大阪府のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

大阪府でフリースクールを探していると、「大阪市内には多そうだけど、うちの市にはあるのか」「補助金が使えるのはどの市なのか」が意外と見えてこないと感じませんか。府内の公立小・中学校だけで2万3千人を超える不登校の子どもがいて、施設の数も全国有数ですが、市区町村ごとに整理された情報は多くありません。

この記事では、大阪府のフリースクールを市区町村別に1か所ずつ紹介します。 順位をつけたり、おすすめを選んだりするものではありません。あわせて、府と市町村の利用料補助を公式ページの記載どおりにまとめました。結論を先に書くと、2026年8月時点で大阪府には府が保護者に直接支給するフリースクール利用料の助成はなく、代わりに大阪市(習い事・塾代助成事業)、枚方市(2026年度新設の補助金)、泉佐野市(塾代等助成事業)、富田林市(就学援助の対象化)に市独自の仕組みがあります。金額と要件はそれぞれ違うので、本文で市ごとに書いています。

僕は不登校の元当事者です。約10年間学校に行かず、フリースクールで学びました。現在は不登校の専門家として、本の執筆や講演をしながら、2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしています。小幡和輝と申します。フリースクールは合うか合わないかで決まるもので、優劣ではありません。だからこの記事も、比較して順位をつける形にはしていません。

掲載している施設は、大阪府教育庁が公表している「不登校児童生徒への支援と取組み」別添資料(府内の公立小中学校が連携し、出席扱いしているフリースクール等の一覧)、堺市教育委員会の「堺市内のフリースクール等民間施設一覧」、富田林市のフリースクール情報、そして各施設の公式サイトで確認できたものだけです。

目次

大阪府のフリースクールと不登校の状況

文部科学省の調査をもとに大阪市教育委員会が公表している資料によると、令和6年度の大阪府内の小・中学校の不登校児童生徒数は小学校8,718人(在籍比率2.13%)、中学校15,031人(同6.93%)で、合わせて23,749人です。前年度の小学校8,188人、中学校14,818人からどちらも増えています。このうち大阪市立学校だけで小学校2,294人、中学校4,893人(在籍比率9.55%)と、中学校の比率は全国平均の6.79%を大きく上回っています。

令和6年度 大阪市立学校における暴力行為・いじめ認知・不登校数(全国・大阪府・大阪市の比較表)|大阪市
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000638406.html

施設を探すときにまず見てほしいのが、大阪府教育庁の「不登校児童生徒への支援」ページからダウンロードできる別添資料(PDF、令和8年2月版)です。政令市を除く府内の公立小中学校が現在連携し、出席扱いしているフリースクール等を、大阪市内28か所、豊能・三島地区11か所、北河内・中河内・南河内地区20か所、堺市・泉州地区10か所、オンライン5か所に分けて、所在地・費用・対象・活動日時まで施設ごとに1ページで載せています。通信制高校のサポート校や放課後等デイサービスも混ざっているので、平日の日中に通えるフリースクールかどうかは各施設のサイトで確認が必要です。

不登校児童生徒への支援(別添資料のダウンロードページ)|大阪府
https://www.pref.osaka.lg.jp/o180080/jidoseitoshien/hutoukou/index.html

堺市は独自に「堺市内のフリースクール等民間施設一覧」をPDFで公開していて、市内17か所の名称・対象・最寄駅・連絡先がまとまっています。

不登校支援に関する情報|堺市
https://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/kyoiku/tetsuzuki/77470520240607163346653.html

府の一覧を見ると、施設は大阪市(特に北区・淀川区・天王寺区・阿倍野区)と北摂、東部の東大阪市・枚方市に集まっていて、泉州南部や南河内の町村では1自治体に1か所、またはゼロという地域があります。 一方で、教育支援センター(適応指導教室)は各市町村に置かれているので、フリースクールが近くになくても公的な選択肢はあります。池田市のように、市の委託でNPOが運営する公設民営のフリースクールがあり市民は無料で通える自治体もあります。

大阪府と市町村のフリースクール利用料の補助

大阪府には、2026年8月時点で府が保護者に直接支給するフリースクール利用料の助成制度はありません。 府の公式サイトと府教育庁の不登校支援ページを確認しましたが、保護者向けの利用料助成は見つかりませんでした。市町村レベルで、保護者の負担を軽くする仕組みを公式サイトで確認できたものが4つあります。

  1. 大阪市 大阪市習い事・塾代助成事業。市内在住のすべての小学5年生から中学3年生を対象に、学習塾や家庭教師、文化・スポーツ教室などの学校外教育にかかる費用を月額10,000円を上限に助成する制度です。フリースクール専用の制度ではありませんが、施設が事業の参画事業者として登録していれば利用料に使えます。府の一覧でも大阪市内の多くの施設が「塾代助成カード利用可能」と書いています。検討中の施設が参画事業者かどうかは、事業の公式サイトの教室検索か施設に直接確認してください
  2. 枚方市 枚方市フリースクール等利用支援補助金。令和8年度(2026年度)に始まった制度で、不登校の児童生徒の保護者が負担したフリースクール等の利用料の2分の1、月額上限5,000円(年間上限60,000円)を補助します。教育委員会と在籍校の校長が施設と必要な情報を共有することに承諾していること、同じ経費で他の助成を受けていないことなどが要件で、電子申請・郵送・窓口で受け付けています
  3. 泉佐野市 泉佐野市塾代等助成事業。市内在住の小学5年生から中学3年生のいる世帯で、一定の所得要件(就学援助の認定基準をもとにした世帯所得の上限あり)を満たす場合に、学校外教育サービスの費用を助成します。フリースクールは月額5,000円を上限に、学習塾・文化スポーツ教室の枠とは別枠で給付されます
  4. 富田林市 令和6年度から、フリースクールに通うために必要な費用の一部を就学援助の対象にしています。就学援助の認定を受けている家庭が対象で、詳細は市教育委員会の教育指導室に問い合わせる形です

大阪市習い事・塾代助成事業|大阪市
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000596583.html

フリースクールに通う子どもの保護者の皆さん 利用料を最大6万円補助します!|枚方市
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000053553.html

泉佐野市塾代等助成事業について|泉佐野市
https://www.city.izumisano.lg.jp/kakuka/kyoiku/gakkokyoiku/menu/12231.html

教育相談(不登校・フリースクール情報)|富田林市
https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/52/138997.html

気をつけてほしいのは、泉佐野市には上の塾代等助成とは別に「フリースクール支援事業補助金」がありますが、こちらはフリースクールの設置者(運営者)に対する補助で、保護者が受け取るお金ではないことです。ネット上では混同されていることがあるので、制度名を確かめてください。

堺市・豊中市・吹田市・高槻市・東大阪市・八尾市など人口の多い市についても公式サイトを確認しましたが、小・中学生の保護者向けの利用料補助は執筆時点で見つかりませんでした。 大阪府は市によって差が大きく、同じ施設に通っていても大阪市・枚方市・泉佐野市の在住者には使える制度があり、隣の市にはない、ということが実際に起きます。制度は年度替わりで新設・変更されるので、最新情報は必ずお住まいの市町村の公式ページでご確認ください。

フリースクールが近くにない地域での考え方は、こちらの記事にまとめています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/freeschool-chikakuninai/

フリースクールでの学びは出席扱いになりうる

フリースクールや自宅での学習は、一定の要件を満たせば在籍校の出席として認めてもらえます。文部科学省が要件を示しており、最終的には在籍校の校長先生が判断します。

不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm

大阪府の別添資料に載っている施設は、すべて「府内の公立小中学校が現在連携し、出席扱いしている」施設です。枚方市の補助は学校外での指導が出席扱いされることを認めた施設が対象なので、見学のときに、在籍校への通所報告をしてもらえるかを必ず聞いてみてください。 出席扱いの3つの要件はこちらの記事で解説しています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/shusseki-atukai/

まだ外に出るのが難しい、近くに通える場所がないという方へ

オンラインフリースクール クラスジャパン小中学園

一覧に入る前に、先にお伝えしたいことがあります。

大阪府は施設の数こそ多いのですが、大阪市内と北摂、東部に偏っていて、泉州の南部や南河内の町村、能勢や豊能の山間部では電車とバスを乗り継いでも1時間近くかかることがあります。それはご家庭の努力が足りないという話ではまったくありません。 そして、まだ家から出るエネルギーがない時期のお子さんも少なくありません。「通う場所を探す」より前の段階があっていいんです。

そういう場合の選択肢として、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。自宅にいながら、ネットの先生(担任)が伴走し、学習や生活リズムをサポートします。2018年の開校からこれまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきた実績があり、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いとなる仕組みも整っています。大阪府の別添資料ではオンラインの施設として、府内の学校と連携し出席扱いの実績がある5か所のひとつに載っています。

学習面ではAIサポートを取り入れているのも特徴です。生徒一人ひとりにカスタマイズされた学習AIが、わからない場面で答えをすぐに教えるのではなく、ヒントを出しながら一緒に考えてくれます。学習以外の用途には使えないフィルタリング設定があるので、安心して使えます。

クラスジャパン小中学園の詳細はこちら
https://www.cjgakuen.com/

大阪府のフリースクール(市区町村別)

市区町村ごとに1か所ずつ紹介します。大阪市と堺市は区ごと、それ以外は市町ごとです。順位をつけたものではありません。運営・所在地・対象年齢・料金は府の別添資料、堺市の一覧、各施設の公式サイトで執筆時点に確認できたもので、確認できなかった項目は「要お問い合わせ」としています。料金は税込・税別の表記がそろっていないものもあるので、通う前には必ず各施設に直接ご確認ください。

大阪市北区

フリースクールみなも
運営: 特定非営利活動法人フリースクールみなも
所在地: 大阪市北区東天満1-4-3
対象年齢: 6歳〜20歳(入会は18歳まで)
料金: 入学金25,000円。月謝19,200円(月4日まで)または39,600円(月5日以上)

2004年11月に開設され、南森町駅・大阪天満宮駅から徒歩5分の場所で月・火・水・金の11時から16時30分に開いています。個別指導塾と通信制高校サポート校を併設していて、親の会と父親の会があります。在籍校との連携ができ、府の一覧にも載っています。

公式サイト: https://fs-minamo.org/

大阪市淀川区

フリースペースなごむ
運営: 要お問い合わせ
所在地: 大阪市淀川区宮原5-6-3 ニュー大阪ハイツ204
対象年齢: 小学4年生〜高校生
料金: 入学金なし。初月は1回500円、以降は月額10,000円から

東三国駅から徒歩5分、新大阪駅から10分の少人数制の居場所で、2018年6月に開設されました。週1回から通え、訪問サポートや保護者のみの相談、登校までの親子サポートもあります。大阪市の塾代助成クーポンが使えます。

公式サイト: https://fs-nagomu.jimdofree.com/

大阪市東淀川区

フリースクールここ 淡路校【ういるも】
運営: 特定非営利活動法人ここ
所在地: 大阪市東淀川区菅原5-9-8
対象年齢: 6歳〜18歳
料金: 入学金22,000円。年間登録料11,000円、月謝44,000円

吹田市で2008年に始まったNPO法人ここの大阪市内の校舎で、2021年2月に開設されました。月〜金の9時から15時に開き、府の一覧には「生徒は全員が在籍校の出席認定を取得」と書かれています。キャンプや遠足などの行事、月1回の親の会、カフェの運営があります。

公式サイト: https://npokoko.org/

大阪市旭区

志塾フリースクール クロッキオ教室
運営: NPO法人志塾フリースクール
所在地: 大阪市旭区高殿7-18-7
対象年齢: 小学生〜おおむね20歳
料金: 入会金10,000円(兄弟姉妹在籍時は5,000円)。月会費29,000円、保険料年650円、空調費月500円(夏期・冬期のみ)

1997年に開校した、大阪・岡山・鳥取などに教室を持つNPOの本部教室です。月・火・水・金は10時から16時、木曜は13時から16時に開いています。オンラインでのサポートもあり、大阪市の塾代助成カードが使えます。西成区にレヴィスタ教室、城東区にTRANSIT教室もあります。

公式サイト: https://shijuku-fs.or.jp/

大阪市東成区

フリースクール・フォロ
運営: 特定非営利活動法人フォロ
所在地: 大阪市東成区中道1-3-43
対象年齢: 6歳〜19歳
料金: 体験入会4回10,000円。入会金20,000円、会費は半年一括200,000円(1か月あたり33,333円)

2001年10月に始まった、大阪市内でも活動の長いフリースクールです。火〜木は10時30分から16時、月・金は11時30分から16時の「あそぼうの時間」で、週4日まで通えます。学校連携ができ、大阪市の塾代助成のほか独自の割引制度と親の会があります。入会していなくても単発で親子参加できる日があります。

公式サイト: https://foro.jp/

大阪市阿倍野区

フリースクール「ラヴニール」
運営: 要お問い合わせ
所在地: 大阪市阿倍野区昭和町2-7-2
対象年齢: 小学生〜高校生年齢
料金: 入学金25,000円。月利用料3,000〜30,000円

2010年4月に開設され、平日の正午から17時に開いています。「記録」を中心に自分を見つめるプログラムを取り入れていて、府の一覧には出席認定の実例ありと書かれています。大阪市塾代助成事業の参画事業者として登録しています。見学は活動時間中に随時できますが、事前の問い合わせが必要です。

公式サイト: http://www.lavenir-2010.sakura.ne.jp/fs-index.htm

大阪市住吉区

NPO法人ろ~たす
運営: NPO法人ろ~たす
所在地: 大阪市住吉区苅田3-9-11
対象年齢: 小学1年生〜高校3年生
料金: 月額20,000〜40,000円

不登校や病気で学校に通えない子どもとその家族を支援するNPOで、2019年4月に開設されました。月〜金の10時から17時に開き、土日はイベントが多数あります。医療機関や地域とチームを組み、学校とも密に連携する方針で、訪問支援やアセスメント・相談支援、保護者コミュニティもあります。

公式サイト: https://lotus-freeschool.org/

堺市中区

志塾フリースクール ラシーナ泉北教室
運営: 特定非営利活動法人志塾フリースクールラシーナ
所在地: 堺市中区深井沢町3332 グランプリビル4階
対象年齢: 小学1年生〜高校3年生の年齢
料金: 入学金10,000円。月会費34,800円、保険料年650円、ほか実費

泉北高速鉄道深井駅から南東へ350mの場所で、2020年11月に開設されました。月・火・木・金の10時から17時に開き、オンラインでの学習支援制度と月1回のイベントがあります。堺市の一覧と府の一覧の両方に載っていて、同じ法人が南区に城山台教室、富田林市に富田林教室を運営しています。

公式サイト: https://lacina.shijuku-fs.org/

堺市南区

きみの森
運営: 要お問い合わせ(当事者の保護者と仲間によるボランティアグループ)
所在地: 堺市南区若松台2-5-1 大蓮公園内 space.SUEMURA
対象年齢: 小学生・中学生
料金: 初回登録料15,000円。年間サポート料12,000円、レギュラー月額15,000円、単発利用3,000円

2018年11月に始まった「平日お昼の子どもの居場所」で、毎週火・木の10時から15時に泉ケ丘駅から南へ750mの公園内で開いています。子どもの主体性を大切にし、元当事者や多様な世代のスタッフが関わります。府の一覧には学校連携・出席認定ありと書かれていて、保護者の会も不定期に開かれています。

公式サイト: https://kiminomori1125.wixsite.com/website

池田市

スマイルファクトリー
運営: NPO法人トイボックス
所在地: 池田市伏尾台2-11 旧伏尾台小学校北校舎
対象年齢: 6〜20歳
料金: 池田市民は無料。市外は基本料月4,000円+相談・スクーリング料月24,000〜48,000円(世帯収入による減額・減免あり)、トライアル10,000円

池田市教育委員会の委託でNPOが運営する、全国でも珍しい公設民営のフリースクールです。2002年10月に始まり、閉校した小学校の校舎を使って毎週水〜土の10時から15時に開いています。出席日数の認定を含めたスクーリングを行っていて、2007年からは通信制高校と連携した高校部もあります。

公式サイト: https://www.npotoybox.jp/toybox/activity-area/ikeda/smile-factory.html

ここまでで通える場所が見つからなかった方へ

大阪市内や北摂に施設があっても、泉州や南河内からだと南海と地下鉄を乗り継いで1時間以上、ということが大阪府ではよくあります。不登校のお子さんにとって移動の負担は小さくありません。移動なしで、自宅で担任の先生とつながる形から始めたい方は、オンラインフリースクールのクラスジャパン小中学園も選択肢に入れてみてください。出席扱いの要件を満たす仕組みが整っています。詳細はこちら: https://www.cjgakuen.com/

吹田市

フリースクールここ 吹田校【あまかり】
運営: 特定非営利活動法人ここ
所在地: 吹田市内本町1-19-7
対象年齢: 6歳〜18歳
料金: 入学金22,000円。年間登録料11,000円、月謝44,000円

2008年4月に開設されたNPO法人ここの最初の校舎で、木曜を除く月〜土の9時から15時に開いています。府の一覧には生徒全員が在籍校の出席認定を取得していると書かれていて、キャンプや遠足、月1回の親の会があります。吹田市内には南吹田校【いどばた】と阪急吹田校【おりまる】もあり、同じ料金体系です。

公式サイト: https://npokoko.org/

高槻市

道の子
運営: 特定非営利活動法人道の子
所在地: 高槻市原989(集合場所。活動場所は駐車場から徒歩15分の山中)
対象年齢: 小学1年生〜6年生
料金: 入学金30,000円。月額38,000円、法人年会費12,000円(府の一覧より。公式サイトには1日4,500円の単発プログラムの案内もあるため、最新は要お問い合わせ)

2024年4月に始まった、高槻の里山に手作りの小屋を構えるオルタナティブスクールです。月〜金の9時から15時20分に開き、山菜採りや川遊び、焚き火での調理など自然の中での活動が中心で、月1回の野外活動イベントや不定期の親子イベントもあります。小学生だけを対象にしている点が特徴です。

公式サイト: https://michinoco.com/

枚方市

HOPEフリースクール
運営: 一般社団法人HOPE教育支援グループ
所在地: 枚方市北中振1-2-5 3階
対象年齢: 小学生・中学生
料金: 1日5,000円(税別)、月額上限30,000円(税別)。枚方市の補助金適用時は月額上限25,000円(税別)

京阪光善寺駅から徒歩10分の場所で、月・水・金の10時から15時に自由登校制で開いています。1日10名以下の少人数体制で、ボードゲームやクッキング、外遊びなど「好き」や「楽しい」を優先した活動が中心です。提携する通信制高校のサポート校と連携して高校卒業まで支援していて、2026年度に始まった枚方市の補助金の対象施設です。

公式サイト: https://free.hopeforchild.jp/

寝屋川市

SeedLing Prism
運営: 株式会社シードリング
所在地: 寝屋川市高宮新町2-1 KOTERA BLDG 103
対象年齢: 8〜18歳
料金: 600円〜32,000円(府の一覧より。コースの詳細は要お問い合わせ)

2020年6月に開設された、イエナプラン教育を取り入れたフリースクールです。火・木・金に開き、対話・遊び・仕事(学習)・催しの4つの活動を通して「自律と共生」を学びます。オンラインのマインクラフト部やマルシェの運営など、子どもたちの企画を形にする活動が特徴です。子ども英語教室を運営する会社が母体です。

公式サイト: https://seedling-ec.wixsite.com/prism

東大阪市

フリースクール スタートライン
運営: 要お問い合わせ
所在地: 東大阪市西石切町5-2-17 ルクソール石切602(新石切校)
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生(公式サイトでは未就学児から高校生まで)
料金: 要お問い合わせ

東大阪で初めて不登校の子どもの居場所として立ち上げられたフリースクールで、2020年に開設されました。月〜金の10時から17時30分に開き、保護者・学校との月1回の懇談会を実施しています。府の一覧には学校と密に連携し出席認定も可能と書かれていて、体験学習や遠足などの行事があります。2024年6月からは放課後等デイサービスも併設し、高井田元町に永和校があります。

公式サイト: https://www.startline-fs.com/

八尾市

特定非営利活動法人 輝(かがやき)
運営: 特定非営利活動法人輝
所在地: 八尾市光町2-60 LINOAS 7階
対象年齢: 小学生・中学生
料金: スクーリングコース月額15,000円。オンラインの居場所「かがやきの森」は月額3,000円

近鉄八尾駅前の商業施設LINOASの7階にあり、2019年9月に開設されました。月〜金の10時30分から15時30分に開き、個に応じた学習支援と地域での交流活動、保護者や子どもの心に寄り添う支援を掲げています。月・金の夜にはオンラインの居場所、土曜には小学生・中学生それぞれのプログラムがあり、相談は活動時間内に随時受け付けています。

公式サイト: https://npo-kagayaki.org/

柏原市

フリースクールOhana(おはな)
運営: 株式会社タカノ
所在地: 柏原市上市1-2-2 アゼリア柏原102
対象年齢: 小学生・中学生・高校生
料金: 週1回月5,000円、週2回月10,000円、週3回月15,000円、フリー月20,000円

JR柏原駅西口を出てすぐの建物の1階で、2024年6月に開所しました。月〜金の10時から15時に開き、元小中学校の校長が代表を務めています。学習支援と相談のほか、ScratchやRoblox、マインクラフトを使ったプログラミング学習、農業体験などの屋外活動があり、在籍校との連携サポートも行っています。見学・体験・相談は無料です。

公式サイト: https://freeschool-ohana.com/

松原市

フリースクールレイパス 松原本校
運営: 特定非営利活動法人レイパス
所在地: 松原市東新町4-16-3
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生
料金: 入学金20,000円。月額20,000円から(コースにより異なる)

2020年11月に開設された、学習を重視するフリースクールです。月〜金の10時から16時に開き、個別の計画と指導で進学や学校復帰を支援します。府の一覧には「学校連携100%」と書かれていて、大学生ボランティアが多数関わります。訪問支援やホームスクーリング支援、親の会もあり、1週間の無料体験から始められます。柏原市に柏原校もあります。

公式サイト: https://raypass.jp/

富田林市

志塾フリースクール ラシーナ富田林教室
運営: 特定非営利活動法人志塾フリースクールラシーナ
所在地: 富田林市甲田2-20-14 田守ビル2階
対象年齢: 小学1年生〜高校3年生の年齢
料金: 入学金10,000円。月会費34,800円、保険料年650円、ほか実費

近鉄長野線川西駅から徒歩2分の場所で、2016年3月に開設された法人の最初の教室です。月〜金の10時から18時に開き、オンラインでの学習支援制度と月1回のイベントがあります。府の一覧と富田林市のフリースクール情報の両方に載っています。富田林市では令和6年度から、フリースクールに通うための費用の一部が就学援助の対象になっています。

公式サイト: https://lacina.shijuku-fs.org/

河内長野市

まちのスクール
運営: NPO法人ぬくもり
所在地: 河内長野市本町9-15(かわちラボ内)
対象年齢: 小学生〜高校生
料金: 入学金10,000円。レギュラーコース月額25,000円、ライトコース(月4回まで)月額12,000円、1dayコース3,500円

河内長野駅から徒歩4分の築100年の古民家を改装した「かわちラボ」の中で、2024年5月に始まりました。月・水・金の10時から15時に開き、19時まで滞在できます。「まちが学校」をテーマに、プロジェクト学習や職業体験、自己表現の「自分ラボ」と地域の人と関わる「地域ラボ」の2つのプログラムがあり、定員は15名です。

公式サイト: https://machi-nukumori.org/project/project-209/

ここまでで通える場所が見つからなかった方へ

週1回なら通えそうでも、毎日となると体調の波で続かない、という声をよく聞きます。通う頻度を増やすこと自体が目的になると、かえって疲れてしまいます。自宅で担任の先生と毎日少しずつつながりながら、対面の場は行けるときだけにする、という組み合わせもできます。クラスジャパン小中学園は、そうした使い方もできるオンラインフリースクールです。詳細はこちら: https://www.cjgakuen.com/

南河内郡河南町

デモクラティックスクールASOVIVA!
運営: 認定NPO法人ASOVIVA
所在地: 南河内郡河南町寛弘寺756-2
対象年齢: 5歳〜18歳(入学要件あり)
料金: 入学金50,000円。レギュラー月額35,000円、ビジター月額20,000円(月5回まで)

築100年を超える古民家を学び舎にした、約300坪の敷地のデモクラティックスクールです。2019年4月に開設され、月〜木の10時から16時に開いています。ルールや活動内容、活動費の使い方まで子どもたちが主体的に決める運営が特徴で、広域通信制高校のサポート校の機能もあります。大阪府から特例認定を受けた認定NPO法人が運営しています。

公式サイト: https://asovivaviva.org/

岸和田市

フリースクール ココまな
運営: NPO法人ココまな
所在地: 岸和田市八幡町17-37
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生
料金: 1回2,000円(府の一覧では週2回利用月16,000円、週3回利用月24,000円)

2021年4月に開設された、岸和田市で初めてのフリースクールです。春木中学校から徒歩3分の民家で月・火・木の10時30分から15時に活動し、子どもが自分たちで過ごし方を決めることを大切にしています。フリースクールで学校の定期テストを受験した実例もあります。毎週土曜には誰でも出入りできる無料の学習支援「スタディハウス」を開き、マンスリーサポーターの寄付で利用料を抑える取り組みをしています。

公式サイト: https://cocomana.or.jp/

泉佐野市

フリースクール キリンのとびら(本校)
運営: 特定非営利活動法人キリンこども応援団
所在地: 泉佐野市鶴原820-9
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生
料金: 入学金55,000円(税込)。フルコース月33,000円(税込)、ステップコース月11,000円(税込、2か月限定)。イベント・宿泊体験は別途

2021年11月に開設され、月〜金の10時から16時に開いています。タブレット端末を使った学習指導、社会体験授業、遠足や宿泊の校外学習、親の会があり、地域の学校と連携して出席扱いや定期テストの受験も協議できます。2023年11月には南海泉佐野駅近くにまちば校(小学1年生〜高校3年生)も開設されました。泉佐野市の塾代等助成事業の対象になりうる施設なので、所得要件に当てはまる方は市に確認してみてください。

公式サイト: https://kirin-npo.com/tobira/

掲載していない市区町村について

大阪市の上記以外の区、堺市堺区・西区・北区・東区・美原区、豊中市、茨木市、箕面市、摂津市、守口市、門真市、大東市、四條畷市、交野市、羽曳野市、藤井寺市、大阪狭山市、和泉市、泉大津市、高石市、貝塚市、泉南市、阪南市、能勢町・豊能町・島本町・忠岡町・熊取町・田尻町・岬町・太子町・千早赤阪村などについては、府の一覧と公式サイトの両方で運営・所在地・対象年齢まで確認できるフリースクールが見つからなかったか、府の一覧に載っている施設が通信制高校のサポート校や放課後等デイサービスだったため載せていません。確認できないものを推測で載せることはしていません。 豊中市はNPOが運営する施設が府の一覧の外にありますが、公式サイトにつながらず確認できませんでした。堺市堺区は堺市の一覧に施設がありますが、公式サイトが確認できなかったため載せていません。大阪狭山市の施設は公式サイトが見つかりませんでした。

府の一覧には今回紹介した以外にも、同じ市区町村で複数の団体が載っています。大阪市内には28件、枚方市には5件、堺市の一覧には17件あり、この記事は1市区町村1か所に絞っているだけです。府の別添資料と堺市の一覧で他の施設も見比べてください。新設や移転、料金の改定で情報が変わることがあります。通う前には必ず公式サイトと直接のお問い合わせで最新の情報を確認してください。掲載がない地域でも、各市町村には教育支援センター(適応指導教室)があります。まずは教育委員会か在籍校に相談してみてください。

掲載のない地域にお住まいの場合も、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」なら地域を問わず自宅から利用できます。ネットの先生(担任)が伴走し、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになった実績も多数あります。2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。
https://www.cjgakuen.com/

まとめ。フリースクールは合うかどうかで選んでいい

フリースクールは、施設の優劣で選ぶものではありません。お子さんとの相性で決まります。 この一覧を見るだけでも、1回2,000円のNPO、市民なら無料の公設民営、里山や古民家で過ごす場所、駅前のビルで学習を軸にする教室、子どもがルールを決めるデモクラティックスクールと、形は本当にさまざまです。

だから、見学して決めていいし、複数を並行して検討していいし、通ってみて合わなければ変えていいんです。公的な教育支援センターとの併用もできます。

今日できる一歩としては、府の別添資料のPDFを開いて、お住まいの地区のページに何が載っているかを眺めてみてください。大阪市にお住まいなら、塾代助成の教室検索で候補の施設が参画事業者かどうかを調べておくと、見学のときに「助成カードは使えますか」と聞けます。枚方市・泉佐野市・富田林市の方は市の制度のページをブックマークしておいてください。候補が1つもなければ、在籍校に「教育支援センターはどこにありますか」とだけ聞くところから始めて大丈夫です。

僕自身、不登校の当時に通ったフリースクールで、学校の外にも自分の居場所があると知れたことが大きな支えになりました。

「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。僕の公式LINEでは不登校に関する情報発信や無料相談を行っています。

小幡和輝の無料LINE相談はこちら
https://www.obatakazuki.com/lp

よくある質問

大阪府にフリースクールはいくつありますか?

大阪府教育庁の「不登校児童生徒への支援と取組み」別添資料(令和8年2月版)には、政令市を除く府内の公立小中学校が連携し出席扱いしているフリースクール等が、大阪市内28か所、豊能・三島地区11か所、北河内・中河内・南河内地区20か所、堺市・泉州地区10か所、オンライン5か所の計74か所載っています。堺市は独自に市内17か所の一覧を公開しています。通信制高校のサポート校や放課後等デイサービスも含まれ、一覧に載っていない施設もあるので、実際の数はこれより多いと考えられます。この記事では23の市区町村について1か所ずつ紹介しています。

大阪府でフリースクールの利用料の補助はありますか?

2026年8月時点で、大阪府が保護者に直接支給する利用料の助成はありません。市町村では、大阪市の習い事・塾代助成事業(小5〜中3、月額上限10,000円、参画事業者として登録された施設のみ)、枚方市のフリースクール等利用支援補助金(2026年度開始、利用料の2分の1・月額上限5,000円・年間上限60,000円)、泉佐野市の塾代等助成事業(小5〜中3、所得要件あり、フリースクール分は月額上限5,000円)があり、富田林市は2024年度からフリースクールの費用の一部を就学援助の対象にしています。堺市・豊中市・吹田市・高槻市・東大阪市などには公式に確認できる保護者向けの補助はありません。

フリースクールに通うと学校の出席扱いになりますか?

一定の要件を満たせば、フリースクールでの学びを在籍校の出席として認めてもらえます。文部科学省が要件を示しており、最終的な判断は在籍校の校長先生が行います。大阪府の別添資料に載っている施設はすべて府内の公立小中学校が連携し出席扱いしている施設なので、見学のときに在籍校への通所報告をしてもらえるかを確認するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、その後18 歳で起業。SNS を活用したマーケティングを専門とし、東京2020 オリンピック・パラリンピックでは総フォロワー1000万人以上の公式SNSアカウントを運用。不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し不登校の専門家として活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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