新潟市でフリースクールを探している方へ。この記事では、新潟市内で公式サイトと新潟市の公的な一覧(新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設)で実在を確認できたフリースクール等を、中央区・東区・西区・北区・江南区・秋葉区の区別に9施設紹介します。
順位づけやランキングではなく、運営・所在地・対象年齢・料金をそろえた一覧です。あわせて、利用料の補助金が新潟市と新潟県でいまどうなっているか、補助金がないぶん無料で使える市の公的な居場所はどこかも、公式情報だけを根拠にまとめました。
自己紹介が遅れました。小幡和輝です。学校に行かなかった期間が、僕にはおよそ10年あります。その間はフリースクールで学びました。いまは不登校の専門家として本を書いたり、対面やオンラインのフリースクールを運営しながら、2000人以上の子どもたちに関わっています。
新潟市のフリースクールと支援の状況
新潟市は、県内では数少ない、市が民間フリースクールの公的な一覧を公表している自治体です(新潟県教育委員会としてのフリースクール一覧はありません)。
新潟市教育委員会は2020年11月に「新潟市フリースクール等連携協議会」を設け、加盟施設と学校・教育委員会が連携の全体像やチェックシートを共有しています。
加盟施設一覧は2026年7月31日現在で8施設で、施設名・代表者・所在地・電話・ホームページが1枚にまとまっています。市は施設を認証したりあっせんしたりするものではなく、市内のフリースクールがすべて載っているわけでもありません。[1]
背景として、新潟市の小・中学校の不登校の子どもは2024年度(令和6年度)に2,301人で、2019年度(令和元年度)に比べて2倍以上になっています。[2]
新潟県全体でも同じ年度の小中学生の不登校は5,829人、1,000人あたり38.8人で、全国平均の38.6人とほぼ同じ水準です。[3]
学校以外の居場所を探すことは、新潟市でもまったく特別なことではありません。
新潟市と新潟県の補助金は、2026年9月時点でどちらもありません
利用料の補助金については正直にお伝えします。2026年9月時点で、新潟市にも新潟県にも、フリースクールの利用料を保護者に直接支給する補助金は公式には確認できませんでした。
新潟市は2024年11月の「市民の声」への回答で、「今のところ本市の制度として、現在フリースクールに通うための利用者の補助はありませんが、今後、国や県、市内のこどもたちの状況を鑑みながら、制度の必要性、あり方等について研究を進めたい」と答えています。
公立の学びの多様化学校(不登校特例校)の設置についても「今のところ検討していません」という回答でした。[4]
新潟県にも、保護者向けの利用料助成はありません。県の2026年度当初予算の主要事業や教育施策の概要にも、フリースクールに関する事業は載っていません。県の不登校対策は、学校の中に居場所をつくる「校内教育支援センター(SSR)」が中心です。[5]
県内では上越市が2016年度から保護者向けの「フリースクール等利用支援補助金」を続けていて、妙高市にも市が費用の一部を補助する制度がありますが、どちらもその市の住民が対象で、新潟市民は使えません。
東京都のように補助金として最大で月2万円まで支給される地域や、名古屋市・神戸市のように2026年度から利用料の助成を新設した政令市もあるなかで、新潟市はまだこれからという状況です。
制度は年度単位で変わるので、新潟市教育委員会 学校支援課(025-226-3299)や記事末の出典に挙げた市のページで最新情報を確認してください。
補助金はなくても、新潟市には無料で通える「子ども支援室」が全区にある
補助金がないぶん、新潟市は公的な居場所がすべての区に置かれています。教育相談センターと各区の教育相談室が運営する「子ども支援室」は、新潟市立の小中学校に在籍する不登校の子どもが対象で、教育相談や造形・調理・体育などの体験活動と学習支援を行っています。
通室した日は、在籍する学校の校長の判断で出席扱いにすることができます。利用は事前の教育相談と見学・通室体験を経て決まります。[6]
- 中央区・東区・西区 ぐみの木教室(教育相談センター内、中央区西大畑町458-1、025-222-8600)。東区プラザ2階の東区分室は毎週木曜13時〜15時30分、西地区公民館2階の西区分室は毎週火曜13時15分〜15時30分
- 北区 さわやかルーム(北区教育相談室、上土地亀941-2、025-387-3709)
- 江南区 そよ風ルーム(江南区教育相談室、亀田向陽2-1421-5、025-382-1156)
- 秋葉区 レインボールーム(秋葉区教育相談室、日宝町6-2 新津図書館2階、0250-23-0101)
- 南区 おおぞら教室(南区教育相談室、味方1544 味方出張所1階、025-373-4895)
- 西蒲区 スペース「レスト」(西蒲区教育相談室、西中860 岩室出張所2階、0256-82-1800)
このほか市立の各学校には、教室に入りづらい子が別室で過ごせる「スペシャルサポートルーム(SSR)」があり、スクールカウンセラーが2〜4の中学校区ごとに配置されています。子ども支援室のような公的な教育支援センターの通い方と費用、フリースクールとの違いは、こちらの記事で解説しています。
>>教育支援センター(適応指導教室)とは?通い方・費用・出席扱いをわかりやすく解説
新潟県内の不登校の相談窓口は、こちらの記事に電話番号つきでまとめています。
>>新潟県の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】
フリースクールでも出席扱いになる可能性があります
フリースクールでの活動は、在籍校の校長が認めれば指導要録上の出席扱いになる場合があります。根拠は文部科学省の通知です。[7]
新潟市の場合、連携協議会が学校とフリースクールの間で使う「連携の全体像」と「チェックシート」を公開していて、加盟施設は在籍校への通室記録の報告など、出席扱いの判断に必要な連携の手順を共有しています。
この記事で紹介する施設の公式サイトにも、「在籍校の出席日数にカウント」「出席日数はもちろんのことロビオキでの学習が内申点に反映されます」「出席と認めていただける可能性が高い」といった記載があります。ただし判断するのはあくまで在籍校の校長で、個々のケースごとに決まります。見学のときに、在籍校への報告をどんな形でしてもらえるかを聞いてみてください。
出席扱いの要件と、学校に断られたときの対処は、それぞれこちらの記事で解説しています。
>>「不登校でも出席扱いに?」文部科学省の通知で出席扱いになる3つの要件を徹底解説
>>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料
まだ外に出るのが難しい、近くに通える場所がないという方へ
新潟市は面積が広く、施設は中央区の新潟駅・万代周辺と西区に集まっています。南区や西蒲区には公式サイトで確認できる民間のフリースクールがなく、北区や秋葉区、江南区からも「通える施設まで車で30分以上」ということが珍しくありません。
冬は雪で移動そのものが難しくなる日もあります。また、そもそも家から出るエネルギーがまだ戻っていない時期のお子さんもいます。それはご家庭の努力不足ではありません。
そういう場合の選択肢として、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。ネットの先生(担任)が伴走してくれて、自宅から自分のペースで学べます。
2018年の開校からこれまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきて、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになる仕組みも整っています。
学習AIがヒントを出しながら一緒に考えてくれて、学習以外に使えないフィルタリング設定があるので、ゲームや動画が心配なご家庭でも使いやすいです。
新潟市のフリースクール一覧(区別)
新潟市内で公式サイトから運営・所在地・対象・料金を確認できた施設を、区別に紹介します。順位をつけたものではありません。
料金は執筆時点の公式サイトの記載で、税込・税別の表記がそろっていないものがあります。公式サイトで確認できなかった項目は「要お問い合わせ」としています。通う前には必ず各施設に直接ご確認ください。
中央区: こころの学習支援室 イロドリ
こころの学習支援室 イロドリ
運営: 要お問い合わせ(新潟こころの発達クリニック内に開設。公式サイトに法人名の記載なし)
所在地: 新潟市中央区湖南21-5 新潟こころの発達クリニック内(新潟市民病院前)
対象年齢: 年長児〜中学3年生
料金: 入会料10,000円(クリニックに受診歴のある方は1,000円)。授業料は1コマ45分で、平日1〜4限の毎週1コマ(月4コマ)11,000円、通い放題コース(週4回まで)25,000円、平日5〜7限の毎週1コマ13,000円、土曜の毎週1コマ15,000円(いずれも月額・税込)
子どものこころの専門医が監修する「フリースクールスタイルの学習支援室」で、新潟市民病院前のクリニックの中にあります。開所は月・火・水曜の9時〜18時、金・土曜の9時〜13時30分で、木曜と日曜、祝日は休みです。
学校に通いづらい子や学習に困難さのある子に、医学的なアセスメントに基づく学習支援とこころのサポートを行い、入会者と家族が使える居場所「イロドリルーム」を併設しています。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。
出席扱いについては公式サイトに「出席を認める判断は、在籍校の校長先生が行います。出席扱いにはいくつかの要件がありますが、イロドリへの通室は出席と認めていただける可能性が高いと思われます」とあり、出席扱いになった場合は実習用通学定期券が買えることも案内されています。
中央区: フリースクールNOBINOBI
フリースクールNOBINOBI(のびのび)
運営: 要お問い合わせ(運営 NOBINOBI、代表 西林琢也。公式サイトに法人格の記載なし)
所在地: 新潟市中央区網川原2-25-8
対象年齢: 小学生・中学生(高校生は自学のサポートのみ)
料金: 週1・週2・週3のコース制(入会金は入会時1回。コース料金は公式サイトの料金表で案内、金額は要お問い合わせ)。お試しコースは1日1,100円(上限3日・税込)、入会相談は1回45分無料
2022年8月に中央区で開校した、公式サイトで「小さな小さなフリースクール」と名乗る少人数の居場所です。
開校日は火・木・土曜の9時〜15時(月・水・金・日は休校)で、1限9時から5限14時45分までの時間割があり、国語・算数・社会・理科・英語のほか図工・家庭科・野外活動・IT教育などを自由に選んで学べます。
代表は元公立高校の教員で、母体は開校11年目のマンツーマン個別指導塾です。15時30分以降は塾の時間に切り替わります。保護犬の柴犬がスタッフ犬として在籍しています。五泉市に姉妹校の五泉校があります。
出席扱いについては公式サイトの中で、在籍校に出席扱いをお願いしているが可否は在籍校の校長の判断になる、という趣旨で説明されています。
中央区: 第一学院中等部 新潟キャンパス
第一学院中等部 新潟キャンパス
運営: 株式会社ウィザス
所在地: 新潟市中央区万代4-1-6 新潟あおばビル5階(受付)・6階(万代シテイバスセンター近く、新潟駅から徒歩7分)
対象年齢: 中学1年生〜中学3年生
料金: 要お問い合わせ(公式サイトに金額の記載なし)
通信制高校・第一学院高等学校の新潟キャンパスに併設された、中学生向けのフリースクールです。開校は平日9時30分〜17時30分と土曜9時〜17時30分で、日曜・祝日は休みです。
家でも学校でもない「第三の居場所」として、先生や大学生と一緒に進めるAI教材での学習、プログラミング講座、レクリエーション、カウンセリングルームと自習スペースがあり、キャンパスへの通学は月1〜4回から始められます。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。
出席扱いについては、在籍する中学校での出席認定についてのサポートがあると案内されています。
中央区: トライ式中等部 新潟キャンパス
トライ式中等部 新潟キャンパス
運営: 株式会社トライグループ
所在地: 新潟市中央区東大通1-7-7 IMA-Ⅲビル2階(JR新潟駅万代口から徒歩約3分)
対象年齢: 中学1年生〜中学3年生
料金: 要お問い合わせ(公式サイトに金額の記載なし。週あたりの登校回数で料金は変わらないと案内)
トライ式高等学院の新潟キャンパスに併設された中学生向けのフリースクールで、新潟駅から歩いてすぐの立地です。授業は完全マンツーマンで、通学・在宅・オンラインの学び方を組み合わせられます。
中学校の学習サポートや高校受験対策のほか、参加自由の行事やクラブ活動があり、同じ建物の高等学院にそのまま進む道もあります。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。
出席扱いについては「在籍中学校との連携することによって、トライ式中等部での活動や学習が中学校での出席と認定される」としたうえで、基準は地域や学校で異なると書かれています。
トライ式中等部 新潟キャンパス(トライ式高等学院 新潟キャンパス)の公式サイト
東区: 開志中等部 東新潟校
開志中等部 東新潟校
運営: 要お問い合わせ(NSGグループのフリースクール。公式サイトに「学校法人大彦学園連携校」とあり、運営法人名の明記なし)
所在地: 新潟市東区下木戸1-4-1 東区役所庁舎3階(新潟駅から車で15分)
対象年齢: 原則として小学5年生〜中学3年生(小学校中学年以下・高校生は要相談)
料金: 入学金22,000円、学費月額35,200円(特別プログラム・行事は実費)
開志学園高等学校などを運営する学校法人のグループが、東区役所の庁舎内で開いているフリースクールで、東区で公式サイトから内容と料金を確認できた通所型の施設です。開所は9時〜16時で、水曜は休館日です。
「自分の一日を自分で決める」ことを大切にしていて、しなければならないことは特になく、好きな日と時間を選んで通えます。
学習はAI教材「すらら」や学校のワークで進められ、元公立学校校長のスタッフが在籍校への訪問、通室記録の送付、定期テストの校内受験、支援会議への出席といった学校連携を担うのが特徴です。月1回の体験活動「ME-TIME」があります。
新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。出席扱いについては「出席の認定は在籍している学校の校長先生が行います」としたうえで、必要な情報を在籍校に伝えると書かれています。上越市にも上越校があります。
西区・北区: フリースクール・ロビオキ
フリースクール・ロビオキ(本部校・北教室)
運営: 要お問い合わせ(会社名「フリースクール・ロビオキ」、代表 野口治。公式サイトに法人格の記載なし)
所在地: 本部校 新潟市西区松海が丘3-9-24/北教室 新潟市北区つくし野2-17-26
対象年齢: 小学生〜高校生以上
料金: 小学生・中学生・高校生以上とも月額33,000円(税込)、入学費33,000円(税込)。施設使用料・冷暖房費・講習の追加料金はなく、教材費は実費のみ
2019年9月に大学進学向けの学習塾が開校したフリースクールで、西区の本部校(第一教室・第二教室)と北区の北教室があります。本部校は9時〜19時(水・日・祝が定休)、北教室は9時〜15時30分(土・日・祝が定休)。
決まった登校日や時間がなく、子ども自身が自由に通えます。近い年齢の子と学ぶ集団授業では体育・調理実習・実験・農業体験・工場見学なども行い、学校に戻ったあとも学習塾として費用据え置きで支援を続けます。
保護者向けにLINEでの情報交換や親子レクもあります。本部校は新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。
出席扱いについては「所属中学校と連携した授業を行います。そのため、出席日数はもちろんのことロビオキでの学習が内申点に反映されます」とあり、新潟市教育委員会の定めた基準を満たす必要があると注記されています。
西区: こどもおとな基地 イロトリドリ
こどもおとな基地 イロトリドリ
運営: 要お問い合わせ(運営「ゆめのき学園」、代表 羽賀万起子。公式サイトに法人格の記載なし)
所在地: 新潟市西区上新栄町5-17-3(駐車場6台。連携協議会の一覧では寺尾西3-26-39の記載)
対象年齢: 要お問い合わせ(公式サイトに「3歳から中3生のこどもたちが通ってくれています」と記載)
料金: 要お問い合わせ(公式サイトに「料金プラン一覧」の案内あり。金額は非公開)
地域の一軒家を舞台にした、民間の放課後児童クラブ兼フリースクールです。毎日「何をするか」を自分で決めることを大切にし、多彩なスキルを持つスタッフや外部の専門家が指導する「プロジェクト」を日替わりで行っています。
幼児から中学生・高校生・大学生・大人まで多様な世代が同じ場所で過ごすのが特徴で、2024年度のグッドデザイン賞を受けています。カウンセラー・保育士・幼稚園教諭・小中の教員免許取得者が常駐し、入会者は育児相談が無料です。
今は外に出ることが難しい子のために、スタッフが家に伺う出張訪問から段階を踏む形も案内されています。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。
開所日時と出席扱いについての記載は公式サイトにないので、見学のときに確認してください。
江南区: フリースペース すまいる
フリースペース すまいる
運営: NPO法人いきいき健康家族オアシス
所在地: 新潟市江南区城山2-4-34(民家の1階)
対象年齢: 学校での学習に困難を覚えている6歳〜15歳の子どもとその家族(1日10名まで)
料金: 1回200円(登録制。保護者との面談後に会則に従って契約)
江南区で子ども食堂やママカフェを行うNPOが、2020年4月に民家の1階を自主学習の場として開放して始めたフリースペースです。開所は毎週火・木・土曜の12時〜18時。
家庭・学校・地域の中に安心できる居場所を見いだせない子どもたちが「自分の存在意義や尊さを見出せるスペース」を目指していて、元個別指導塾講師・日本語教師の見守り人が1名常駐します。1回200円と、この記事で紹介する中では最も負担の軽い料金です。
公式サイトの情報は開設時のものが中心で、出席扱いについての記載もないので、利用前には必ず電話で現在の開所状況を確認してください。
フリースペース すまいる(NPO法人いきいき健康家族オアシス)の公式サイト
秋葉区: フリースクール あきは(元気カレッジ)
フリースクール あきは
運営: 要お問い合わせ(元気カレッジ、代表 長谷川卓也。公式サイトに法人格の記載なし)
所在地: 新潟市秋葉区天ヶ沢253
対象年齢: 小学生〜中学生(公式サイトに「現在は中学生のみ対象」の記載あり)
料金: 要お問い合わせ(公式サイトに記載なし。保護者相談は通学コース保護者が月1回無料、2回目以降1時間2,000円)
不登校を経験した代表が2023年4月に設立した、全日制通学型のフリースクールです。
秋葉区の約1,000坪の敷地にミニ体育館があり、バーベキューや屋外ランチ、地域の方から借りた畑での玉ねぎ・サツマイモの栽培も行います。開所の曜日・時間は公式サイトに明記がないので問い合わせてください。
ものづくりや自然体験を取り入れた少人数の個別カリキュラムのほか、プログラミング教室、通信制高校のサポート「秋葉キャンパス」、保護者向けサポートを併設しています。
新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設で、出席扱いについては「フリースクールあきはでの活動は在籍校(公立の小中)の出席日数にカウントされます」と書かれています。
掲載していない区について
南区・西蒲区については、公式サイトで運営や所在地まで確認できる通所型の民間フリースクールが今回は見つかりませんでした。
この2つの区にも、前半で紹介した子ども支援室「おおぞら教室」(南区)と「スペース『レスト』」(西蒲区)があり、在籍校か区の教育相談室を通じて相談できます。
西蒲区の岩室温泉には2025年4月に開校した一般社団法人光の森学園のオルタナティブスクールがありますが、不登校の子に特化した施設ではないため一覧には入れていません。
西区の内野町には、新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設「フリースクール サンフライト」(内野町989)もあります。
県立高校の元国語教員が2024年9月に開校した体験活動中心のスクールですが、執筆時点で公式サイトのドメインが停止していて情報を確認できなかったため、一覧には入れていません。関心のある方は、市が公開している加盟施設一覧の連絡先で直接確認してください。
この記事は1区に複数の施設を載せていますが、市内の施設をすべて網羅したものではありません。新設や移転、料金の改定で情報が変わることがあり、この記事で紹介した施設にも2022年以降に開校したばかりのところが多くあります。通う前には必ず公式サイトと直接の問い合わせで最新情報を確認してください。
新潟市を含む新潟県全体の一覧はこちらの記事にまとめています。上越市の補助金制度や、長岡市・三条市・妙高市など、新潟市の外の施設と制度はこちらから見てみてください。
>>新潟県のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】
掲載のない地域にお住まいの場合も、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」なら地域を問わず自宅から利用できます。
ネットの先生(担任)が伴走し、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになった実績も多数あります。
2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。
まとめ。合うかどうかで選んでいい
フリースクールは、優劣ではなく「その子に合うかどうか」で選ぶものです。新潟市は、クリニックの中の学習支援室、区役所の中の教室、駅前の通信制高校に併設された中等部、一軒家で多世代が過ごす基地、1回200円の民家の居場所、1,000坪の敷地で畑や体育館を使うスクールと、タイプの幅が広い地域です。
料金も1回200円から月額3万5,000円前後まで幅があります。見学してから決めていいし、無料の子ども支援室と民間のフリースクールを並行して検討してもかまいません。
今日できる一歩として、この記事の9施設のなかから「開いている曜日」と「通える距離」で2つに絞ってみてください。それだけで見学の問い合わせ文が書けます。
文面は「不登校の中1の親です。見学はできますか」の2文で十分です。あわせて、在籍校の担任か区の教育相談室に「子ども支援室の見学もしてみたい」と一言伝えておくと、公的な選択肢も同時に動き出します。
完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。
よくある質問
新潟市にフリースクールはいくつありますか?
新潟市教育委員会が公開している「新潟市フリースクール等連携協議会」の加盟施設一覧には、2026年7月31日現在で8施設が載っています。
市が認証したり利用をあっせんしたりするものではなく、市内の施設をすべて網羅した一覧でもありません。
この記事では、加盟施設と公式サイトで運営・所在地・料金まで確認できた施設を合わせて、中央区4・東区1・西区2(うち1つは北区にも教室あり)・江南区1・秋葉区1の9施設を区別に紹介しています。
新潟市でフリースクールの利用料の補助金はありますか?
2026年9月時点で、新潟市にも新潟県にも、フリースクールの利用料を保護者に直接支給する補助金は公式には確認できませんでした。
新潟市は2024年11月の「市民の声」への回答で「現在フリースクールに通うための利用者の補助はありません」としたうえで、制度の必要性やあり方について研究を進めたいと答えています。
制度は年度単位で変わるため、新潟市教育委員会学校支援課や市の公式ページで最新情報を確認してください。補助金がないぶん、市内の全区に無料で通える子ども支援室があり、1回200円のフリースペースのように費用を抑えた施設を選ぶ方法もあります。
フリースクールに通うと学校の出席扱いになりますか?
在籍校の校長が認めれば、フリースクールでの活動が指導要録上の出席扱いになる場合があります。文部科学省の通知が根拠で、新潟市ではフリースクール等連携協議会が学校とフリースクールの連携の全体像とチェックシートを公開しています。
この記事で紹介した施設にも「在籍校の出席日数にカウント」「出席と認めていただける可能性が高い」と公式サイトに書いている施設があります。市の子ども支援室も、通室した日は校長の判断で出席扱いにできます。施設の見学とあわせて、在籍校にも早めに相談しておくとスムーズです。
出典
- 新潟市「新潟市フリースクール等連携協議会」(加盟施設一覧 2026年7月31日現在) ページ 本文へ戻る
- 新潟市「市報にいがた 令和7年11月16日 2851号 1面・2面(不登校特集)」 ページ 本文へ戻る
- 新潟県教育委員会「令和6年度『児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』結果等について」 ページ 本文へ戻る
- 新潟市「市民の声 フリースクールへの補助について」(令和6年11月回答) ページ 本文へ戻る
- 新潟県教育委員会「令和8年度 教育施策の概要」 ページ 本文へ戻る
- 新潟市「子ども支援室」(教育相談センター・各区教育相談室) ページ 本文へ戻る
- 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 ページ 本文へ戻る
