静岡県のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

静岡県でフリースクールを探していると、「静岡市や浜松市には多そうだけど、うちの市にもあるのか」「県や市から利用料の補助は出るのか」「公式の一覧はどこを見ればいいのか」で手が止まりませんか。静岡県は東西に長く、東部(沼津・富士・伊豆)、中部(静岡・島田・藤枝)、西部(浜松・磐田・掛川)で施設の数も種類もかなり違います。

この記事では、静岡県のフリースクールを市区町村別に1か所ずつ紹介します。 順位をつけたり、おすすめを選んだりするものではありません。あわせて、県と市町の利用料補助を公式ページの記載どおりにまとめました。結論を先に書くと、2026年8月時点で静岡県(県)の補助は運営者向けで保護者に直接支給するものはなく、市町では浜松市の「こども習い事応援事業」(2026年4月からフリースクールも対象・小学生・所得要件あり)が公式に確認できた唯一の保護者向け制度です。

僕は不登校の元当事者です。約10年間学校に行かず、フリースクールで学びました。現在は不登校の専門家として、本の執筆や講演をしながら、2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしています。小幡和輝と申します。フリースクールは合うか合わないかで決まるもので、優劣ではありません。だからこの記事も、比較して順位をつける形にはしていません。

掲載している施設は、静岡県教育委員会の「公的教育機関と民間施設等の連携協議会」の名簿と施設情報、浜松市教育委員会の民間施設の紹介資料、そして各施設の公式サイトで確認できたものだけです。

目次

静岡県のフリースクールと不登校の状況

文部科学省の「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果概要によると、2024年度(令和6年度)の小・中学校の1,000人当たりの不登校児童生徒数は、全国平均38.6人に対して静岡県は45.6人で、全国平均を大きく上回っています。全国では小・中学校の不登校児童生徒数が353,970人と過去最多で、12年連続で増えています。

令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302902.htm

静岡市が2025年8月の総合教育会議に出した資料では、市立学校の不登校児童生徒数は2023年度に小学生701人(全児童の2.3%)、中学生1,247人(全生徒の8.6%)で、1,000人当たり約44.1人は政令指定都市の中で4番目に多い数字でした。「通常の35人学級に換算すると約3人は不登校」と市自身が書いています。

不登校児童生徒の現状に関する資料(総合教育会議 令和7年8月29日・PDF)|静岡市
https://www.city.shizuoka.lg.jp/documents/2301/07bessatusiryou.pdf

静岡県で施設を探すときに、まず押さえてほしい一次情報が2つあります。

1つ目は静岡県教育委員会の「民間施設(フリースクール)等との連携について」のページです。県は2023年度(令和5年度)から、フリースクール等の民間施設と学校・教育委員会が情報を共有するための「公的教育機関と民間施設等の連携協議会」を設けていて、その名簿(2026年6月17日現在)には72の民間施設等が載っています。さらに「フリースクール等民間施設情報」(2026年2月5日現在)というPDFに、各施設の所在地・対象・料金・紹介文・URLがまとまっています。県は「この様式を用いての施設紹介は任意」「名簿登載している団体すべての情報が掲載されているわけではない」と注記していて、親の会や放課後等デイサービス、通信制高校のサポート校、オンラインのフリースクール(クラスジャパン小中学園もここに載っています)も混ざっているので、「平日の日中に小中学生が通えるフリースクール」はこの数より少なくなります。

民間施設(フリースクール)等との連携について|静岡県教育委員会
https://www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/kyoiku/futokoshien/1063245/1066272.html

2つ目は浜松市教育委員会の「不登校支援」ページです。「居場所の紹介【民間施設】」というPDF(2025年11月現在)に、浜松市内の小中学生が利用している22の施設が、所在地・対象・活動日・料金付きで載っています。教育委員会が運営する「校外まなびの教室」(利用料無料)の一覧も同じページにあります。

不登校支援|浜松市
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/sogo/futouko.html

2つを見比べると、施設は静岡市と浜松市の中心部に集まっていて、沼津市・富士市・島田市・藤枝市・焼津市・磐田市・掛川市・袋井市・湖西市・御殿場市・伊豆の国市・牧之原市には1〜数か所、三島市・熱海市・伊東市・下田市・裾野市・菊川市・御前崎市・函南町などでは公式サイトで運営・対象・料金まで確認できる通所型の施設が見つかりませんでした。一方で、教育支援センター(沼津市青少年教育センター、三島市ふれあい教室、富士市青少年相談センター、磐田市教育支援センター、静岡市の3教室、浜松市の校外まなびの教室など)はほぼすべての市町に置かれていて、フリースクールが近くになくても公的な選択肢はあります。

静岡県と市町のフリースクール利用料の補助

静岡県(県)には、2026年8月時点で保護者に直接支給する利用料の助成制度はありません。 県には「静岡県フリースクール等支援事業費補助金」(フリースクール運営費助成制度)がありますが、これはフリースクール等の運営団体に対する補助で、補助対象経費の2分の1以内・1運営主体あたり年1,000千円(100万円)が上限です。県内に所在し1年以上の支援実績があること、県の連携協議会の名簿に登載されていること、学校との情報共有体制があることなどが要件で、補助を受ける団体には保護者への費用の情報提供が求められています。運営者向けの制度なので、保護者が利用料の補助を受け取れる制度として書かれているものを見かけたら混同です。

フリースクール運営費助成制度(静岡県フリースクール等支援事業費補助金)|静岡県
https://www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/kyoiku/futokoshien/1063245/1063246.html

市町ごとに、公式サイトで確認できた保護者向けの制度は次のとおりです。

  1. 浜松市 浜松市こども習い事応援事業。市内に住民登録があり、生活保護または児童扶養手当の全部支給を受けている世帯の小学1〜6年生が対象で、児童1人あたり年間12万円(ひと月1万円相当)のクーポンが交付されます。2026年4月(令和8年度)から対象学年が小学4〜6年生から小学1〜6年生に広がり、フリースクールも対象に加わりました。 市に登録した教室(スポーツ少年団・学習塾・フリースクールなど)で使える制度で、フリースクール専用の補助ではありません。年度途中の申請は申請月から翌年3月までの月数分が対象で、Webフォーム・郵送・FAXで申請します。中学生は対象外です。問い合わせは浜松市子育て支援課(053-457-2792)

浜松市こども習い事応援事業|浜松市
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kosodate/20240710naraigoto.html

静岡市には、保護者向けの利用料助成は2026年8月時点でありません。 静岡市の不登校支援ページには校内サポートルームの整備、教育支援センター(ふれあい教室・かがやく教室・はばたく教室)、フリースクール等民間施設との連携が書かれていますが、利用料補助の記載はありません。

沼津市・三島市・富士宮市・富士市・御殿場市・伊豆の国市・島田市・藤枝市・焼津市・牧之原市・掛川市・袋井市・磐田市・湖西市については、市の公式サイトと検索で確認しましたが、小・中学生の保護者向けの利用料補助は執筆時点で見つかりませんでした。 隣の愛知県では名古屋市が2026年度に利用料補助を新設し、豊田市や大府市にも市独自の補助があるので、県境で制度が大きく違う地域です。浜松市のように年度の切り替わりで対象が広がることもあるので、最新情報は必ずお住まいの市町の公式ページでご確認ください。

愛知県の一覧と補助制度はこちらの記事にまとめています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/freeschool-aichi/

フリースクールでの学びは出席扱いになりうる

フリースクールや自宅での学習は、一定の要件を満たせば在籍校の出席として認めてもらえます。文部科学省が要件を示しており、最終的には在籍校の校長先生が判断します。

不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm

静岡県の連携協議会は、名簿に載った民間施設と学校・教育委員会が情報を共有するための枠組みで、県の運営費補助の要件でも、補助を受ける施設は市町教育委員会や学校に指導・相談の状況を定期的に報告し、在籍校で「出席扱い」となりうる体制をつくることとされています。この記事で紹介する施設にも「在籍校の校長先生の許可で出席として認められる」「通所して学習した内容を在学している学校へ毎月報告」「牧之原市から出席扱い認定を受けている」と公式に書いている施設があります。見学のときに、在籍校への報告をしてもらえるか、出席扱いの実績があるかを必ず聞いてみてください。 出席扱いの3つの要件はこちらの記事で解説しています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/shusseki-atukai/

まだ外に出るのが難しい、近くに通える場所がないという方へ

オンラインフリースクール クラスジャパン小中学園

一覧に入る前に、先にお伝えしたいことがあります。

静岡県は施設が静岡市と浜松市に集まっていて、伊豆半島の南部や三島市・裾野市、菊川市・御前崎市のように、公式サイトで確認できる通所型の施設が見つからなかった市町もあります。下田から沼津の施設まで、あるいは天竜区から浜松の中心部まで毎週通うのは現実的ではありませんし、それはご家庭の努力が足りないという話ではまったくありません。 そして、まだ家から出るエネルギーがない時期のお子さんも少なくありません。「通う場所を探す」より前の段階があっていいんです。

そういう場合の選択肢として、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」があります。自宅にいながら、ネットの先生(担任)が伴走し、学習や生活リズムをサポートします。2018年の開校からこれまでに2000人以上の不登校の子どもたちを支えてきた実績があり、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いとなる仕組みも整っています。静岡県の連携協議会の名簿にもオンラインの施設として登載されています。

学習面ではAIサポートを取り入れているのも特徴です。生徒一人ひとりにカスタマイズされた学習AIが、わからない場面で答えをすぐに教えるのではなく、ヒントを出しながら一緒に考えてくれます。学習以外の用途には使えないフィルタリング設定があるので、安心して使えます。

クラスジャパン小中学園の詳細はこちら
https://www.cjgakuen.com/

近くに通える場所がない地域での考え方は、こちらの記事にもまとめています。
https://freeschool.meikogijuku.jp/media/freeschool-chikakuninai/

静岡県のフリースクール(市区町村別)

市区町村ごとに1か所ずつ紹介します。順位をつけたものではありません。静岡市と浜松市は区ごとに分けました。運営・所在地・対象年齢・料金は県の施設情報、浜松市の資料、各施設の公式サイトで執筆時点に確認できたもので、確認できなかった項目は「要お問い合わせ」としています。料金は税込・税別の表記がそろっていないものもあるので、通う前には必ず各施設に直接ご確認ください。東部から西部の順に並べています。

沼津市

静岡アカデミー高等学院(フリースクールクラス)
運営: 要お問い合わせ(通信制高校のサポート校)
所在地: 沼津市上土町6 第一ビル2F(JR沼津駅南口から徒歩7分)
対象年齢: 小学4年生〜中学3年生(小学1年生からは応相談)
料金: 入学金5,000円(入学月)、授業料月額10,000円

2017年4月に沼津校を開いた通信制高校のサポート校で、ほとんどの生徒は中学校卒業後に入学してきますが、県の施設情報には「中学校からの要請もあり、不登校の中学生が高校入学の準備段階としてフリースクールクラスで学んでいる」「小学校高学年も募集」と書かれています。火・木曜は商業高校の特別講師によるパソコン講習と外国人講師の英会話教室があり、英語・タガログ語での相談にも対応しています。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://www4.hp-ez.com/hp/shizuoka-academy/

富士宮市

居場所支援施設 ちっとらっつ
運営: 要お問い合わせ
所在地: 富士宮市宮原454-13
対象年齢: 小学生・中学生・高校生
料金: 入会金15,000円、月会費10,000円(アート体験などのアクティビティは別途。施設から30分圏内は無料送迎)

「ちっとらっつ」は富士宮の方言で「少しずつ」。決まったカリキュラムはなく一人ひとりの学びをつくる居場所で、似顔絵・パステル画・ものづくりのアート体験、合気道教室、書道教室、料理教室、読み聞かせがあります。校長経験者・教諭経験者・社会教育士・教育相談員などの資格を持つ職員のほか、元不登校児や現在不登校の子の保護者も職員として関わっていると公式サイトにあります。月〜金の9時〜16時。県の連携協議会名簿には載っていませんが、公式サイトで所在地・料金・対象を確認できたので掲載しました。

公式サイト: http://web.thn.jp/chittora/

富士市

NPO法人コスモスクール未来 富士校
運営: NPO法人コスモスクール未来
所在地: 富士市松岡1515-17
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生(高校生・通信制高校生も受け入れ)
料金: 月額は週1回10,000円、週2回18,000円。お試し1日3,000円、訪問学習1回(90分)3,000円。入会金は要お問い合わせ(県の施設情報では「入会金無し/月額8,000円〜18,000円(週2回)」)

静岡市と富士市に校舎を持つNPOのフリースクールで、富士校は水・金曜の10時〜15時に開いています。生徒2〜3人にスタッフ1人のマンツーマンに近い形で教科書やドリルを使った学習をし、理科・社会の戸外学習、美術・文化芸術鑑賞、市の農政課と連携した農業体験もあります。「通所して学習した内容は在学している学校へ毎月報告を入れています」と県の施設情報に書かれていて、公式サイトにも在籍校と連携して出席にカウントできる制度があるとあります。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://cosmoschool.net/

御殿場市

ふりースペース にこはぴ
運営: 株式会社ぴっぴーの
所在地: 御殿場市竈838-1
対象年齢: 小学1年生〜高校3年生
料金: 入会金なし。月額は週1コース(月4回)7,000円、週2コース(月8回)9,000円、週3コース(月12回)13,000円、週4コース(月16回)17,000円、週5コース(月20回)20,000円、単発2,000円/日(県の施設情報の記載)

放課後等デイサービス「きっずサポートゆーもぁ」と同じ会社が運営するフリースペースで、「ニコッとできてハッピーになれる居場所にしたい」が名前の由来です。フリースクールは「家から出ましょう支援」として家から外に出る第一歩をサポートすると県の施設情報にあり、昔遊びやスポーツ、農業体験など体験活動を取り入れています。子育てサロンやアフタースクールも同じ場所で行っています。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://www.nikotto-happy-2525.com/

伊豆の国市

MOAスクール大仁校
運営: 一般社団法人MOAインターナショナル
所在地: 伊豆の国市浮橋1601-1(大仁瑞泉郷内)
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生(高校生以上は要相談)
料金: 入会金なし、月額14,000円(給食付きで週1回受講の場合)

2005年4月に開校し、県の施設情報によると20年間で130名ほどの児童生徒の自立を支援してきたフリースクールです。熱海駅から車で約30分、約100haの敷地に農場・花園・牧場・体育館とクリニックがあり、精神科医のアドバイスを受けて疾患や障がいにも対応していると書かれています。畑での農業体験、動物とのふれあい、売店・レストランでの職業体験、川遊び、美術館見学などを一人ひとりに合わせて組みます。伊豆半島で公式サイトと県の資料の両方で確認できた数少ない通所型の施設です。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://moainternational.or.jp/moa-school

静岡市葵区

NPO法人コスモスクール未来 静岡校
運営: NPO法人コスモスクール未来
所在地: 静岡市葵区駿府町1-43(県の施設情報では駿府町1-42 シリケカフェ北街道店2F。詳細は要お問い合わせ)
対象年齢: 小学生〜高校生(不登校の小中学生、通信制高校生)
料金: 入会金5,000円。週1日コース月額10,000円、週2日コース18,000円、おためし1日3,000円(県の施設情報の記載)

富士校と同じNPOの静岡校で、火・木曜の10時〜15時に開いています。少人数制で「ゆったり安心して勉強できる」アットホームな環境を掲げ、まず最初の一歩として安心して過ごせる居場所としても利用できると県の施設情報にあります。クッキングや遠足など勉強以外の活動もあり、公式サイトでは在籍校と連携して出席にカウントできる制度を案内しています。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://cosmoschool.net/

静岡市駿河区

せいさフリースクール静岡
運営: 学校法人国際学園(星槎国際高等学校 静岡学習センター)
所在地: 静岡市駿河区馬渕3-16-28
対象年齢: 小学5年生〜中学3年生
料金: 年間費18,000円、設備費20,000円、会費は月額で1ゼミあたり6,000円(2026年8月の公式案内。県の施設情報では月額 週1日登校12,000円・週2日24,000円・週3日36,000円)

通信制の星槎国際高等学校の校舎に併設された小中学生のフリースクールです。週に半日から登校を始められ、公文、プログラミング、イラスト、手工芸、スポーツ、体験型エンタメなど選択制のゼミから授業を選びます。三者面談でご家庭と連携し、「在籍校の校長先生の許可で、登校した日が小中学校の出席として認められます」と公式の案内にあります。遠足や文化祭など校内行事にも参加できます。浜松市にも同じ星槎の「星槎フリースクール浜松」があります。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://seisa.ed.jp/shizuoka/

島田市

NPO法人まんまぁる「まなび庵」
運営: NPO法人まんまぁる
所在地: 島田市日之出町3-9 寿真庵ビル2階
対象年齢: 不登校・登校に不安のある小学生・中学生・高校生(通信制高校生を含む)
料金: 入会金なし。月謝は2時間2,000円(通う曜日・時間帯を決め、週に何日通ってもよい。県の施設情報では月額8,000円)

元小・中学校教諭、特別支援教育士、公認心理師、臨床発達心理士などがスタッフの、NPOの学習支援型の居場所です。スタッフ1人で子ども3人までの個別学習支援で、教材は学校の教科書やドリル中心。必要に応じて心理職がカウンセリングをします。月〜金の10時〜12時と13時〜15時(月曜は15時〜17時30分も)。同じNPOの「寺子屋まんまぁる」では発達の特性に合わせたマンツーマン指導をしていて、毎月第1土曜日に無料相談会があります。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://www.manmaaru.org

藤枝市

藤枝みんなのミライ楽校
運営: 一般社団法人ほしとわ
所在地: 藤枝市瀬戸ノ谷5894
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生(小楽部・中楽部)
料金: 入学金100,000円、月額45,000円(県の施設情報の記載)

藤枝市の山あいで平日9時30分〜15時に開いている、探究・対話・「学び合い」を柱にしたオルタナティブスクールです。自分のしたいことを選んでのめり込む「マイプロジェクト」の時間があり、28人の仲間と学んでいると公式サイトにあります。藤枝駅〜藤枝市内のスクールバス送迎があり、2026年度の編入生と2027年度の新入生を募集中です。公式サイトには「公的助成金がなく運営資金はご家庭からの学費のみ」と書かれています。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://minnano-mirai-school.com/

焼津市

フリースクールゆいパーク
運営: 要お問い合わせ(個別学習塾ゆいパークが運営)
所在地: 焼津市柳新屋429-1-2F(西焼津駅前)
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生
料金: 入塾料10,000円。月額は小学1〜3年生のオンライン型15,000円、小学4〜6年生・中学生20,000〜25,000円、別途諸経費月2,000〜3,300円(公式サイトの記載。県の施設情報では入会金無料・学習型月額25,000円・オンライン学習型20,000円)

西焼津駅前の個別学習塾が平日午前に開いているフリースクールで、火〜金の9時〜13時と土曜9時〜11時。対話型デジタル教材で算数・国語・英語(理科・社会はオプション)を学年に合わせて学び、「学校の基準を満たす場合は出席扱いが可能」と公式サイトにあります。通信制高校のサポート校を併設していて高校卒業までを見通した連携ができるほか、1階のパン屋と提携して食事の提供もしています。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://yui-buro.com/yuipark/freeschool/

牧之原市

みいちゃん家
運営: 要お問い合わせ
所在地: 牧之原市相良331-2
対象年齢: 小学生〜高校生
料金: 入会金10,000円、月謝12,000円(県の施設情報の記載)

「そのままの君で大丈夫」を掲げ、学校に行きづらい子どもと家族を支えるために開かれた家庭的な居場所です。子どもの気持ちに寄り添いながら魅力的な活動を取り入れ、悩みを抱えるご家族にも寄り添うと県の施設情報にあり、公式サイトには牧之原市から学校の出席扱い認定を受けていると書かれています。開所日や運営者は直接お問い合わせください。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://moomin-house2021.amebaownd.com/

ここまでで通える場所が見つからなかった方へ

静岡県内の施設は、週1回から通える数千円〜1万円台のところもあれば、毎日通うと月4万円台になるところもあり、通う頻度と費用のバランスで迷う方が少なくありません。週1回から始めたい、まずは家で担任の先生とつながる形から始めたい、という方は、オンラインフリースクールのクラスジャパン小中学園も選択肢に入れてみてください。出席扱いの要件を満たす仕組みが整っています。詳細はこちら: https://www.cjgakuen.com/

掛川市

オルタナティブスクール 実りの泉
運営: 要お問い合わせ(2017年4月設立の私設スクール)
所在地: 掛川市肴町2-7 服部歯科2F(掛川駅から徒歩5分)
対象年齢: 小学4年生〜高校生(小学3年生以下は要相談)
料金: 小・中学生は入学金等41,800円、授業料年間660,000円、その他年間37,200円(県の施設情報の記載)

掛川駅から徒歩5分の3階建ての学び舎で、月〜金の8時30分〜17時に開いています。「視野を広げる手助け」「基礎学習の手助け」「人づくりの手助け」の3本柱を掲げ、外国にルーツのある子どもの学習支援も行っていて、小学生から高校生までの国際色豊かな生徒が集まっていると公式サイトにあります。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://www.minorinoizumi.org

袋井市

里山題楽校 寺子屋@西楽寺
運営: 一般社団法人里山題楽校
所在地: 袋井市春岡384(安養山西楽寺)
対象年齢: 小学4年生〜中学3年生(県の施設情報の記載)
料金: 入楽金15,000円、運営費年額40,000円、月謝15,000円(1回4,000円の回数利用も可。行事・イベントは別途の場合あり)

開創1300年を迎えた西楽寺で、かつて実際に開かれていた寺子屋を復活させ、不登校等の小中学生を対象に月4回程度(金曜中心)開講しているフリースクールです。野菜栽培、自然素材を使った創作、外部講師による講座など、地域や多彩な大人と関わる「まなび」を提供しています。同じ法人が浜松市天竜区横川で行っていたフリースクール活動は2026年3月末で終了したと公式サイトにあります。県の連携協議会名簿に載っています。

公式サイト: https://peraichi.com/landing_pages/view/satoyamadaigaku/

磐田市

フリースクール アスノルーム
運営: NPO法人こども未来機構
所在地: 磐田市中泉591-1 イーストスクエアビル2F(磐田駅から徒歩3分)
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生
料金: 入会金10,000円(兄弟割引5,000円)。利用料は2026年度から利用日数によらず月額一律25,000円(諸経費込み)

月・火・木・金の10時〜16時に開いているNPOのフリースクールです。音楽・麻雀・eスポーツ・アートなど子どもの「好き」や「楽しい」を入り口に主体的な学びにつなげていて、ギター・ドラム・ボーカルの音楽レッスンや子ども麻雀教室もあります。最大2週間の無料体験のあと、正式入会後は代表が在籍校を訪問して活動記録を提出し、毎月末に学校へ活動日数を報告、校長先生の判断で出席日数として認められる場合があると公式サイトに書かれています。2026年4月に通信制高校サポート校「アスノ高等学院」も開校しました。県の連携協議会名簿と浜松市の民間施設の資料の両方に載っています。

公式サイト: https://asunoroom.wordpress.com

浜松市中央区

フリースクール ドリーム・フィールド
運営: NPO法人ドリーム・フィールド
所在地: 浜松市中央区天龍川町201
対象年齢: 小学1年生〜高校3年生
料金: 入学金なし、月額5,000円程度(県の施設情報の記載。浜松市の資料では月額0〜5,000円程度)

2004年に「学校以外の教育・育ちの場」として開設された、浜松市内では長く続いているNPOのフリースクールです。学習、運動、料理、英会話、アート、工作、理科、ドラム、ボーカル、ピアノ、バンド演奏などのプログラムを自由に選んで学べ、多くの子は公立の通信制高校に進学しスクールに通いながら高卒資格を目指すと県の施設情報にあります。就労継続支援の「雑貨カフェいもねこ」で働くこともできます。平日11時〜17時。県の連携協議会名簿と浜松市の資料の両方に載っています。

公式サイト: https://dreamfield.jimdosite.com/

浜松市浜名区

そよそよの家
運営: 保護者が交代で見守るサークル(法人格なし)
所在地: 浜松市浜名区於呂3288-5
対象年齢: 小学1年生〜高校3年生(それ以外は相談可)
料金: 維持費月500円+活動費500円(その月の初回は無料)。第1土曜日の開放日は無料

旧浜北区の古い平屋の一軒家と庭で、水・木曜の10時〜16時に開いている「学校に行かない子たちの居場所」です。駄菓子屋、Wi-Fi、ごはん、焚き火など好きなことをして過ごし、「信頼」をベースに日々の対話でお互いの「過程の今」を尊重し合うと公式サイトにあります。第1土曜日は地域の子どもが誰でも立ち寄って無料でご飯が食べられる開放日です。県の連携協議会名簿と浜松市の資料の両方に載っています。

公式サイト: https://soyosoyo-ie.1net.jp/

湖西市

UGO学院
運営: 要お問い合わせ(プログラミング教室が母体)
所在地: 湖西市鷲津1063-30
対象年齢: 小学1年生〜中学3年生(通信制高校サポート校を併設し高校生も対応)
料金: 入学金なし。月額は週1〜2回11,000円、週3回22,000円、週4〜5回33,000円(2023年12月改定)

湖西市で初めて通信制高校サポート校(八洲学園大学国際高等学校)を開いた学院の小中学生向けフリースクールで、月〜金の10時〜15時(9時入室可)。学習の時間だけでなく、遠足やデイキャンプなどの課外授業、地域での職業体験、季節の工作があり、併設のパソコン教室でプログラミングやMOSなどの資格学習もできます。オンラインや通信での自宅学習にも対応しています。県の連携協議会名簿と浜松市の資料の両方に載っています。

公式サイト: https://ugo.xtu.jp/academie/

掲載していない市区町村について

三島市、熱海市、伊東市、下田市、伊豆市、裾野市、菊川市、御前崎市、函南町、長泉町、清水町、静岡市清水区、浜松市天竜区などについては、県の名簿に載っていても放課後等デイサービス(受給者証が必要)や親の会、相談団体、通信制高校であったか、公式サイトで運営・所在地・対象年齢・料金のほとんどを確認できなかったため載せていません。確認できないものを推測で載せることはしていません。 三島市の「リベラスコーレ」は不登校の子を対象にしていますが放課後等デイサービスとしての利用になるため、裾野市の「ふりーすくーるミチシル」は公式サイトの情報が読み取れなかったため見送りました。浜松市中央区の「フリースクール空」は2026年3月で活動を終え、スタッフが新しいフリースクールNESTを始めたと公式サイトに書かれています。

県の名簿には72の民間施設等があり、浜松市の資料には22施設が載っています。この記事は1市区町村1か所に絞っているだけで、浜松市中央区だけでも十数か所、静岡市葵区にも複数の施設があります。新設や移転、料金の改定で情報が変わることがあります。通う前には必ず公式サイトと直接のお問い合わせで最新の情報を確認してください。掲載がない地域でも、市町の教育支援センター(適応指導教室)に相談できます。まずは教育委員会か在籍校に聞いてみてください。

掲載のない地域にお住まいの場合も、オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」なら地域を問わず自宅から利用できます。ネットの先生(担任)が伴走し、一定の要件を満たせば在籍校の出席扱いになった実績も多数あります。2018年の開校から、これまでに2000人以上の不登校の子どもたちをサポートしてきました。
https://www.cjgakuen.com/

まとめ。フリースクールは合うかどうかで選んでいい

フリースクールは、施設の優劣で選ぶものではありません。お子さんとの相性で決まります。 この一覧を見るだけでも、月500円のサークルのような居場所、2時間2,000円の個別学習、お寺や農場や山あいの学び舎、通信制高校に併設された選択ゼミ、サポート校のフリースクールクラスと、形は本当にさまざまです。

だから、見学して決めていいし、複数を並行して検討していいし、通ってみて合わなければ変えていいんです。公的な教育支援センターとの併用もできます。

今日できる一歩としては、静岡県教育委員会の「民間施設(フリースクール)等との連携について」のページを開いて、「フリースクール等民間施設情報」のPDFのうちお住まいの市の施設のページだけ読んでみてください。料金と対象、紹介文が1か所にまとまっています。浜松市にお住まいで児童扶養手当の全部支給や生活保護を受けている小学生のご家庭は、こども習い事応援事業のページをブックマークして、気になる施設が登録事業者かどうかを問い合わせるところから始めると使いやすいです。候補が1つもなければ、在籍校に「教育支援センターはどこにありますか」とだけ聞くところから始めて大丈夫です。

僕自身、不登校の当時に通ったフリースクールで、学校の外にも自分の居場所があると知れたことが大きな支えになりました。

完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。僕の公式LINEでは不登校に関する情報発信や無料相談を行っています。

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https://www.obatakazuki.com/lp

よくある質問

静岡県にフリースクールはいくつありますか?

静岡県教育委員会の「公的教育機関と民間施設等の連携協議会」の名簿(2026年6月17日現在)には72の民間施設等が登載されています。ただし親の会や放課後等デイサービス、通信制高校のサポート校、オンラインのフリースクールも含まれていて、県は「名簿登載している団体すべての情報が掲載されているわけではない」と注記しています。浜松市教育委員会の資料には市内の小中学生が利用している22の民間施設が載っています。平日の日中に小中学生が通えるフリースクールの数はこれより少なく、一方で名簿に載っていない施設もあります。この記事では17の市区について1か所ずつ紹介しています。

静岡県でフリースクールの利用料の補助はありますか?

2026年8月時点で、静岡県(県)には保護者に直接支給する利用料の助成はありません。県の「静岡県フリースクール等支援事業費補助金」はフリースクール等の運営団体に対する補助(経費の2分の1以内・年100万円上限)で、保護者向けではありません。市町では、浜松市の「こども習い事応援事業」が2026年4月からフリースクールも対象に加え、生活保護または児童扶養手当の全部支給を受けている世帯の小学1〜6年生に年間12万円(月1万円相当)のクーポンを交付しています。静岡市・沼津市・富士市・富士宮市・三島市・島田市・藤枝市・焼津市・磐田市・掛川市・袋井市・湖西市などには公式に確認できる保護者向けの補助はありませんでした。

フリースクールに通うと学校の出席扱いになりますか?

一定の要件を満たせば、フリースクールでの学びを在籍校の出席として認めてもらえます。文部科学省が要件を示しており、最終的な判断は在籍校の校長先生が行います。静岡県は連携協議会の枠組みで名簿に載った民間施設と学校が情報を共有し、指導要録上の出席扱いにつなげる体制をとっていて、この記事で紹介した施設にも「在籍校の校長先生の許可で出席として認められる」「毎月学校へ活動日数を報告している」と公式に書いている施設があります。見学のときに在籍校への報告をしてもらえるかを確認するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、その後18 歳で起業。SNS を活用したマーケティングを専門とし、東京2020 オリンピック・パラリンピックでは総フォロワー1000万人以上の公式SNSアカウントを運用。不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し不登校の専門家として活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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