明光フリースクールの料金はいくらなのか。週1回2万円からと聞いたけれど、その金額で何ができるのか、入会金や昼食代は別なのか、補助金を使えばどこまで下がるのか。問い合わせる前に、数字を全部知っておきたい方に向けて書きます。
先に全部出します。入会金は22,000円(明光義塾に通っている子は無料)、月額は週1回のライトコースが20,000円、週3回のステップコースが55,000円、週5回のバランスコースが71,500円(いずれも税込、2026年8月時点)。昼食を用意してもらうオプションが月額16,500円で、これは希望者だけです。授業で使う教材やPCのレンタル費用などもこの中にすべて含まれています。
この記事は、フリースクール全般の費用相場ではなく、僕たちが運営している明光フリースクールの料金と、その金額で実際に何をして過ごすのかを、運営側の立場で正直に書くものです。
学校に行かなかった期間が、僕にはおよそ10年あります。その間はフリースクールで学びました。いまは不登校の専門家として本を書いたり、対面やオンラインのフリースクールを運営しながら、2000人以上の子どもたちに関わっています。小幡和輝と申します。料金の話は運営者が書くと宣伝に見えやすいので、この記事では「かからないもの」「別にかかるもの」も隠さず並べます。
明光フリースクールの料金表(2026年8月時点)
公式サイトに掲載している全校共通の料金です。校舎によって変えていません。
- 入会金 22,000円(税込)明光義塾に現在通っている生徒は無料です
- ライトコース 週1回の通学で月額20,000円(税込)
- ステップコース 週3回の通学で月額55,000円(税込)PCレンタル料込み
- バランスコース 週5回の通学で月額71,500円(税込)PCレンタル料込み
- 昼食オプション 月額16,500円。希望するご家庭だけが付けるもので、お弁当持参なら不要です
公式サイトの料金欄には「各自治体のフリースクール助成金の対象となる場合があります」と添えています。この助成については後半で触れます。料金は改定される可能性があるので、申し込み前には必ず公式サイトか校舎で最新の金額を確認してください。
明光フリースクールの公式サイト
https://freeschool.meikogijuku.jp/
週1回を月4回とすると1回あたり5,000円、週5回を月20回とすると1回あたり3,575円の計算です。回数を増やすほど1回の単価は下がりますが、後で書くとおり、最初から週5回を選ぶことはすすめていません。
その金額で、平日の何時から何時まで何をして過ごすのか
料金表だけ見ても「2万円の中身」はわかりません。明光フリースクールは平日の9時から15時まで開いていて、明光義塾の教室を日中の時間帯に使って運営しています。1日の骨組みは、来たらまず「作戦タイム」でその日にやることを自分で決め、活動して、最後に「ふりかえりの時間」でその日できたことを確かめる、という流れです。
活動の中身は、その日のコンディションに合わせて「授業を受ける」か「自分のやってみたいにトライする」かを本人が選びます。プログラミングはライフイズテック株式会社の協力で基礎からWebサイト制作まで進められ、コンテストに応募する子もいます。eスポーツの時間もあります。体育が苦手な子でもゲーム感覚で体を動かせるDIDIMという仕組みも入れていて、これについてはこちらの記事で紹介しています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/didim/
ほかに、漢検公認の漢字バトルカードゲーム「カンジモンスターズ」、歴史や科学を探究する「タンキュークエスト」、JELLY JELLY CAFEが選んだボードゲームが教室にあります。教科の学習はICT教材で本人のペースに合わせて進めますが、勉強が主役の場所ではありません。「学校ではないけれど、平日の日中に通う場所」として設計しています。
料金表に載らない部分の話をします。僕がフリースクールに初めて行った日、前日はドキドキしていました。着いてみたら、誰も「なんで学校行ってないの」と聞かなかった。それが衝撃でした。ゲームが好きな子がいて、すぐに仲良くなりました。月謝で買っているのは授業のコマ数ではなく、こういう「理由を聞かれずにいられる平日の数時間」です。ここがフリースクールの料金のいちばん大事な中身だと、運営する側になった今も思っています。
週1回か週3回か。コースの選び方
運営側の感覚では、不登校からの最初の一歩は週1回が標準です。エネルギーが落ちている時期に週5回を設定すると、1回休んだだけで「また行けなかった」という失敗体験になります。週1回なら、行けた事実がそのまま積み上がります。月額20,000円のライトコースを、僕たちは最初の選択肢としてすすめています。
回数を増やすかどうかは、子どもから合図が出ます。「次はいつ?」と聞いてくる、帰り際に残りたがる、教室での出来事を家で話すようになる。そのあたりで週3回のステップコースを検討すれば十分です。通う回数は本人の様子を見ながら校舎と相談して決めていけるので、最初に決めた回数に縛られる必要はありません。
週5回のバランスコースは、すでに生活リズムができていて「毎日行く場所がほしい」という段階の子に向いています。1回あたりの単価はいちばん安くなりますが、回数ありきで選ぶと続きません。
補助金と出席扱いで、実際の負担はどう変わるか
自治体によっては、フリースクールの利用料を保護者に助成する制度があります。東京都には、フリースクール等を利用する不登校の小中学生の保護者に月額最大2万円を助成する制度があります。週1回のライトコースなら月額が20,000円なので、要件を満たして助成を受けられれば、利用料の負担はかなり軽くなります。要件や手続きは都の公式ページで確認してください。
フリースクール等利用者等支援事業|東京都
https://tokyo-fs-support.metro.tokyo.lg.jp/
東京都以外の自治体の制度は、都道府県ごとの一覧記事にまとめています。たとえば東京都内の市区町村ごとの上乗せはこちらで確認できます。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/freeschool-tokyo/
助成の多くは、在籍校で出席扱いになっていることを要件にしています。明光フリースクールでは毎月発行する学習レポートを学校に提出することで、出席扱いになった事例が多数あります。出席扱いの仕組みそのものは、文部科学省の通知に基づいて校長が判断するもので、3つの要件についてはこちらの記事で解説しています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/shusseki-atukai/
出典: 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm
料金のほかに確認しておきたいこと
月額以外で家計に関わるものを正直に書いておきます。
- 交通費 月額には含まれません。自治体によっては通学定期や交通費の補助があり、こちらの記事にまとめています。https://freeschool.meikogijuku.jp/media/freeschool-kotsuhi/
- 昼食 お弁当持参なら追加費用はゼロです。用意が負担なら月額16,500円のオプションを付けられます
- 見学と個別相談 教室見学は平日9時から15時、個別相談は事前予約で土日も受け付けています(校舎によって受付の形が異なることがあります)。料金が発生するのは入会してからです。見学時間も別途ご相談いただければ相談可能です。
明光フリースクールという選択肢
平日の日中に通える場所として、僕たちは明光フリースクールを運営しています。明光義塾の個別指導の考え方がベースになっていて、一人ひとりに寄り添った運営をしています。プログラミングやeスポーツの時間もあり、「学校ではないけれど通う場所」として機能しています。
料金を調べているご家庭にとっての明光フリースクールの良さは、週1回20,000円から小さく始めて、本人の様子を見ながら回数を増やせることです。最初から高い月額を払って「元を取らなきゃ」と親子で焦る構図を作らずに済みます。
学校の出席扱いや自治体の補助金の対象になる実績も多数あります。
新規の校舎もどんどん展開していますので、お近くの教室についてはまずはお問い合わせください。
明光フリースクールの詳細はこちら
https://freeschool.meikogijuku.jp/
まだ外に出るエネルギーがないお子さんには、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。ネットの先生(担任)が伴走し、自宅から自分のペースで学べます。2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。通う場所の料金を見て「まだそこまでの段階じゃない」と感じたご家庭は、家から始める形を先に検討してもかまいません。
学習面では、生徒一人ひとりにカスタマイズされた最先端のAIサポートがあります。答えをすぐ教えるのではなく、ヒントを出しながら一緒に考えるAIなので、わからない場面でつまずかずに答えまで辿り着けます。学習以外の用途には使えないフィルタリング設定付きで安心です。
クラスジャパン小中学園の詳細はこちら
https://www.cjgakuen.com/
まとめ。今日できる一歩は、お住まいの自治体の助成制度を1つ調べること
自治体名と「フリースクール 助成」で検索して、保護者向けの利用料助成があるかどうかだけ確認してみてください。月額2万円の週1回コースが、助成でどこまで軽くなるかが見えると、問い合わせの心理的なハードルがぐっと下がります。
明光フリースクールの料金は、入会金22,000円、月額は週1回20,000円、週3回55,000円、週5回71,500円。昼食オプションは月16,500円で希望者だけ。交通費は別。最初は週1回から。数字はこれで全部です。
「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。
無料のLINE相談はこちら
https://www.obatakazuki.com/lp
よくある質問
明光フリースクールの料金はいくらですか?
入会金22,000円(明光義塾の現生徒は無料)、月額は週1回のライトコース20,000円、週3回のステップコース55,000円、週5回のバランスコース71,500円です(税込、2026年8月時点)。昼食オプションは月額16,500円で希望者のみです。最新の金額は公式サイトで確認してください。
補助金は使えますか?
自治体によってはフリースクール利用料の助成制度があります。東京都には保護者向けに月額最大2万円を助成する制度があり、多くの自治体で在籍校の出席扱いが要件です。明光フリースクールでは毎月の学習レポートを学校に提出することで出席扱いになった事例が多数あります。
週1回から始めて回数を増やせますか?
増やせます。運営側としては最初は週1回が標準だと考えていて、本人が「次はいつ?」と聞くようになるなどの合図が出てから、週3回へ増やすかどうかを校舎と相談して決めていけます。
