袋・野方のあたりからは南阿佐ヶ谷校より近いことが多い校舎です。コースと入会金は南阿佐ヶ谷新高円寺校と同じで、東京都の助成金の対象になった実績があります。校舎の詳細や見学の申し込みは校舎ページをご覧ください。
西落合(新宿区): フリースペースしんじゅく
フリースペースしんじゅく
運営: 要お問い合わせ(公式サイトに法人名の記載なし)
所在地: 新宿区西落合3丁目(詳細は要お問い合わせ)
対象年齢: 小学生・中学生を中心に若者まで
料金: 要お問い合わせ
新宿区の西のはずれ、中野区の上高田・江古田・松が丘と接する西落合3丁目にある少人数の居場所です。火曜と金曜の10時から15時に開いていて、会話やゲーム、学習、料理など、本人のやりたいことを通して自分のペースで過ごす場所と公式サイトで説明しています。
自宅への訪問支援も行っているので、まだ通えない段階から関わってもらうこともできます。中野区の東側、都営大江戸線の新江古田駅や西武新宿線の新井薬師前駅の周辺に住んでいる家庭には、中野駅周辺の施設より近い選択肢です。東京都の助成対象施設一覧に掲載されています。
掲載していない施設について
中野区内で名前が挙がる施設のうち、この記事に載せなかったものもあります。東京都の助成対象施設一覧には「そと育スクールだいかぞく」と「不登校支援・探究教室 きときとの杜」も中野区の施設として載っています。
そと育スクールだいかぞくは、赤ちゃんから小学生までを対象に都内の公園で外遊びをするスクールで、公式サイトでは小学生向けの平日クラスが月曜のみ(1回5,000円)と案内されていて、不登校の子が平日に通う場所としての情報がなかったため一覧には入れていません。
きときとの杜は、執筆時点で公式サイトを確認できませんでした。このほか、区内にあると紹介されることのある施設で、公式サイトで運営・所在地・料金まで確認できなかったものは載せていません。
この記事は中野区周辺の施設をすべて網羅したものではありません。新設や移転、料金の改定で情報が変わることがあるので、通う前には必ず公式サイトと直接の問い合わせで最新情報を確認してください。
隣の区には、明光フリースクールの校舎がある杉並区と新宿区、区の北側から西武線で出やすい練馬区と、それぞれ区ごとの一覧記事があります。中野区から通える範囲を広げたいときは、こちらから見てみてください。
>>杉並区のフリースクールと補助金一覧。通える場所を地域で探せます【2026年最新】
>>新宿区のフリースクールと補助金一覧。通える場所を地域で探せます【2026年最新】
>>練馬区のフリースクールと補助金一覧。通える場所を地域で探せます【2026年最新】
中野区を含む東京都全体の一覧はこちらの記事にまとめています。
>>東京都のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】
掲載のない地域にお住まいの場合も、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」なら地域を問わず自宅から利用できます。
ネットの先生(担任)が伴走し、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになった実績も多数あります。
2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。
まとめ。合うかどうかで選んでいい
フリースクールは、優劣ではなく「その子に合うかどうか」で選ぶものです。中野区には、学校のような時間割で学び直せる中野駅南口の教室、発達の特性に合わせた支援を専門にする中野坂上のNPO、登校日数を週2日から選べる本町のサポート校併設スクール、探究を軸にした全日制のマイクロスクールとその第二校、区民活動センターを使って週1、2回開く小さな居場所と、性格のまったく違う6か所があります。
そこに南阿佐ヶ谷・高田馬場・西落合の3か所を加えると、通う頻度も料金の幅もかなり広がります。
都の補助金として最大で月2万円まで支給される助成はありますが、区の上乗せはないので、区が無料で運営するフリーステップルームの3拠点とVLP、中野中学校のN組という公的な選択肢を知ったうえで、費用と相性で選ぶことが大事になります。
見学してから決めていいし、フリーステップルームと民間のフリースクールを並行して検討してもかまいません。
今日できる一歩として、この記事の一覧から「毎日通う学校型」か「週に何日かの居場所型」か、お子さんに合いそうな側をまず1つ決めてみてください。
学校型ならフェルマータやフェリーチェ、居場所型ならito-いと-やフリースペースしんじゅく、というふうに候補が2つに絞れます。
そのうえで、見学の問い合わせ文を「不登校の小6の親です。見学はできますか。在籍校への出席の報告はどんな形でしてもらえますか」の3文で送ってみてください。都の助成を使う予定なら、「東京都の利用者支援事業の対象施設ですか」と一言足すと、あとの申請で迷いません。
「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。
よくある質問
中野区にフリースクールはいくつありますか?
東京都のフリースクール等利用者支援事業の2025年度(令和7年度)対象施設一覧(2026年3月末時点)に載っている中野区の施設は7件で、中野駅と中野坂上駅の周辺に集まっています。
ただし一覧は保護者の申請に基づいて掲載されるものなので、載っていない施設もあります。
この記事では、公式サイトで運営・所在地・対象年齢・料金まで確認できた区内の6か所(中野駅周辺3か所・中野坂上・本町・区民活動センターを使う居場所1か所)と、南阿佐ヶ谷・高田馬場・西落合にある隣接区の3か所を紹介しています。
このほかに区が運営する「フリーステップルーム」(みらいステップなかの本室・野方の中部分室・弥生町の南部分室)と、オンラインの「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」、中野中学校のチャレンジクラス「N組」があります。
中野区でフリースクールの利用料の補助金はありますか?
あります。東京都のフリースクール等利用者支援事業で、都内在住の不登校の小中学生の保護者に、利用料に対して補助金として最大で月2万円まで支給されます。
入会金や施設維持費、教材費は対象外で、2026年度の申請は2026年5月27日から2027年2月12日までです。板橋区や北区のような区独自の上乗せ助成は、2026年9月時点で中野区にはありません。制度は年度で変わるので、最新の情報は東京都の公式ページで確認してください。
中野区のフリーステップルームは誰が使えますか?
中野区内に在住しているか区立学校に在学していて、不登校などで長期欠席の状態にある小学1年生から中学3年生が対象です。本室は中央1-41-2の「みらいステップなかの」3階で、中野坂上駅A1出口から徒歩1分、月曜から金曜の9時から16時に開いています。
野方1-35-3の中部分室は月・火・木・金曜、弥生町5-11-26の南部分室は月・木曜に開いていて、住んでいる場所に近いほうを選べます。申し込みは区のWebフォームか教育支援室(03-5937-3044)への電話で、在籍校の先生に相談してもかまいません。費用は公式ページに記載がありません。
出典
- 東京都「令和6年度都内公立学校児童生徒の問題行動・不登校等の実態」(2025年10月30日) ページ 本文へ戻る
- 中野区教育委員会「中野区不登校支援の基本方針」(令和7年5月) PDF/中野区「『中野区不登校支援の基本方針』について」 ページ 本文へ戻る
- 東京都生活文化局「東京都フリースクール等利用者支援事業」 ページ 本文へ戻る
- 東京都「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 中野区」 ページ/中野区「学校に行きづらい児童・生徒・保護者の相談窓口」 ページ 本文へ戻る
- 東京都「令和7年度 東京都フリースクール等利用者支援事業(助成金)児童生徒通所施設一覧」(令和8年3月末時点) PDF 本文へ戻る
- 中野区「フリーステップルーム(教育センター)」 ページ/中野区「フリーステップルーム 中部・南部分室」 ページ 本文へ戻る
- 中野区「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム(VLP)」 ページ 本文へ戻る
- 中野区「教育相談室」 ページ 本文へ戻る
- 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 ページ 本文へ戻る
