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佐賀県のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

佐賀県でフリースクールを探している方へ。この記事では、佐賀県内で公式サイトや公的な一覧から実在と情報が確認できたフリースクール・学びの場を、市町ごとに1か所ずつ紹介します。順位づけはせず、運営・所在地・対象年齢・料金をそろえてフラットにまとめました。あわせて、フリースクール利用料の補助金・助成制度が佐賀県にあるのかどうかを、県や市町の公式情報にもとづいて整理しています。

先にお伝えすると、佐賀県は民間フリースクールの数が多い県ではありません。県教育センターが公表している民間施設の一覧に載っているのは4施設です。だからこそ、通える場所の情報だけでなく、無料で使える公的な居場所や、自宅から学べるオンラインの選択肢まで含めてお伝えします。

自己紹介が遅れました。小幡和輝です。学校に行かなかった期間が、僕にはおよそ10年あります。その間はフリースクールで学びました。いまは不登校の専門家として本を書いたり、対面やオンラインのフリースクールを運営しながら、2000人以上の子どもたちに関わっています。

目次

佐賀県のフリースクールの状況

佐賀県の公表によると、令和6年度の県内の不登校の小中学生は2,228人で、前年度から48人増えて過去最多になりました。小学生が858人(こちらも過去最多)、中学生が1,370人です。1,000人あたりでは33.2人で、全国平均の38.6人よりは低いものの、増加が続いています。
出典: 佐賀県のフリースクールの状況

学校以外の学びの場としては、佐賀県教育センターが「不登校児童生徒に学習の機会を提供している民間運営の施設」の一覧を公表しています。載っているのは、フリースクール啓輝館(唐津市)、フリースクールふれあい謙志塾(鳥栖市)、フリースクールしいのもり(佐賀市)、フリースクールSAGA(佐賀市)の4施設です。
出典: 不登校児童生徒に学習の機会を提供している民間運営の施設

利用料の補助金については、2026年8月時点で、佐賀県にも県内の市町にも、保護者向けのフリースクール利用料助成は公式に確認できませんでした。茨城県や富山県のように県が助成する例、松山市のように市が助成する例が全国で増えているなかで、佐賀県はまだ制度がない状況です。年度替わりで新設されることがあるので、最新情報は県や市町の公式ページでご確認ください。

そのかわり、無料で使える公的な支援があります。県内の市町には教育支援センター(適応指導教室)が設置されていて、県教育委員会の相談ページから一覧を確認できます。また、伊万里市の「子ども第三の居場所きらら」やみやき町の「みやキッズスクール」のように、市町が無料で運営する不登校の子の居場所もあります(後ほど一覧で紹介します)。
教育支援センター一覧: みやキッズスクール

フリースクールの費用相場や補助金の仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>【小中学生向け】フリースクールの費用相場はいくら?補助金や後悔しない選び方まで解説

フリースクールでの学びは出席扱いになる可能性があります

フリースクールなど学校外の施設で学んだ日を、在籍校の指導要録上の出席として扱える仕組みがあります。文部科学省の通知で示されているもので、在籍校の校長が、学習内容や学校との連携状況をふまえて判断します。
出典: フリースクールでの学びは出席扱いになる可能性があります

佐賀県内でも、教育支援センターや民間施設に通いながら出席扱いを受けている子どもたちがいます。手続きは在籍校への相談から始まるので、通いたい場所が決まったら、まず担任か教頭に「学校外で学んだ場合の出席扱いについて相談したい」と伝えてみてください。

出席扱いをお願いしたのに断られてしまった場合の対処は、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料

まだ外に出るのが難しい、近くに通える場所がないという方へ

オンラインフリースクール クラスジャパン小中学園

このあと市町別の一覧を紹介しますが、佐賀県で通えるフリースクールがあるのは一部の市町に限られます。お住まいの地域に施設がないのは、ご家庭の努力不足ではなく、地域の事情です。

また、施設が近くにあっても、家から出るエネルギーがまだたまっていない時期のお子さんもいます。そういう場合の選択肢として、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。

クラスジャパン小中学園では、ネットの先生(担任)が一人ひとりに伴走し、自宅から自分のペースで学べます。2018年の開校からこれまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきました。一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになる仕組みも整っています。学習にはAIがヒントを出しながら一緒に考えてくれて、学習以外に使えないフィルタリング設定があるので、ネットの使いすぎが心配なご家庭でも安心です。

詳細はこちら: まだ外に出るのが難しい、近くに通える場所がないという方へ

佐賀県のフリースクール(市町別)

市町ごとに1か所ずつ紹介します。順位をつけたものではありません。民間の施設が確認できなかった市町では、市や町が運営する無料の居場所を紹介しています(その場合はそのことを明記しています)。

佐賀市

フリースクールしいのもり
運営: 要お問い合わせ
所在地: 佐賀市大和町久池井1348-1
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生(高校生のサポート利用も可)
料金: 1日2,000円・半日1,000円(入会金10,000円・教材費5,000円)

佐賀県教育センターの民間施設一覧に掲載されているフリースクール。月曜から金曜まで週5日開いていて、月ぎめではなく通った日数分の利用料という仕組みなので、週1日から自分のペースで始められます。

フリースクールしいのもりの公式サイト

唐津市

フリースクール啓輝館
運営: 要お問い合わせ
所在地: 唐津市坊主町461-7 啓輝館ビル3F
対象年齢: 小学生・中学生・高校生・一般
料金: 要お問い合わせ

佐賀県教育センターの民間施設一覧に掲載されている、唐津市中心部のフリースクール。学習支援・体験活動・教育相談を行っていて、小学生から高校生、さらにその上の年代まで幅広く受け入れているのが特徴です。

施設情報(県教育センターの一覧): 唐津市

鳥栖市

フリースクールふれあい謙志塾
運営: 特定非営利活動法人ふれあい謙志塾
所在地: 鳥栖市桜町1157-8
対象年齢: 中学生・高校生
料金: 要お問い合わせ

佐賀県教育センターの民間施設一覧に掲載されているNPO法人運営のフリースクール。学習支援や体験活動に加えて、自立支援と教育相談も行っています。中学生・高校生が対象なので、小学生のご家庭は後述のオンラインや近隣市町の選択肢もあわせて検討してみてください。

施設情報(県教育センターの一覧): 鳥栖市

伊万里市

子ども第三の居場所きらら
運営: 伊万里市(指定管理者: 特定非営利活動法人のいちご会。所管はこども家庭センター)
所在地: 伊万里市立花町3382-2
対象年齢: 市内在住のおおむね18歳までの子ども(不登校の児童生徒を含む)
料金: 無料

民間のフリースクールではなく、伊万里市が2025年2月に開設した公的な居場所です。生活や学習に不安や悩みを抱える子ども、不登校の子が安心して過ごせる場所として、平日9時から18時まで開所しています。1日の定員は20名で、事前申込制(見学・面談のうえ利用決定)です。

詳細: 伊万里市

神埼市

ふりーすくーる ぼうけん のがり山
運営: 要お問い合わせ
所在地: 神埼市脊振町服巻1126
対象年齢: 要お問い合わせ
料金: 要お問い合わせ

脊振の山あいにあるフリースクール。自然の中での冒険遊びを活動の中心に置いていて、子どもの自主性を尊重する運営が特徴です。不登校についての教育相談(初回無料)も受け付けています。通所の詳細は公式サイトから問い合わせできます。

ふりーすくーる ぼうけん のがり山の公式サイト

みやき町

みやキッズスクール
運営: みやき町教育委員会
所在地: 三養基郡みやき町大字東尾6436-2(こすもす館内)
対象年齢: 町内在住または町内小中学校在籍の小中学生
料金: 無料

民間のフリースクールではなく、みやき町が運営する施設です(町のページでは「旧フリースクール」と案内されています)。学校に行きたくても行けない子が、小中学校の代わりに一人ひとりのペースで勉強したり相談したりできる場所で、平日8時30分から16時30分まで開いています。

詳細: みやき町

掲載していない市町について

武雄市・多久市・小城市・嬉野市・鹿島市・神埼郡吉野ヶ里町・基山町・上峰町などについても調べましたが、公式サイトや公的な一覧で実在と情報が確認できる、平日昼間に通える民間フリースクールは見つかりませんでした。確認できない施設を推測で載せることはしていません。新設や移転で情報が変わることもあるため、通う前には必ず公式サイトと直接の問い合わせでご確認ください。

民間の施設がない地域でも、選択肢がないわけではありません。佐賀県内の市町には教育支援センター(適応指導教室)があり、無料で利用できます。佐賀市の「くすの実」、唐津市の「スマイル」、伊万里市の「せいら」などがその例で、お住まいの市町の教育委員会に相談すれば案内してもらえます。県の一覧せいらの公式ページからも探せます。

近くに通える場所がないときの考え方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

>>フリースクールが近くにない地域での選択肢。通わずに学びと出席扱いを確保する方法

掲載のない地域にお住まいの場合も、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」なら地域を問わず自宅から利用できます。ネットの先生(担任)が伴走し、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになった実績も多数あります。2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。
クラスジャパン小中学園

他の都道府県をお探しの方へ
全国47都道府県のフリースクールと補助金の一覧は、こちらのまとめからご覧いただけます。

>>【全国版】47都道府県のフリースクールと補助金一覧。お住まいの県から探せます【2026年最新】

まとめ

フリースクールは、優劣ではなく「その子に合うかどうか」で選ぶものです。佐賀県は民間フリースクールの数こそ少ないものの、県教育センターの一覧に載る4施設、伊万里市やみやき町のような無料の公設の居場所、各市町の教育支援センター、そしてオンラインと、性格の違う選択肢がそろっています。見学してから決めていいですし、複数を並行して検討してもかまいません。

今日できる一歩として、お住まいの市町の教育委員会に電話で「教育支援センターの利用と、学校外で学んだ場合の出席扱いについて教えてください」とだけ聞いてみてください。窓口と手続きの流れが分かるだけで、次の行動がぐっと楽になります。

完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。

小幡和輝の無料LINE相談はこちら

よくある質問

佐賀県にフリースクールはいくつありますか?

佐賀県教育センターが公表している「不登校児童生徒に学習の機会を提供している民間運営の施設」の一覧には、啓輝館(唐津市)・ふれあい謙志塾(鳥栖市)・しいのもり(佐賀市)・フリースクールSAGA(佐賀市)の4施設が載っています。このほかに、伊万里市やみやき町が運営する無料の居場所や、地域を問わず利用できるオンラインフリースクールという選択肢もあります。

佐賀県でフリースクールの利用料の助成はありますか?

2026年8月時点で、佐賀県にも県内の市町にも、保護者向けのフリースクール利用料助成は公式に確認できませんでした。かわりに、各市町の教育支援センターや、伊万里市「子ども第三の居場所きらら」、みやき町「みやキッズスクール」のように無料で利用できる公的な施設があります。制度は年度替わりで新設されることがあるため、最新情報は県や市町の公式ページでご確認ください。

フリースクールに通うと学校の出席扱いになりますか?

なる可能性があります。文部科学省の通知により、学習内容や学校との連携などの要件を満たせば、在籍校の校長の判断で指導要録上の出席扱いにできます。佐賀県内でも教育支援センターや民間施設に通いながら出席扱いを受けている例があります。まずは在籍校に相談してみてください。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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