タレントの中川翔子さんは、ご自身の不登校経験を公表し、不登校の子どもたちを応援する活動を続けています。2026年5月からは、僕たち株式会社明光みらいの公式アンバサダーも務めてくださっています。
この記事では、中川翔子さんが公表されている不登校の経験、「死ぬんじゃねーぞ!!」の出版、期間限定フリースクール「空色スクール」の取り組み、そして明光みらいのアンバサダーとしての活動を、一緒に活動している立場からまとめます。
はじめまして、不登校の専門家の小幡和輝と申します。僕自身も約10年間の不登校を経験し、現在は株式会社明光みらいの代表として、対面やオンラインのフリースクールを運営しています。中川さんとは「不登校のこれから」をテーマに対談もさせていただきました。当事者経験のある2人だからこそ話せたことも含めて、お伝えします。
中川翔子さんの不登校経験。中学時代のいじめと、絵を否定された日々
中川翔子さんは、中学時代にいじめを経験し、不登校になったことをご自身で公表されています。インタビューなどで語られているのは、絵を描いていることを「気持ち悪い」と言われ、好きなものを否定される空気の中で学校に居場所を失っていった、という経験です。
中学の卒業式には参加しなかったこと、その後に通信制高校へ進み、無事に卒業されたことも明かされています。好きなことを否定された子が、その「好き」を手放さずに大人になり、絵も歌も仕事にした。中川さんの歩みそのものが、不登校のお子さんと保護者の方にとって大きな希望だと僕は思っています。
著書『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』
中川さんは2019年、自身のいじめの経験をもとにした著書『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』(文藝春秋)を出版されています。中学・高校でいじめられ、ひとりで「死にたい夜」を過ごした経験を持つ中川さんが、いま傷つき悩んでいる十代に向けて書いた一冊で、言葉に加えて自身の漫画も収められています。
タイトルの「死ぬんじゃねーぞ!!」は、中川さんがライブで観客に向かって叫んできた言葉から取られたものです。過激に聞こえるかもしれませんが、中身は「あなたの時間と命は誰も奪えない」という、経験者にしか書けないまっすぐなメッセージです。いじめがつらくて学校に行けないお子さんには、大人の説教ではなく、同じ痛みをくぐった人の言葉が届くことがあります。お子さんにすすめる前に、まず保護者の方が読んでみるのもおすすめです。
「卒業式をもう一度」。期間限定フリースクール「空色スクール」
2025年、中川さんは「卒業式をもう一度」というプロジェクトを立ち上げ、期間限定のフリースクール「空色スクール」を開校されました。
報道によると、不登校やさまざまな事情で「卒業式にもう一度出たい」という人を全国から募り、参加者はオンラインでのミーティングや授業をともにし、最終日には東京の会場で「卒業を祝う会」が開かれました。校長を務めた中川さんが、参加者ひとりひとりに卒業証書を手渡したそうです。
ご自身が中学の卒業式に出られなかったからこそ生まれた企画です。「あの日出られなかった卒業式」が心の棚に残り続けることを、当事者として知っている人の発想だと感じます。
明光みらい公式アンバサダー就任。「心が走り出す瞬間をみつけてほしい」
2026年5月16日、中川翔子さんは株式会社明光みらいの公式アンバサダーに就任されました。就任記念イベントでは、不登校の子どもたちへ「心が走り出す瞬間をみつけてほしい」というメッセージを送ってくださっています。
明光みらいは、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」、対面の「明光フリースクール」、通信制高校サポートの「明光義塾高等学院」を運営する会社です。不登校を経験した中川さんに、同じく不登校を経験した僕が代表を務める会社の仲間になっていただけたことは、本当に心強いことでした。
就任の詳細はこちらでご紹介しています。
https://note.com/meikomirai/n/n7425336cc545

当事者経験のある2人で対談して感じたこと
中川さんとは、不登校のこれからをテーマに対談をさせていただきました。印象的だったのは、2人の経験がまったく違うのに、行き着いた結論が同じだったことです。
中川さんは絵や歌という「好き」に支えられ、僕はゲームという「好き」に支えられました。学校に行けなかった時期に自分を保てたのは、どちらも好きなことがあったからです。だから2人とも、子どもの「好き」を取り上げないでほしい、と考えています。好きなことは現実逃避ではなく、その子が立ち直るときの足場になります。
中川さんはインタビューの中で、保護者の方に向けて、正そうとするより隣にいてあげてほしいという趣旨のメッセージも語られています。これは僕が2000人以上のご家庭を見てきた実感とも重なります。
「好き」を守れる場所を、一緒につくっています
中川さんをアンバサダーに迎えた明光みらいでは、子どもの「好き」を学びにつなげる場所を運営しています。
- クラスジャパン小中学園(オンライン) ネットの先生(担任)が伴走し、自宅から自分のペースで学べます。2018年の開校から2000人以上をサポートし、在籍校の出席扱いになった実績も多数あります
- 明光フリースクール(対面) 明光義塾の個別指導の考え方がベースの、一人ひとりに寄り添う居場所です。プログラミングやeスポーツの時間もあります
- 明光義塾高等学院(通信制高校サポート) eスポーツコースや美術コース、アントレプレナーコースなど、「好き」を軸にした学びから高校卒業を目指せます
中川さんが歩んだ「通信制高校から卒業へ」という道も、僕が歩んだ「フリースクールから起業へ」という道も、いまはもっと選びやすくなっています。お子さんに合う場所を探している方は、まずは気軽にご相談ください。
株式会社明光みらいの事業一覧・お問い合わせ
https://freeschool.meikogijuku.jp/
まとめ。「好き」を否定されない場所が、心を走らせる
中川翔子さんは、いじめと不登校を経験し、通信制高校を卒業し、いまは「卒業式をもう一度」や明光みらいのアンバサダーとして、かつての自分と同じ状況にいる子どもたちへ手を差し伸べています。「心が走り出す瞬間をみつけてほしい」という言葉は、好きなことに支えられて大人になった当事者だからこその言葉です。
今日できる一歩をひとつ挙げるなら、お子さんの「好き」をひとつ、否定せずに一緒に楽しんでみてください。アニメでもゲームでも絵でもいい。「それ、いいね」の一言が、心が走り出す瞬間の入り口になります。
「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。無料のLINE相談はこちらから。
不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談
https://www.obatakazuki.com/lp
よくある質問
中川翔子さんは不登校だったのですか?
はい、ご自身で公表されています。中学時代にいじめを経験して不登校になり、中学の卒業式には参加しなかったこと、その後通信制高校へ進んで卒業したことをインタビューなどで語られています。現在は不登校の子どもたちを応援する活動を続けています。
空色スクールとは何ですか?
中川翔子さんが2025年に開校した期間限定のフリースクールです。「卒業式をもう一度」というプロジェクトとして、不登校などの事情で卒業式に出られなかった人を全国から募り、オンラインでの授業などをともにした後、東京の会場で開かれた「卒業を祝う会」で、校長を務めた中川さんから参加者に卒業証書が手渡されました。
中川翔子さんの不登校・いじめに関する本はありますか?
あります。『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』(2019年、文藝春秋)です。中学・高校でのいじめの経験をもとに、傷つき悩む十代へ「あなたの時間と命は誰も奪えない」というメッセージを、言葉と自身の漫画で綴った一冊です。
中川翔子さんと明光みらいの関係は?
中川翔子さんは2026年5月16日に、株式会社明光みらい(オンラインフリースクールのクラスジャパン小中学園、対面の明光フリースクール、明光義塾高等学院を運営)の公式アンバサダーに就任しました。就任イベントでは不登校の子どもたちへ「心が走り出す瞬間をみつけてほしい」というメッセージを送っています。
