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【実例あり】千葉市で不登校の出席扱いが認められた方法

子どもが学校に行けなくなったとき、多くの保護者の方が気になるのが「このまま欠席が積み重なって、進路に影響しないだろうか」という不安ではないでしょうか。

結論から言えば、学校に登校しなくても、フリースクールや自宅での学習を在籍校の「出席」として認めてもらえる制度があります。 そして千葉市には、すでにその承認事例があります。

千葉市は、出席扱いと補助金がはっきり結びついている街です。市の教育委員会は「千葉市における不登校児童生徒が通う民間施設についてのガイドライン」を公開していて、校長先生が出席扱いを判断するための要件を示しています。

そして令和8年10月に始まる利用料の助成「千葉市学びサポートクーポン」は、フリースクール等を利用した日が在籍校で出席扱いになっていることが対象の要件です。

つまり千葉市では、出席扱いの手続きを進めることが、そのまま補助金の入口になります。

この記事では、千葉市で出席扱いを進める手順、市のガイドラインの中身、クーポンと通所費の助成、市内6か所の教育支援センター「ライトポート」までまとめてお伝えします。

自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は不登校の元当事者です。約10年間学校に行かず、フリースクールで学びました。

現在は不登校の専門家として、本の執筆や講演をしながら、2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしています。

不登校の専門家として言えるのは、出席扱いの制度と地域の支援を知っているかどうかで、不登校になった後の選択肢は大きく変わるということです。

目次

千葉市で実際に出席扱いが認められた事例

まず知っていただきたい事実からお伝えします。

千葉市内の学校で、フリースクールに入会したあとすぐに活動レポートを学校へ提出することで、出席扱いが認められた事例があります。

「うちの子の学校でも認めてもらえるのだろうか」と不安な方は多いと思います。ただ、千葉市にはすでに前例があります。前例があるということは、学校側にとっても判断しやすいということです。

千葉市の場合、前例は個別の学校の中だけにあるのではありません。市の教育委員会は「市内児童生徒が利用し、出席として取り扱われた実績のあるフリースクール等」を、施設ごとの情報シート付きでホームページに掲載しています。

2026年9月時点で市内21施設・市外5施設の計26施設です。市が「出席扱いの実績がある民間施設」をまとめて公表しているので、学校の先生にとっても民間施設での学びを出席扱いにする判断は、初めての話ではなくなっています。[1]

そもそも「出席扱い」とは

出席扱いとは、学校に登校していなくても、自宅やフリースクールでの学習を在籍校の出席として認めてもらえる制度です。文部科学省が要件を示しており、最終的には在籍校の校長先生が判断します。[2]

ポイントは大きく4つあります。

  1. 保護者と学校の連携 担任の先生と定期的にやりとりできている状態が前提になります。
  2. 計画的な学習プログラム ICT教材やフリースクールでの活動がこれにあたります。
  3. 訪問等による対面指導 自宅で学ぶ場合は、先生の家庭訪問や面談など、対面のやりとりが定期的にあることが求められます。
  4. 学習状況の把握 活動レポートや学習記録を提出し、学校が状況をつかめるようにします。

つまり「なんとなく家で勉強している」ではなく、記録を残して学校と共有し、先生とも顔を合わせる仕組みさえあれば、出席扱いは十分に目指せます。

千葉市には市のガイドラインと「出席の扱い」の相談先がある

ここが千葉市の特徴です。千葉市教育委員会は「千葉市における不登校児童生徒が通う民間施設についてのガイドライン」を定めて公開しています。令和8年4月1日に改訂された最新版があり、民間施設の要件と、校長先生が出席扱いを判断するための要件が5ページにまとまっています。[3]

ガイドラインが挙げる出席扱いの要件は、次の4つです。

  1. 民間施設がガイドラインの要件を満たしている 不登校の子どもへの支援が主な目的であること、入会金や授業料が明確であること、個々の状況に応じた支援計画があること、などです。
  2. 保護者と学校の連携 保護者と学校の間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
  3. 通所や入会が前提 民間施設に入所、通所、入会等をして支援を受けていること。
  4. 校長先生が適切と判断できる 校長先生が教育委員会と連携をとり、その子にとって適切な支援だと判断できること。

4つめには、保護者が知っておくと役に立つ一文があります。校長先生が出席扱いを判断するときは「施設への参観や電話連絡等により、個々の児童生徒の通所及び活動状況を必ず確認すること」とされているのです。

学校が施設に連絡を取るのは疑っているからではなく、市のガイドラインで決まっている手順です。

見学のときに「在籍校の先生の参観や電話に対応してもらえますか」と施設に聞いておくと、その後がスムーズに進みます。

ガイドラインは民間施設の側にも、入退会の情報、出席状況や学習その他の活動の状況、支援の経過を、学校と教育委員会へ情報提供することを求めています。

この情報提供は、子どもや保護者にあらかじめ説明して承諾を得たうえで行うものとされています。さらに、民間施設での学習の計画や内容が学校の教育課程に照らして適切であれば、在籍校は評価に努めるとも書かれています。

出席日数だけでなく、成績の面でも学校の外の学びを見てもらえる可能性があるということです。

もうひとつ、千葉市らしいのが相談先の明確さです。市が配布している「不登校・就学等についての相談先フロー」には、「出席の扱いに関する相談」の窓口として、通っている小・中学校と、教育委員会の学事課(043-245-5927)が書かれています。

教室以外で学んだことの成績に関する相談は教育指導課(043-245-5981)です。まずは在籍校に相談するのが基本ですが、学校との話し合いで迷ったときに問い合わせる先が、市の資料に名前と電話番号つきで示されているのは心強い点です。[4]

なぜ出席扱いが重要なのか

第一に挙げられるのは、進学や受験への影響です。欠席日数が内申に響くのではないかという不安は、多くの保護者の方が抱えるものだと思います。

ただ、この影響は昔に比べると小さくなってきています。受験の合否判定で出席日数を考慮しない自治体が増えてきているためです。

だからこそ僕は、もうひとつの視点をお伝えしたいです。

僕自身、不登校の当時はフリースクールに通っていた当事者です。当時は、学校に行っていない自分への否定的な気持ちや「このままでいいのかな」という不安がずっと心のどこかにありました。

でも、フリースクールでの学びが出席扱いになったことで、自分がやっていることを学校が認めてくれた。 「これでいいんだ」と思えるようになったんです。その結果、少しずつ自己肯定感が高まっていきました。

出席扱いは、単に欠席日数を減らすための制度ではありません。学校の外での学びも認められているという安心感を子どもに届けられる制度です。だからこそ僕は、出席扱いを大事にしてほしいと思っています。

出席扱いの仕組みを持つオンラインフリースクールについては、こちらで学び方を紹介しています。

>>クラスジャパン小中学園の学び方を見る

千葉市での進め方。実例ベースの4ステップ

実際に承認された事例と、千葉市のガイドラインをもとに、進め方を整理します。

  1. フリースクールや教材を決める 出席扱いの実績があるところを選ぶと話が早く進みます。学校への説明資料や連携の型をすでに持っているためです。千葉市の場合は、ガイドラインが施設に「在籍校への情報提供」と「個々の支援計画」を求めているので、見学のときに「在籍校への報告はどんな形で、どのくらいの頻度ですか」と聞いてみてください。
  2. 担任の先生に相談する 「出席扱いにしてほしい」といきなり交渉するのではなく、「文科省の通知と千葉市のガイドラインに沿って、フリースクールでの活動を出席扱いにできないか相談したい」と伝えるのがスムーズです。判断するのは校長先生なので、担任の先生経由で話を上げてもらいます。
  3. 活動レポートを提出する 千葉市の事例では、入会後すぐにレポートの提出を始めたことが承認の決め手になりました。学習内容や時間、お子さんの様子が伝わることで、先生も安心して判断できます。校長先生は参観や電話で通所と活動の状況を確認することになっているので、レポートが先に届いていると、その確認も短く済みます。
  4. 出席扱いが承認される その後も定期的にレポートを共有し、学校との連携を続けていきます。クーポンや通所費の助成を使う場合は出席扱いが要件になるので、承認された時期は保護者側でも控えておいてください。

もし学校の反応が鈍かったときの動かし方は、こちらの記事にまとめています。

>>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料

千葉市の補助金は令和8年10月から。出席扱いが要件の「学びサポートクーポン」

千葉市は令和8年10月から、「千葉市フリースクール等民間施設利用料助成事業」を始めます。千葉市立学校に在籍する不登校の小中学生がフリースクール等の民間施設を利用するとき、利用料の一部を電子クーポン「千葉市学びサポートクーポン」で助成する制度です。[5]

令和8年度の助成額は年額60,000円で、1か月あたりのクーポン利用は10,000円が上限です。補助金として最大で月10,000円までが支給される形なので、利用料がそれより高い場合、差額は家庭の負担になります。

対象になるのは、次の要件をすべて満たす保護者です。

  1. 市立学校に在籍 千葉市立学校に在籍している不登校児童生徒の保護者であること。
  2. 登録施設の利用と出席扱い 市の登録施設を利用していて、利用した日が在籍校で出席扱いになっていること。
  3. 情報共有への承諾 お子さんの様子について、在籍校と登録施設が相互に情報共有することを承諾していること。
  4. 相談機関との連携 市や県の相談機関と必要に応じて連携ができること。
  5. ほかの助成を受けていない 利用料について、千葉市やほかの団体等から助成を受けていないこと。

2つめの要件が、この記事のテーマと直結しています。どれだけ通っていても、その日が在籍校で出席扱いになっていなければクーポンの対象になりません。千葉市でフリースクールの補助金を使いたいなら、先に出席扱いの相談を始めておく必要があるということです。

申請は「ちば電子申請」からのオンライン申請です。申請期間は令和8年8月4日からで、当初は8月20日までとされていましたが延長され、2026年9月時点では申請人数の上限に達するまで受け付けるとされています。スマートフォンなどを持っていない方も利用できると案内されています。

クーポンが使える登録施設は専用の検索サイトで公開されていて、通いたい施設が登録されていない場合は、利用希望のリクエストを送ることもできます。クーポンの有効期限は発行した年度の3月31日までです。問い合わせ先は、千葉市教育委員会の教育支援課(043-245-5935)です。

これとは別に、千葉市には「教育支援センター等活動費・通所費助成」もあります。教育支援センター「ライトポート」や教育センターのグループ活動、フリースクール等に通っているお子さんの保護者に、校外活動の活動費と、通うための交通費を助成する制度です。

対象は、千葉市立の学校に在籍していて、通うことを校長先生が出席扱いとして認めていて、要保護または準要保護の認定を受けているご家庭です。年間の上限は、活動費と通所費をあわせて小学生47,800円、中学生83,210円。

通所費は準要保護のご家庭が対象で、片道の距離が小学生は2km以上、中学生は4km以上で公共交通機関を使う場合に、実費が支給されます。申請書類は在籍校でもらい、在籍校に提出します。こちらも出席扱いが要件です。[6]

なお、千葉県には2026年9月時点で、県が保護者に直接支給する利用料の助成はありません。県の「千葉県フリースクール活動支援事業」は、フリースクールの運営者に活動経費の一部を補助する制度で、保護者が受け取るものではありません。[7]

申請の様式・受付期間・必要書類は年度で変わることがあります。各制度の詳しい条件と申請先は、記事末の出典に挙げた市のページで確認できます。

千葉市内のフリースクールの場所や料金は、こちらの記事で紹介しています。

>>千葉市のフリースクールと補助金一覧。通える場所を地域で探せます【2026年最新】

千葉市で利用できる2つの選択肢

選択肢1:自宅で学べる「オンラインフリースクール」

オンラインフリースクール クラスジャパン小中学園

「まだ外に出るエネルギーがない」というお子さんには、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」という選択肢があります。

自宅にいながら、ネットの先生(担任)が伴走し、学習や生活リズムをサポートします。

2018年の開校からこれまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきた実績があり、一定の要件を満たし校長先生が認めれば在籍校の出席扱いとなる仕組みも整っています。

出席扱い制度はクラスジャパンが先駆けとなって学校や自治体と一緒につくってきた取り組みなので、学校との連携もスムーズです。

千葉市は、緑区の土気やあすみが丘から美浜区の海沿いまで東西に広く、通う場所までの移動が負担になるご家庭もあります。自宅から始められるオンラインなら、住んでいる区に関係なく同じ支援を受けられます。

ライトポートに週に何日か通いながら、家ではオンラインで学ぶという組み合わせもできます。

なお、千葉市のクーポンは市の登録施設での利用が要件なので、利用を考えている施設が登録されているかどうかは、市の検索サイトで確認してください。

学習面では最先端のAIサポートを取り入れているのも特徴です。生徒一人ひとりにカスタマイズされた学習AIが、わからない場面で答えをすぐに教えるのではなく、ヒントを出しながら一緒に考えてくれます。学習以外の用途には使えないフィルタリング設定があるので、安心して使えます。

>>クラスジャパン小中学園について詳しく見る

選択肢2:通える距離の「明光フリースクール」

明光フリースクール

外に出て仲間と過ごしたいお子さんには、明光義塾がつくる明光フリースクールがあります。

千葉市内では、不登校の小中学生を対象にした校舎の開校を準備しているところです(2026年9月時点)。

場所や開校日はまだ公開されていませんが、開校前でも電話(0120-963-279、平日9時から18時)や校舎ページから資料請求や個別相談ができます。

明光フリースクールでは、学び直しのサポートに加えて、プログラミングやeスポーツなど、子どもが「楽しい」と思えるコンテンツを用意しています。学校ではないけれど、仲間と過ごしながら通う場所として機能します。学校の出席扱いや自治体の補助金の対象になった実績も他の地域で多数あります。

新規の校舎もどんどん展開していますので、お近くの教室についてはまずはお問い合わせください。

>>【千葉市】明光フリースクール 千葉(開校準備中)の詳細はこちら

千葉市の公的な相談窓口も知っておこう

フリースクールとあわせて、千葉市の公的な支援も知っておくと安心です。

千葉市の教育支援センターは「ライトポート」という名前で、市内の6つの区すべてに1か所ずつあります。いずれも市立小学校の中に設置されています。

  1. ライトポート花見川 花見川区朝日ケ丘2-6-1(朝日ケ丘小学校内)043-276-7520
  2. ライトポート中央 中央区大森町268(大森小学校内)043-261-3831
  3. ライトポート美浜 美浜区真砂4-5-1(真砂西小学校内)043-278-4501
  4. ライトポート若葉 若葉区若松町2-25-1(若松台小学校内)043-234-1566
  5. ライトポート緑 緑区土気町1634-2(土気小学校内)043-295-7050
  6. ライトポート稲毛 稲毛区作草部町1298-1(千草台東小学校内)043-285-5550

対象は千葉市立学校に在籍している子どもたちです。小学生は月・火・水・金曜日の週4日で午前10時から午後2時30分まで、中学生は月曜日から金曜日の週5日で午前9時30分から午後3時まで活動します。水曜日は午前中のみです。

学校からの課題やギガタブ、教科書を使った自主学習、スポーツ、工作や調理などの創作・体験活動、悩みごとの相談が主な内容です。給食はないのでお弁当を持参し、小学生は原則として保護者の送迎が必要です。年度の途中でも入級できます。[8]

申し込みは在籍校を通じて行います。在籍する学校に相談して見学を予約し、見学のあとに入級面談、10日間の試行通級を経て正式な入級になります。ライトポートへの通所を出席扱いにするかどうかも在籍校の校長先生の判断になるので、見学の相談とあわせて学校に確認しておいてください。

相談の入口は千葉市教育センター(稲毛区轟町3-7-9、電話相談 043-255-3702、午前9時から午後5時)です。

電話相談のほか、保護者とお子さんそれぞれに相談員が付く来所相談、家から外に出づらいお子さんのもとへ相談員やカウンセラーが出向く家庭訪問相談、教育センター内で行う小学校グループ活動(火・木曜日)と中学校グループ活動(火・水・金曜日)、月1回程度の保護者の交流会があります。

学校には通えるけれど教室に入りづらいお子さんには、校内の別室「ステップルーム」での学習という形もあり、こちらは在籍校か教育支援課(043-245-5935)が相談先です。

参考までに、千葉市の不登校の小中学生は、平成26年度の816人から令和6年度には2,083人に増えています。市はこの状況を受けて、令和12年度に学びの多様化学校(中学校、各学年20人程度)を美浜区の旧高洲第二中学校の跡施設に開校する計画を進めていて、教育センターも同じ場所に移転する予定です。[9]

教育支援センターの通い方や費用の考え方はこちらの記事で、千葉県内の相談窓口はこちらの記事で詳しく紹介しています。

>>教育支援センター(適応指導教室)とは?通い方・費用・出席扱いをわかりやすく解説

>>千葉県の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】

公的な教室とフリースクールは、どちらかを選ばなければいけないものではありません。お子さんの状態や相性に合わせて、複数の選択肢を並行して検討してみてください。

まとめ。千葉市は「前例」と「出席扱いが要件の補助金」がそろった街

出席扱いは校長先生の判断で決まるため、前例があるかどうかが大きく影響します。千葉市にはすでに承認事例があり、市の教育委員会は民間施設のガイドラインを公開して、出席扱いの実績がある26施設を情報シート付きで掲載しています。

令和8年10月に始まる学びサポートクーポン(年額60,000円、月10,000円まで)も、通所費などの助成も、出席扱いになっていることが要件です。

千葉市では、出席扱いの相談を早く始めることが、お金の面でもいちばんの近道になります。

今日できる一歩として、連絡帳や学校への連絡メールに「学校の外で学べる場所を考えている。千葉市のガイドラインに沿って出席扱いにできないか、一度相談したい」と一文書いてみてください。ガイドラインの名前を出すだけで、学校側も「市のルールに沿った相談だ」と受け取りやすくなります。

学校に行かない期間があっても、学びと出席、そしてお金の心配を減らす方法はあります。「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。僕の公式LINEでは不登校に関する情報発信や無料相談を行っています。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談

よくある質問

千葉市で不登校の出席扱いは認められますか?

千葉市内の学校で、フリースクール入会後すぐに活動レポートを学校へ提出することで出席扱いが認められた事例があります。文部科学省の通知に沿って、最終的な判断は在籍校の校長先生が行います。

千葉市教育委員会は「千葉市における不登校児童生徒が通う民間施設についてのガイドライン」(令和8年4月1日改訂)を公開していて、校長先生は施設への参観や電話連絡で通所と活動の状況を確認したうえで判断することになっています。まず担任の先生に相談し、校長先生に話を上げてもらう流れが基本です。

出席の扱いに関する相談先として、市は在籍校と教育委員会の学事課(043-245-5927)を案内しています。

千葉市にフリースクールの補助金はありますか?

あります。千葉市は令和8年10月から「千葉市フリースクール等民間施設利用料助成事業」を始め、電子クーポン「千葉市学びサポートクーポン」で利用料の一部を助成します。令和8年度の助成額は年額60,000円で、1か月あたりのクーポン利用は10,000円が上限です。

千葉市立学校に在籍していること、市の登録施設を利用していること、利用した日が在籍校で出席扱いになっていることなどが要件です。このほか、要保護・準要保護のご家庭を対象にした活動費・通所費の助成もあります。千葉県には、保護者に直接支給する利用料の助成はありません。

千葉市の教育支援センター「ライトポート」はどこにありますか?

ライトポートは千葉市内の6つの区すべてに1か所ずつあり、いずれも市立小学校の中に設置されています。

花見川(朝日ケ丘小学校内)、中央(大森小学校内)、美浜(真砂西小学校内)、若葉(若松台小学校内)、緑(土気小学校内)、稲毛(千草台東小学校内)の6か所です。対象は千葉市立学校に在籍している子どもで、小学生は週4日、中学生は週5日活動します。

申し込みは在籍校を通じて行い、見学、入級面談、10日間の試行通級を経て正式な入級になります。相談の入口は千葉市教育センター(043-255-3702)です。

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出典

  1. 千葉市「フリースクール等民間施設の紹介」(2026年9月7日更新) ページ  本文へ戻る
  2. 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日) ページ  本文へ戻る
  3. 千葉市教育委員会「千葉市における不登校児童生徒が通う民間施設についてのガイドライン」(令和8年4月1日改訂) PDF  本文へ戻る
  4. 千葉市教育委員会「不登校や就学に関する相談先(不登校・就学等についての相談先フロー)」 PDF  本文へ戻る
  5. 千葉市「千葉市フリースクール等民間施設利用料助成事業『千葉市学びサポートクーポン』について」(2026年9月14日更新) ページ  本文へ戻る
  6. 千葉市「令和8年度 教育支援センター等活動費・通所費助成について」 ページ  本文へ戻る
  7. 千葉県教育委員会「千葉県フリースクール活動支援事業について」 ページ  本文へ戻る
  8. 千葉市教育センター「教育相談事業について」 ページ、「千葉市教育支援センター『ライトポート』」 PDF  本文へ戻る
  9. 千葉市「学びの多様化学校・教育センター施設整備に係る基本計画」 ページ  本文へ戻る
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この記事を書いた人

小幡 和輝のアバター 小幡 和輝 株式会社明光みらい 代表取締役社長 / クラスジャパン小中学園 校長

1994年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の校長として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」』(エッセンシャル出版社)、『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方』(小学館)など。

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