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高校受験の面接で不登校・欠席日数をどう説明する?そのまま使える答え方の例

高校受験の面接で、不登校だったことや欠席日数について聞かれたらどう説明すればいいのか。受験が近づくほど、この不安は大きくなります。「正直に話したら落とされるのでは」「うまい言い訳を用意したほうがいいのか」と悩んでいる親子は少なくありません。

結論から書きます。不登校の説明は、事実を短く正直に話すのがいちばん強い答え方です。欠席日数は調査書ですでに面接官に伝わっています。隠したり取り繕ったりする必要はなく、そして詳しく話したくない事情まで全部話す義務もありません。この記事では、面接官が本当に知りたいこと、答え方の組み立て、そのまま使える例文、話したくないときの答え方まで順番に紹介します。

自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、18歳で起業しています。今は対面やオンラインのフリースクール、通信制高校の連携施設を運営する立場です。

目次

面接官は欠席日数をなぜ聞くのか。責めるためではない

まず前提を整理します。欠席日数や不登校の事実は、中学校が作成する調査書にすでに記載されています。つまり面接官は知ったうえで聞いています。答え合わせのために聞くのではなく、知りたいのは次のことです。

  1. 本人が自分の状況を受け止めているか なかったことにせず、自分の言葉で話せるか
  2. いまの状態はどうか 元気を取り戻しつつあるのか、まだしんどい時期なのか
  3. 入学後にどんな環境があれば通えそうか 同じ状況にならないために学校側が何を用意できるか

僕は通信制高校の連携施設を運営する立場として、面接をする側の話も日常的に聞きます。欠席理由の質問は、落とす材料を探すためではなく、入学後のサポートを考えるための情報収集であることがほとんどです。この前提に立つと、面接は「審査」から「相談」に変わります。

答え方の基本。過去・現在・これからの3つで組み立てる

答えは長く話す必要はありません。次の3つを、この順番で1〜2文ずつ話せば十分です。

  1. 過去の事実 いつからいつまで、どんな理由で行けなかったか。「中学2年の秋から半年ほど、体調を崩して学校を休んでいました」のように期間と理由を短く
  2. いまの状態 現在できていることを具体的に。「いまは週3回フリースクールに通って、生活リズムが整ってきました」のように事実で示す
  3. これから 志望校で何をしたいか。「高校では自分のペースで通いながら、好きな美術の勉強を続けたいです」のように前を向いている姿勢を伝える

ポイントは、2の「いまの状態」を気持ちではなく事実で語ることです。「頑張ります」という決意よりも、「毎朝9時に起きられるようになった」という小さな事実のほうが、面接官には何倍も伝わります。

そのまま使える回答例文。状況別に3パターン

体調が理由だった場合

「中学2年の春から1年ほど、朝起き上がれない症状が続いて学校を休んでいました。通院しながら生活リズムを整えて、いまは午前中から活動できる日が増えています。高校では無理のないペースで通いながら、少しずつ登校日数を増やしていきたいです。」

人間関係が理由だった場合

「中学1年の冬から、クラスの人間関係がうまくいかず学校に行けない時期がありました。いまは家庭学習を続けながら、少人数の場には通えるようになっています。高校では新しい環境で、自分に合う友人関係を作っていきたいです。」

理由をうまく言葉にできない場合

「はっきりした理由は自分でもうまく説明できないのですが、中学2年から学校に行けなくなりました。ただその間も勉強は家で続けていて、いまは毎日机に向かう習慣がついています。高校では通い続けることを最初の目標にしたいです。」

理由が言葉にできないことは、不自然なことではありません。無理に理由をつくるより、「説明できないが、いまはこうしている」と話すほうが誠実に伝わります。

詳しく話したくないことは、話さなくていい

上位の面接対策ではあまり語られませんが、大事なことです。いじめなど、思い出すこと自体がつらい事情を面接の場で詳しく話す義務はありません。深掘りされそうになったら、こう答えて構いません。

「人間関係でつらいことがあり、詳しくお話しするのは難しいのですが、いまは気持ちの整理がついて、前を向いて高校生活の準備をしています。」

事情を濁したことで不合格になるような面接なら、その学校の姿勢の問題です。自分を守る線引きをしたうえで、「いま」と「これから」を語ることに力を使ってください。なお、いじめによる重大な被害が続いている場合は、受験対策より先に、学校・教育委員会・警察や専門窓口への相談を優先してください。

面接だけで挽回しようとしない。受験全体で組み立てる

面接の答え方を磨くことは大切ですが、面接一発の逆転に懸ける必要はありません。不登校からの高校受験は、学校選びの段階で大半が決まります。

欠席日数や内申点を重視しない入試方式の学校を選べば、面接は「説明の場」ではなく「確認の場」になります。内申点に頼らない受験の進め方はこちらの記事で解説しています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/futoko-naishinten-juken/

通信制高校の入試であれば、欠席日数が合否に影響することはほとんどありません。通信制の面接で見られていることは、こちらの記事にまとめています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/tsushinsei-nyushi-ochiru/

僕自身、約10年の不登校を経験した当時の自分に声をかけるなら「その10年は無駄にならない。今やっていることが全部あとで仕事になるよ」と言います。面接で語る「これから」は、立派な将来設計でなくていいのです。いま好きでやっていることを、そのまま話してください。

明光義塾高等学院という選択肢

明光義塾高等学院

「面接でどう説明するか」の先には、「どの高校なら通い続けられるか」という本題があります。欠席日数で合否が左右されない進路の1つとして、僕が学院長を務める明光義塾高等学院があります。

高校卒業資格を目指しながら、全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きで見られるのが特徴です。「まず中2の数学からやり直したい」という相談も当たり前のこととしてサポートしています。不登校で学習に空白がある子ほど、個別指導で自分の位置から始められる環境が効きます。

入学の相談では、不登校の期間や欠席日数を責めるような質問はしません。むしろ「どんな環境なら続けられそうか」を一緒に考えるところから始めます。中学からの進学だけでなく、いまの高校からの転入・編入の相談も受け付けています。気になったら、まず資料請求から始めてみてください。

【明光義塾高等学院】資料請求はこちら
https://gakuin.meikogijuku.jp/renkei

今日できる一歩

今日は、欠席していた期間を「いつからいつまで」と紙に1行書き出してみてください。答えづらさの半分は、期間や事実があいまいなまま面接を想像していることから来ています。事実を1行に固定するだけで、3ステップの「過去」が完成し、残りは「いま」と「これから」を足すだけになります。

まとめ。面接は審査ではなく、環境の相談

高校受験の面接での不登校の説明は、過去の事実・いまの状態・これからの3つを短く正直に話せば十分です。詳しく話したくない事情は話さなくていい。そして面接の出来だけに懸けず、欠席日数を重視しない学校選びで受験全体を組み立てれば、面接は怖い場ではなくなります。

完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。

無料のLINE相談はこちら
https://www.obatakazuki.com/lp

よくある質問

面接で不登校のことを聞かれなかったら、自分から話すべきですか?

自分から切り出す必要はありません。調査書で学校側はすでに把握しているので、聞かれなければ触れなくて大丈夫です。志望理由や高校でやりたいことなど、聞かれたことに集中して答えてください。

欠席理由をうそで説明するのはありですか?

おすすめしません。調査書の記載と食い違うと、かえって印象を損ねます。詳しく話したくない場合は、うそをつくのではなく「詳しくお話しするのは難しいのですが、いまは前を向いて準備しています」と、話さない選択を正直に伝える形にしてください。

欠席日数が多いと、面接の前に書類で落とされませんか?

学校と入試方式によります。全日制でも欠席日数を重視しない選抜を行う学校があり、通信制高校では欠席日数が合否にほぼ影響しません。募集要項で選抜基準を確認し、説明会で「欠席日数はどの程度考慮されますか」と直接聞くのが確実です。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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