「子どもがeスポーツを習いたいと言い出した。ゲームが習い事になるの?」と戸惑っている方へ。結論から書くと、eスポーツは習い事になります。ピアノやサッカーと同じで、上手な人に教わり、振り返り、仲間と一緒に取り組む環境があれば、ちゃんと力が育つ分野です。ただし「ゲームをやらせておけば伸びる」わけではありません。伸びるかどうかは、教室の選び方でほぼ決まります。
自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、18歳で起業しています。今は対面やオンラインのフリースクール、通信制高校の連携施設を運営する立場です。あわせて、eスポーツスクール「ゲムトレ https://gametrainer.jp/」を創業し、4歳から高校生までの子どもたちにゲームのトレーニングを届けてきました。この記事では、運営者としての現場から、eスポーツという習い事の始め方と選び方をお伝えします。
eスポーツが習い事になる理由
eスポーツは、ビデオゲームを使った対戦競技です。国体の文化プログラムに採用されたり、高校の部活動として公式大会が開かれたりと、この10年で「遊び」から「競技」へ位置づけが変わってきました。
習い事として見たとき、eスポーツには他の習い事と同じ構造があります。課題があり、練習があり、上達が目に見える。チーム戦なら仲間との連携が要る。大会という発表の場がある。ピアノの発表会やサッカーの試合と、骨組みは同じです。
違うのは、子どもが最初から夢中だという点です。多くの習い事は「親が始めさせて、子どもが好きになるのを待つ」順番ですが、eスポーツは逆で、すでに好きなものに練習の枠組みを足していきます。続かないという習い事の一番の悩みが起きにくいのは、この順番の違いによるものです。
ゲームで育つ力と、育つための3つの条件
ゲムトレの現場で見てきた実感として、ゲームで育つ力は確かにあります。瞬間の判断を繰り返すことで育つ集中力と情報処理能力。勝ち筋を組み立てる論理的な思考。チーム戦で声を掛け合うコミュニケーション力。そして、上達が数字やランクで見えることで積み上がる自己肯定感です。
ただし、これらは一人で黙々とプレイしているだけでは育ちにくいのです。条件が3つあります。
- 上手な人に教わる 我流のプレイを続けるだけでは、考え方の癖に気づけません。うまい人の視点を借りて初めて「なぜ負けたか」が言葉になります
- 振り返る プレイして終わりではなく、プレイを見返して次の目標を決める。この往復が、ゲームを練習に変えます
- 仲間とやる 対戦や協力の相手がいることで、声を出す理由、勝ちたい理由が生まれます
この3つがそろった場面で、子どもは大人が驚くような変化を見せることがあります。僕が運営する現場で、半年間ひとことも話さなかった子が、eスポーツの大会の日に初めて声を出したことがありました。そばで見ていた保護者の方は泣いていました。ゲームには、そういう力があります。
なお、ゲムトレには不登校のお子さんも多く通っています。学校に行きづらい時期でも、習い事なら行けるという子は珍しくありません。この点はこちらの記事で詳しく書いています。
不登校でも習い事だけは行ける子について
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/futoko-naraigoto-dake/
始め方。オンラインと通学、どちらから始めるか
eスポーツの習い事は、大きくオンライン型と通学型に分かれます。
オンライン型は、自宅のゲーム機やパソコンと通信環境があれば始められます。送迎が要らず、住んでいる地域に教室がなくても受講できるのが強みです。習い事が初めての子や、外に出るエネルギーがまだ少ない子は、オンラインから始めるのが現実的です。
通学型は、機材のそろった教室に通う形です。ゲーミングPCなどの環境を家にそろえる必要がなく、仲間と同じ空間で取り組める良さがあります。
どちらの場合も、いきなり入会せず体験から入ってください。見るポイントは設備の豪華さではなく、その日のうちに「振り返り」の時間があるかどうかです。プレイしっぱなしで終わる体験会だったら、それは練習ではなく、ただのゲーム時間です。
選び方。「誰が教えるか」と「振り返りの仕組み」で決める
教室を比べるときの判断軸を挙げます。
- 誰が教えるか 講師がどういう人か、どう選ばれているかを確認します。ゲムトレの場合、全国大会や世界大会の経験者などから選び抜いたプロのゲームトレーナーが教えており、採用率は10%以下です。ここまでの水準かは別として、講師の顔が見えない教室は避けたほうがいいです
- 振り返りと目標設定の仕組みがあるか プレイ、振り返り、次の目標設定のサイクルが授業に組み込まれているか。ここが「ゲームで遊ぶ場所」と「ゲームで学ぶ場所」の分かれ目です
- プレイ以外への広がりがあるか 大会の企画や運営、実況、チームづくりなど、ゲームの周辺にある活動まで扱う教室だと、育つ力の幅が広がります
- わが子のタイプに合うか 競技として勝ちたい子と、好きなゲームを深めたい子では、合う教室が違います。体験のときの子どもの表情が一番の判断材料です
なお、eスポーツを習い事で終わらせず、部活や進路につなげる道も広がっています。中学生・高校生の進路の選択肢はこちらの記事で解説しています。
eスポーツを部活や進路にできる?
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/esports-shinro-kokosei/
eスポーツができる通信制高校の選び方
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/tsushinsei-esports/
eスポーツを本気で学べる場所で高校を卒業するという選択肢
習い事として始めたeスポーツを、高校生になっても本気で続けたい。そう考える子のために、習い事の先の受け皿も用意しています。
僕が学院長を務める明光義塾高等学院には、eスポーツコースがあります。僕自身がeスポーツスクール「ゲムトレ」の創業者で、このコースにはゲムトレのプロのゲームトレーナーが派遣され、ゲーミングPCを使った本格的なトレーニングを行います。プレイして終わりではなく、振り返りから次の目標設定へつなぐサイクルで、集中力・思考力・コミュニケーション力を育てます。
プレイだけではありません。校内のポケモンカード大会のように、ゲームを使った企画運営も授業に組み込みます。参加者を集め、ルールを説明し、進行して表彰する。大会を運営する側に回る経験は、ゲームの外でも生きる力になります。
経験や実力は問いません。「ゲームが好き」があれば十分です。ただし、ゲームをしていれば単位が取れる場所ではなく、振り返りと仲間との協力の姿勢を求めています。学習面は、明光義塾が大切にしている個別指導の考え方で、一人ひとりに寄り添って学習も進路も見ていきます。中学からの進学だけでなく、いまの高校からの転入・編入も受け入れています。
気になった方は資料請求から始めてください。備考欄に「eスポーツコース希望」と書いていただけると話が早いです。
【明光義塾高等学院】資料請求はこちら
https://gakuin.meikogijuku.jp/
eスポーツコースの詳細はこちら
https://note.com/meikomirai/n/n2658a6c75105
まとめ。まずは体験会をひとつ予約してみる
eスポーツは習い事になります。育つかどうかは、上手な人に教わる、振り返る、仲間とやるの3条件がそろうかで決まります。教室選びは設備ではなく、誰が教えるかと振り返りの仕組みで判断してください。
今日できる一歩として、お子さんと一緒にオンラインの体験会をひとつ予約してみてください。合うかどうかは、資料を眺めるより1回の体験のほうがはるかによくわかります。
「うちの子の場合はどう選べばいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。LINEで無料相談を受け付けています。
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https://www.obatakazuki.com/lp
よくある質問
eスポーツの習い事は何歳から始められますか?
教室によりますが、小学生から受け入れるところが多く、ゲムトレでは4歳から高校生までを対象にしています。年齢よりも、本人がそのゲームを好きかどうかのほうが大事です。低学年のうちは、競技性の高い教室より、楽しみながら振り返りの習慣をつくる教室が合います。ゲムトレHP https://gametrainer.jp/
ゲームの時間がもっと増えてしまいませんか?
プレイ時間の総量が増えるとは限りません。習い事としてのeスポーツは、プレイ、振り返り、次の目標設定のサイクルで進むため、だらだらと長時間プレイする形とは中身が違います。教わって上達する経験をすると、家でのプレイにも目的ができて、むしろメリハリがつく子が多いです。
ゲームが上手ではない子でも通えますか?
通えます。eスポーツの習い事は選手養成だけが目的ではなく、集中力やコミュニケーション力を育てる場としての側面が大きいです。明光義塾高等学院のeスポーツコースも経験や実力は不問で、「ゲームが好き」という気持ちがあれば大丈夫です。
