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【実例あり】浜松市で不登校の出席扱いが認められた方法

子どもが学校に行けなくなったとき、多くの保護者の方が気になるのが「このまま欠席が積み重なって、進路に影響しないだろうか」という不安ではないでしょうか。

結論から言えば、学校に登校しなくても、フリースクールや自宅での学習を在籍校の「出席」として認めてもらえる制度があります。 そして浜松市には、すでにその承認事例があります。

浜松市は、この制度のことを市のホームページにはっきり書いている街です。不登校支援のページには、フリースクール等の民間施設について「一定の要件を満たせば、在籍校での出席認定や成績評価の対象になります」とあります。

教育委員会が開く無料の「校外まなびの教室」は市内に11か所あり、学区がないのでどの教室も選べます。

この記事では、浜松市で出席扱いを進める手順、校外まなびの教室の場所と通い方、教育委員会の外にできた不登校の相談窓口、そして補助金の状況までまとめてお伝えします。

自己紹介が遅れました。小幡和輝です。学校に行かなかった期間が、僕にはおよそ10年あります。その間はフリースクールで学びました。

いまは不登校の専門家として本を書いたり、対面やオンラインのフリースクールを運営しながら、2000人以上の子どもたちに関わっています。

不登校の専門家として言えるのは、出席扱いの制度と地域の支援を知っているかどうかで、不登校になった後の選択肢は大きく変わるということです。

目次

浜松市で実際に出席扱いが認められた事例

まず知っていただきたい事実からお伝えします。

浜松市内の学校で、フリースクールに入会したあとすぐに活動レポートを学校へ提出することで、出席扱いが認められた事例があります。

「うちの子の学校でも認めてもらえるのだろうか」と不安な方は多いと思います。ただ、浜松市にはすでに前例があります。前例があるということは、学校側にとっても判断しやすいということです。

浜松市の場合、学校の外で学ぶ子の存在は、市の公式情報のなかにはっきり位置づけられています。

市のホームページ「不登校支援」は2026年9月にも更新されていて、冒頭に「学校への登校のみを目標とするのではなく、多様な学びの場を確保しながら、社会的自立への歩みのサポートを進めていきます」と書かれています。

支援の一覧には、教育総合支援センター、校外まなびの教室と並んで「フリースクール等、民間施設」が3番目に挙がっていて、そこに出席認定と成績評価の一文があります。教育委員会が民間の学び場を支援の選択肢として保護者に知らせているという事実は、学校と話をするときの土台になります。[1]

そもそも「出席扱い」とは

出席扱いとは、学校に登校していなくても、自宅やフリースクールでの学習を在籍校の出席として認めてもらえる制度です。文部科学省が要件を示しており、最終的には在籍校の校長先生が判断します。[2]

ポイントは大きく4つあります。

  1. 保護者と学校の連携 担任の先生と定期的にやりとりできている状態が前提になります。
  2. 計画的な学習プログラム ICT教材やフリースクールでの活動がこれにあたります。
  3. 訪問等による対面指導 自宅で学ぶ場合は、先生の家庭訪問や面談など、対面のやりとりが定期的にあることが求められます。
  4. 学習状況の把握 活動レポートや学習記録を提出し、学校が状況をつかめるようにします。

つまり「なんとなく家で勉強している」ではなく、記録を残して学校と共有し、先生とも顔を合わせる仕組みさえあれば、出席扱いは十分に目指せます。

浜松市は「出席認定と成績評価の対象になる」と市のページに書いている

ここが浜松市の特徴です。2026年9月時点で、浜松市が独自の出席扱いガイドラインや申請の様式を公開していることは確認できませんでした。

市のページにある「一定の要件」の中身も、そのページには書かれていません。浜松市の学校では、文部科学省の通知に沿って、校長先生が一人ひとりの状況を見て判断することになります。

それでも、市のページの一文には意味があります。注目してほしいのは「出席認定」だけでなく「成績評価」まで書かれていることです。文部科学省の通知は、学校の外での学習が在籍校の教育課程に照らして適切だと判断できる場合、その成果を評価に反映することにも触れています。

浜松市は、その考え方を保護者向けのページに自分たちの言葉で載せています。担任の先生に相談するとき、「市のホームページに、民間施設での学びは要件を満たせば出席認定や成績評価の対象になると書いてありました。うちの場合はどう進めればよいですか」と切り出せるのは、浜松市に住む方の強みです。

もうひとつ、市は公的な教室についても同じ姿勢を取っています。校外まなびの教室の案内には、保護者からの質問に答える形で「校外まなびの教室へ出席した場合、出席扱いになりますか?」という項目があり、答えは「在籍する学校の判断に委ねられています」です。

公的な教室であっても自動的に出席になるわけではなく、校長先生が判断する。民間のフリースクールでも、自宅でのオンライン学習でも、公的な教室でも、判断の仕組みは同じだということです。[3]

市は民間施設とのつながりも持っています。市のページでは、教育委員会との意見交換会を通してつながりのある民間施設が、所在地・対象・活動日・料金つきで22か所紹介されています(令和7年11月現在)。

この一覧は出席扱いを約束するものではありませんし、載っていない施設が出席扱いにならないという意味でもありません。

ただ、教育委員会とフリースクールが顔を合わせて話をする場があるということは、浜松市の学校にとって、民間施設で学ぶ子が知らない世界の話ではないということです。

なぜ出席扱いが重要なのか

第一に挙げられるのは、進学や受験への影響です。欠席日数が内申に響くのではないかという不安は、多くの保護者の方が抱えるものだと思います。

ただ、この影響は昔に比べると小さくなってきています。受験の合否判定で出席日数を考慮しない自治体が増えてきているためです。

だからこそ僕は、もうひとつの視点をお伝えしたいです。

僕自身、不登校の当時はフリースクールに通っていた当事者です。当時は、学校に行っていない自分への否定的な気持ちや「このままでいいのかな」という不安がずっと心のどこかにありました。

でも、フリースクールでの学びが出席扱いになったことで、自分がやっていることを学校が認めてくれた。 「これでいいんだ」と思えるようになったんです。その結果、少しずつ自己肯定感が高まっていきました。

出席扱いは、単に欠席日数を減らすための制度ではありません。学校の外での学びも認められているという安心感を子どもに届けられる制度です。だからこそ僕は、出席扱いを大事にしてほしいと思っています。

出席扱いの仕組みを持つオンラインフリースクールについては、こちらで学び方を紹介しています。

>>クラスジャパン小中学園の学び方を見る

浜松市での進め方。実例ベースの4ステップ

実際に承認された事例をもとに、流れを整理します。

  1. フリースクールや教材を決める 出席扱いの実績があるところを選ぶと話が早く進みます。学校への説明資料や連携の型をすでに持っているためです。見学のときに「在籍校への報告はどんな形で、どのくらいの頻度ですか」「これまで学校とどんなやりとりをしてきましたか」と聞いておくと、その後の相談が進めやすくなります。
  2. 担任の先生に相談する 「出席扱いにしてほしい」といきなり交渉するのではなく、「文科省の通知に沿って、フリースクールでの活動を出席扱いにできないか相談したい」と伝えるのがスムーズです。判断するのは校長先生なので、担任の先生経由で話を上げてもらいます。
  3. 活動レポートを提出する 浜松市の事例では、入会後すぐにレポートの提出を始めたことが承認の決め手になりました。学習内容や時間、お子さんの様子が伝わることで、先生も安心して判断できます。浜松市は決まった様式を公開していないので、レポートの中身がそのまま判断材料になります。日付、取り組んだ内容、時間、本人の様子の4点がそろっていれば十分です。
  4. 出席扱いが承認される その後も定期的にレポートを共有し、学校との連携を続けていきます。年度が替わって担任の先生や校長先生が替わることもあるので、これまでのレポートは手元にも残しておいてください。

もし学校の反応が鈍かったときの動かし方は、こちらの記事にまとめています。

>>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料

浜松市の補助金。フリースクール専用の助成はなく、使えるのは小学生向けのクーポン

お金の面も正直にお伝えします。2026年9月時点で、浜松市の公式サイトでは、フリースクールの利用料だけを対象にした保護者向けの助成制度は確認できません。

静岡県の「静岡県フリースクール等支援事業費補助金」は、フリースクールを運営する団体に向けた補助です(経費の2分の1以内、1団体あたり年100万円まで)。保護者が受け取れるものではありません。[4]

そのなかで、条件が合えばフリースクールにも使える制度がひとつあります。「浜松市こども習い事応援事業」です。

  1. 対象 浜松市内に住民登録があり、生活保護または児童扶養手当の全部支給を受けている世帯の小学1年生から6年生
  2. 金額 児童1人あたり、クーポンとして最大で年間12万円まで(ひと月1万円相当)
  3. 使える場所 市に登録した教室。令和8年4月からフリースクールも対象に加わりました

フリースクール専用の制度ではなく、スポーツや学習塾などの習い事とあわせた枠組みです。中学生は対象になりません。年度の途中で申請した場合は、申請した月から翌年3月までの月数分が交付されます。

申請はWebフォーム・郵送・FAXで受け付けています。使えるのは市に登録した教室だけなので、利用したい施設が登録されているかどうかは、運営事務局(080-3708-3986、平日9時30分から17時30分)か施設に確認してください。[5]

申請の様式・受付期間・必要書類は年度によって変わります。詳しい条件と申請先は、記事末の出典に挙げた市のページで確認できます。

「うちは対象にならない」という方も多いと思います。ただ、浜松市には無料で通える校外まなびの教室が11か所あります。

こうした公的な場と、民間のフリースクールやオンラインフリースクールを組み合わせて、通う日数や費用を調整しているご家庭は少なくありません。

名古屋市や神戸市のように2026年度から利用料の助成を新しく始めた政令市もあり、制度は年度の途中でも新しくできることがあります。最新の状況は、浜松市教育委員会の指導課(053-457-2411)に確認してください。

静岡県内のフリースクールは、こちらの記事で市区町村別に紹介しています。浜松市は区ごとに分けて載せています。

>>静岡県のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

浜松市で利用できる2つの選択肢

選択肢1:自宅で学べる「オンラインフリースクール」

オンラインフリースクール クラスジャパン小中学園

「まだ外に出るエネルギーがない」というお子さんには、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」という選択肢があります。

自宅にいながら、ネットの先生(担任)が伴走し、学習や生活リズムをサポートします。

2018年の開校からこれまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきた実績があり、一定の要件を満たし校長先生が認めれば在籍校の出席扱いとなる仕組みも整っています。

出席扱い制度はクラスジャパンが先駆けとなって学校や自治体と一緒につくってきた取り組みなので、学校との連携もスムーズです。

浜松市は、面積が全国の市町村のなかでも指折りの広い街です。校外まなびの教室は11か所ありますが、そのうち8か所は中央区にあり、浜名区は2か所、天竜区は旧下阿多古中学校の1か所です。

市が紹介している民間施設も多くは中央区に集まっています。天竜区の北部や浜名湖の西側からだと、通うだけで時間がかかります。

自宅から始められるオンラインフリースクールは、そうしたご家庭にとって現実的な選択肢になります。

学習面では最先端のAIサポートを取り入れているのも特徴です。生徒一人ひとりにカスタマイズされた学習AIが、わからない場面で答えをすぐに教えるのではなく、ヒントを出しながら一緒に考えてくれます。学習以外の用途には使えないフィルタリング設定があるので、安心して使えます。

>>クラスジャパン小中学園について詳しく見る

選択肢2:仲間と過ごせる「明光フリースクール」

明光フリースクール

外に出て仲間と過ごしたいお子さんには、明光義塾がつくる明光フリースクールがあります。2026年9月時点で静岡県内に校舎はまだありません。東海地方では、名古屋市内で不登校の小中学生を対象にした校舎の開校を準備しているところです。

場所や開校日はまだ公開されていませんが、開校前でも電話(0120-963-279、平日9時から18時)や校舎ページから資料請求や個別相談ができます。

浜松市から毎日通う距離ではないので、浜松市のお子さんにはまずオンラインのクラスジャパン小中学園をおすすめしています。

明光フリースクールでは、学び直しのサポートに加えて、プログラミングやeスポーツなど、子どもが「楽しい」と思えるコンテンツを用意しています。学校ではないけれど、仲間と過ごしながら通う場所として機能します。学校の出席扱いや自治体の補助金の対象になった実績も他の地域で多数あります。

新規の校舎もどんどん展開していますので、お近くの教室についてはまずはお問い合わせください。

>>【名古屋市】明光フリースクール 名古屋(開校準備中)の詳細はこちら

浜松市の公的な相談窓口も知っておこう

フリースクールとあわせて、浜松市の公的な支援も知っておくと安心です。

浜松市の適応指導教室(教育支援センター)にあたる施設は「校外まなびの教室」という名前で、市内に11か所あります。対象は小学1年生から中学3年生、利用料は無料です。活動時間はどの教室も9時から14時で、週4日開いています。

  1. ふれあい教室 中央区住吉4-23-1 青少年の家内(火曜日から金曜日)。約40人が集まるいちばん大きな教室
  2. おれんぢ教室 中央区東三方町149-2 浜松市教育会館内(火曜日から金曜日)
  3. くろーばー教室 中央区舘山寺町195 はままつフラワーパーク内(火曜日から金曜日)
  4. ぬくもり教室 中央区市野町2620-1 長上協働センター内(火曜日から金曜日)。令和7年度にできた新しい教室
  5. くすのき教室 中央区船越町11-11 アイミティ浜松内(月曜日から木曜日)
  6. とびうお教室 中央区舞阪町舞阪2701-9(月曜日から木曜日)
  7. まつのき教室 中央区青屋町300 いきいきプラザ天竜川内(月曜日から木曜日)
  8. おあしす教室 中央区三島町1039-4 旧立志舘(月曜日から木曜日)
  9. かやの木教室 浜名区於呂2829-1 浜北地域活動・研修センター内(火曜日から金曜日)
  10. ひまわり教室 浜名区細江町気賀369 みをつくし文化センター内(月曜日から木曜日)。天竜浜名湖鉄道の気賀駅の隣
  11. すぎのこ教室 天竜区上野948 旧下阿多古中学校内(火曜日から金曜日)

10人ほどの小さな教室から40人ほどの大きな教室まであり、学区がないので、どの地区に住んでいてもすべての教室から選べます。

一日の流れは、朝の会と読書、自分で用意したドリルなどを進める30分ほどの学習、カードゲームや小物づくりをする交流活動、お弁当の昼食、午後の学習、帰りの会というのが一例です。

毎日通わなくてもかまいません。中学生は、在籍校の許可と任意保険への加入を条件に、自転車で通うこともできます。

利用したいときは、見学も含めて在籍校に申し込みます。見学、2週間ほどの体験、入級という順番です。各教室に直接申し込む形ではないので、最初の連絡先は担任の先生です。利用についての問い合わせは、浜松市教育委員会の指導課(053-457-2411)が受けています。

家から出るのがむずかしい時期の子には、不登校デジタル支援「お家de交流 まなびの窓」があります。浜松市内で昼間を家で過ごしている子どもたちが、アカウントを持つ人だけが入れるページの中でオンライン交流をする取り組みです。

クイズ大会やラジオ放送局、イラストや動画の見せ合いなどが行われていて、校外まなびの教室の様子や学習動画も見られます。申し込むと、在籍校の先生からアカウントについての文書が届き、同意書に署名して使い始めます。

天竜区の下阿多古地区などで田植えやマス釣りをする自然体験教室(チャレンジ教室)もあり、こちらは家族で参加できます。

相談の窓口は次のとおりです。

  1. 教育総合支援センター 不登校・いじめ・学習・子育てなど教育全般の電話相談と面接相談(面接は予約制)053-457-2424(平日8時30分から17時)。外国籍の方にはバイリンガル相談員が対応します
  2. 浜松市地域不登校相談窓口 不登校支援に特化した相談窓口 053-457-2046(平日8時30分から17時、面接は予約制)。中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館5階
  3. 相談室こみち 公認心理師等による不登校の相談 053-555-4643(月曜日・火曜日・木曜日・金曜日の9時から12時、12時45分から17時15分、面接は予約制、相談無料)。中央区十軒町56番地、遠州鉄道の曳馬駅から徒歩2分
  4. いじめ子どもホットライン 053-451-0022(24時間・年中無休)
  5. 24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(24時間・年中無休)

2つめと3つめは、浜松市ならではの窓口です。教育委員会の中ではなく、市長部局のこども家庭部 子育て支援課に置かれています。

市は「教育委員会やこども家庭センターの相談窓口に加え、子育て支援課に不登校支援に特化した相談窓口を設置しました」と説明していて、相談員が地域の居場所など、その子に合った次の一歩を一緒に考えるとしています。

相談室こみちは市の委託事業で、本人や保護者だけでなく、家族など子どもを支える方も利用できます。電話だけの相談もできます。学校や教育委員会には話しにくいことがあるとき、別の入口があることを覚えておいてください。[6]

学校の中にも居場所があります。浜松市では、学校には行けるけれどクラスには入れないときや、少し気持ちを落ち着かせたいときに使える「校内まなびの教室」が、空き教室などを使って設けられています。

設置の状況は学校によって違うので、在籍校に確認してください。子ども本人がWebで相談を申し込める「こころの相談室」(チャット相談は毎週水曜日と日曜日の18時から22時)や、保護者向けの情報会、座談会、ペアレント・プログラムもあります。

教育支援センターの通い方や費用の考え方はこちらの記事で、静岡県内の相談窓口はこちらの記事で詳しく紹介しています。

>>教育支援センター(適応指導教室)とは?通い方・費用・出席扱いをわかりやすく解説

>>静岡県の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】

公的な教室とフリースクールは、どちらかを選ばなければいけないものではありません。お子さんの状態や相性に合わせて、複数の選択肢を並行して検討してみてください。

まとめ。浜松市は「出席認定と成績評価の対象になる」と市が書いている街

出席扱いは校長先生の判断で決まるため、前例があるかどうかが大きく影響します。浜松市にはすでに承認事例があります。

市独自のガイドラインや様式は公開されていませんが、市のホームページには、フリースクール等の民間施設での学びが、一定の要件を満たせば在籍校での出席認定や成績評価の対象になると書かれています。

フリースクール専用の利用料助成は確認できないものの、条件が合う小学生にはこども習い事応援事業のクーポンがあり、無料の校外まなびの教室が11か所、教育委員会の外にも不登校に特化した相談窓口があります。

今日できる一歩として、連絡帳や学校への連絡メールに「学校の外で学べる場所を考えている。通い始めたら活動の様子を毎月お伝えするので、出席扱いにできないか一度相談したい」と一文書いてみてください。こちらから「お伝えします」と先に申し出ることで、学校も状況をつかみやすくなり、話し合いが進めやすくなります。

学校に行かない期間があっても、学びと出席の心配を減らす方法はあります。お子さんを責める必要も、ご自身を責める必要もありません。

僕の公式LINEでは不登校に関する情報発信や無料相談を行っています。「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談

よくある質問

浜松市で不登校の出席扱いは認められますか?

浜松市内の学校で、フリースクール入会後すぐに活動レポートを学校へ提出することで出席扱いが認められた事例があります。文部科学省の通知に沿って、最終的な判断は在籍校の校長先生が行います。

浜松市のホームページには、フリースクール等の民間施設について、一定の要件を満たせば在籍校での出席認定や成績評価の対象になると書かれています。2026年9月時点で、浜松市独自の出席扱いガイドラインや申請様式の公開は確認できませんでした。まず担任の先生に相談し、校長先生に話を上げてもらう流れが基本です。

浜松市にフリースクールの補助金はありますか?

2026年9月時点で、浜松市の公式サイトでは、フリースクールの利用料だけを対象にした保護者向けの助成制度は確認できません。静岡県の補助金はフリースクールの運営団体向けです。

条件が合えば使えるのが浜松市こども習い事応援事業で、生活保護または児童扶養手当の全部支給を受けている世帯の小学1年生から6年生に、クーポンとして最大で年間12万円まで(ひと月1万円相当)が交付されます。

令和8年4月からフリースクールも対象に加わりましたが、使えるのは市に登録した教室だけで、中学生は対象外です。最新の状況は浜松市教育委員会の指導課(053-457-2411)に確認してください。

浜松市の校外まなびの教室(適応指導教室)はどこにありますか?

浜松市の校外まなびの教室は市内に11か所あります。中央区にふれあい教室(住吉)、おれんぢ教室(東三方町)、くろーばー教室(舘山寺町)、ぬくもり教室(市野町)、くすのき教室(船越町)、とびうお教室(舞阪町)、まつのき教室(青屋町)、おあしす教室(三島町)の8か所、浜名区にかやの木教室(於呂)とひまわり教室(細江町気賀)の2か所、天竜区にすぎのこ教室(上野)があります。

対象は小学1年生から中学3年生、利用料は無料で、どの教室も9時から14時の週4日です。学区はなく、すべての教室から選べます。

利用したいときは見学も含めて在籍校に申し込み、見学、2週間ほどの体験、入級の順に進みます。出席扱いになるかどうかは在籍校の判断です。

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出典

  1. 浜松市「不登校支援」(2026年9月2日更新)、「民間施設等一覧(フリースクールなど)」(令和7年11月現在) ページPDF  本文へ戻る
  2. 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日) ページ  本文へ戻る
  3. 浜松市教育委員会「校外まなびの教室について」「校外まなびの教室一覧」「お家de交流 まなびの窓」 PDF一覧のPDFまなびの窓のPDF  本文へ戻る
  4. 静岡県「フリースクール運営費助成制度(静岡県フリースクール等支援事業費補助金)」(2026年9月14日更新) ページ  本文へ戻る
  5. 浜松市「浜松市こども習い事応援事業」(2026年4月1日更新) ページ  本文へ戻る
  6. 浜松市「浜松市地域不登校相談窓口について」(2026年7月1日更新)、「ひとりで悩まないで!」相談窓口一覧 ページ窓口案内のPDF相談窓口一覧のPDF  本文へ戻る
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この記事を書いた人

小幡 和輝のアバター 小幡 和輝 株式会社明光みらい 代表取締役社長 / クラスジャパン小中学園 校長

1994年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の校長として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」』(エッセンシャル出版社)、『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方』(小学館)など。

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