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神奈川県の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】

「学校に行けない日が続いているけれど、どこに相談すればいいのか分からない」。神奈川県にお住まいの方に、先に結論をお伝えします。神奈川県には、不登校について無料で相談できる公的な窓口が、県レベルと市町村レベルの両方にあります。藤沢市にある県立総合教育センターの「不登校ほっとライン」から、横浜市・川崎市・相模原市をはじめ県内16市の教育支援センター(適応指導教室)まで、この記事で公式ページと連絡先を一覧にしました。全部を読む必要はありません。目次から、いま必要なところだけ開いてください。

自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は不登校の元当事者です。約10年間学校に行かず、フリースクールで学びました。現在は不登校の専門家として、本の執筆や講演をしながら、2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしています。「どの窓口に、どの順番で相談するか」を、元当事者と支援者の両方の目線で整理していきます。

目次

最初にどこへ相談するか。緊急度で整理します

一覧に入る前に、いちばん大事なことを先にお伝えします。

お子さんの安全に関わる状況のとき(自分を傷つけそう、いじめで追い詰められているなど)は、迷わず「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310 に電話してください。 文部科学省の全国共通番号で、24時間365日、通話料無料でつながります。夜中でも、匿名でもかけられますし、保護者からの電話も受け付けています。

緊急ではない場合の基本の順番は、次のとおりです。

  1. 学校内で相談する(担任、養護教諭、スクールカウンセラー)
  2. 自治体の教育相談を使う(この記事で一覧にする県・市町村の窓口)
  3. 民間の相談先を検討する(フリースクール、親の会、オンライン相談など)

担任に話しにくい、学校との関係がこじれているという場合は、1を飛ばして2から入ってかまいません。窓口の種類ごとの使い分けは、全国版の記事で詳しく解説しています
>>不登校の相談先はどこ?公的・民間の相談窓口一覧と使い分け

いじめが背景にあるときは、いじめに特化した相談先の一覧も参考にしてください
>>いじめの相談先一覧。学校以外に話せる窓口と使い分け

神奈川県の県レベルの相談窓口

まず、県が運営する窓口です。お住まいの市町村に関係なく、県内どこからでも利用できます。

神奈川県立総合教育センター 総合教育相談・不登校ほっとライン

  • 運営: 神奈川県教育委員会(神奈川県立総合教育センター・藤沢市善行7-1-1)
  • 内容: 学校生活や家庭生活の悩み、子どもの発達、不登校などの電話相談。不登校に特化した「不登校ほっとライン」も同じ窓口で受け付け
  • 対象: おおよそ3歳から18歳くらいまでの子どもと、その保護者
  • 電話: 0466-81-0185(平日8時45分〜16時45分・年末年始を除く)
  • 来所相談の予約: 0466-81-8521(平日8時30分〜17時15分)
  • 神奈川県立総合教育センター 総合教育相談・不登校ほっとラインの公式ページ

神奈川県の教育相談の中心になる窓口です。「不登校と呼べる状態なのかまだ分からない」という段階でも大丈夫です。電話で話したうえで、必要なら予約制の来所相談につながれます。メール相談(kng-k-mailsodan@pen-kanagawa.ed.jp)も用意されています。

中高生SNS相談@かながわ(LINE相談)

  • 運営: 神奈川県教育委員会
  • 内容: LINEでの相談。文字で送れるので、電話が苦手な子でも使いやすい窓口です
  • 対象: 県内の中学校・高校・中等教育学校・特別支援学校・義務教育学校の生徒
  • 相談時間: 18時〜21時(開設日は時期により異なります)
  • 中高生SNS相談@かながわ(LINE相談)の公式ページ

子ども本人向けの窓口です。開設日程や友だち登録の方法は公式ページで確認してください。

かながわ子ども・若者総合相談センター

  • 運営: 神奈川県
  • 内容: 不登校、ひきこもり、就労の悩みなど、子ども・若者の悩み全般の総合相談。県や市町村の専門機関への橋渡しもしてくれます
  • 対象: おおむね30代までの子ども・若者と、その保護者
  • 電話: 045-242-8201(相談専用。火曜〜日曜 9時〜12時、13時〜16時。月曜・年末年始を除く)
  • かながわ子ども・若者総合相談センターの公式ページ

土日も電話できるのが大きな特徴です。不登校・ひきこもりを経験した若者が「かながわbeフレンド」としてセンターの活動に協力しており、経験者の話を聞ける機会もあります。中学卒業後や高校中退後など、年齢が上がってからの相談先に迷ったときもここが入口になります。

神奈川県精神保健福祉センター こころの電話相談

眠れない、食べられない、気分の落ち込みが続くなど、心身の不調が強いときの窓口です。深夜に不安が大きくなったとき、保護者自身がつらいときにもかけられます。

このほか神奈川県教育委員会は、市町村教育委員会と県内のフリースクール等が合同で行う「不登校相談会」を開催しています。会場開催に加えてメタバース(オンライン仮想空間)での相談会もあり、外出がむずかしい親子でも参加しやすいのが神奈川県ならではの取り組みです。日程は県の公式ページで確認できます不登校相談会の公式ページ

市町村の教育支援センター(適応指導教室)一覧

次に、市町村ごとの窓口です。教育支援センター(適応指導教室)は、学校に行きづらい小中学生が在籍校に籍を置いたまま通える公的な居場所で、教育相談の窓口も兼ねています。利用は原則無料です。

利用の前に知っておきたい実務が2つあります。

  • 申し込みは在籍校か、市の教育相談窓口を通じて行うのが基本です。 まず担任か教頭に「教育支援センターの利用を考えている」と伝えるか、下記の各窓口に直接問い合わせてください
  • 通所した日は在籍校の出席扱いになる運用が多いです。 ただし最終的には校長の判断なので、利用前に在籍校へ確認しておくと安心です。断られたときの対処はこちらの記事にまとめています
    >>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料

県内の主な教育支援センターは以下のとおりです。名称や開設時間は変わることがあるため、必ず各公式ページで最新情報を確認してください。

  • 横浜市|横浜教育支援センター(ハートフルセンター上大岡・ハートフルスペース鶴見/上星川/都筑・ハートフルルーム) 市内に複数拠点。保護者向けの相談窓口も併設。 横浜市の公式ページ
  • 川崎市|教育支援センター ゆうゆう広場 市内6か所。通う日や時間を子どもが選べます。 川崎市の公式ページ
  • 相模原市|教育支援センター(相談指導教室) 銀河・いずみ・すばるなど複数教室。青少年相談センターが窓口。 相模原市の公式ページ
  • 横須賀市|相談教室(教育支援センター) 市内5施設7教室。 横須賀市の公式ページ
  • 藤沢市|学校教育相談センター(相談支援教室) 教育相談とあわせて利用できます。 藤沢市の公式ページ
  • 平塚市|子ども教育相談センター(教育支援室くすのき) 平塚市の公式ページ
  • 鎌倉市|教育支援教室ひだまり 大船駅から徒歩圏。 鎌倉市の公式ページ
  • 茅ヶ崎市|あすなろ教室 青少年教育相談室が窓口。 茅ヶ崎市の公式ページ
  • 厚木市|なかま教室・なかまルーム 青少年教育相談センターが運営。 厚木市の公式ページ
  • 大和市|教育支援教室(まほろば教室) 不登校特例校「引地台中学校分教室」もある自治体です。 大和市の公式ページ

読み疲れたら、ここまでで大丈夫です。お住まいの市町村が見当たらないときや、通える範囲に窓口がないときは、この下の「全国どこからでも使える相談窓口」へ進んでください。

上記にない市町村にお住まいの場合も、町や村の教育委員会に「教育支援センターか、それに代わる相談先はありますか」と聞いてみてください。近隣自治体と共同で教室を設けていたり、個別の教育相談で対応してくれたりすることがあります。

全国どこからでも使える相談窓口

神奈川県内の窓口と並行して、全国共通の窓口も使えます。「地域の窓口では知り合いに会いそうで話しにくい」というときは、こちらのほうが向いていることもあります。

他の都道府県の窓口をお探しの方へ
全国47都道府県の不登校相談窓口の一覧は、こちらのまとめからご覧いただけます。

>>【全国版】47都道府県の不登校相談窓口一覧。お住まいの県から探せます【2026年最新】

公的な窓口で解決しなかったときの選択肢

ここまで公的窓口を並べてきましたが、実際に相談してみると「担当の方とは合わなかった」「教室の雰囲気がうちの子には合わなかった」ということも起こります。それは窓口が悪いわけでも、お子さんが悪いわけでもありません。相性の問題です。合わなかったら、行き止まりではなく、別の道を試せばいいだけです。

僕自身、約10年の不登校の中でいちばんの居場所になったのは、公的機関ではなくフリースクールでした。「なんで学校に行かないの」と誰も聞かない場所があったから、少しずつ外の世界とつながり直せました。だから、選択肢は1つでも多く知っておいてほしいと思っています。

いちばん気軽な次の一歩は、無料のLINE相談です。 不登校の専門家として、僕がお子さんの状況を伺い、「いま何から始めるか」を一緒に考えます。電話をかける勇気がまだ出ない段階でも、LINEなら送れるという方はとても多いです。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談

また、相談の先にある「居場所」や「学び」としては、対面型の明光フリースクールや、自宅から参加できるオンラインのクラスジャパン小中学園という選択肢もあります。神奈川県内のフリースクールと補助金の情報は、市区町村別の一覧記事にまとめています
>>神奈川県のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

今日できる一歩

この記事の一覧から、気になった窓口を1つだけ選んで、公式ページを開いてみてください。今日は電話をかけなくて大丈夫です。「ここなら話せそうか」を確かめるだけで十分です。もし在籍校に伝えられそうなら、連絡帳やメールに「教育支援センターについて教えてください」と一文書くところから始めるのもおすすめの一歩です。

まとめ

神奈川県には、県立総合教育センターの不登校ほっとライン、土日も使えるかながわ子ども・若者総合相談センター、24時間つながるこころの電話相談、そして横浜市から逗子市まで16市の教育支援センターと、無料で頼れる公的窓口がそろっています。緊急のときは0120-0-78310へ。それ以外は、学校内→自治体→民間の順で、お子さんに合う場所を探していけば大丈夫です。

完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。

>>無料LINE相談はこちら

よくある質問

神奈川県で不登校の相談は無料でできますか?

はい。この記事で紹介した県立総合教育センターの総合教育相談・不登校ほっとライン、かながわ子ども・若者総合相談センター、各市の教育支援センターなどの公的窓口は、すべて無料で相談できます。教育支援センターは通所も原則無料です(教材費など実費がかかる場合があります)。

教育支援センター(適応指導教室)に通うと出席扱いになりますか?

在籍校の校長の判断により、指導要録上の出席扱いになる運用が多いです。ただし自治体や学校によって扱いが異なるため、利用を始める前に在籍校へ「通所した場合の出席の扱い」を確認しておくと安心です。申し込みも在籍校か市の教育相談窓口を通じて行うのが基本です。

親だけで相談してもいいですか?

もちろん大丈夫です。県立総合教育センターの教育相談も、各市の教育支援センターも、保護者だけの相談を受け付けています。むしろ最初の相談は保護者のみというケースが大半です。本人がまだ動けない時期こそ、先に親が情報を集めておくことが、結果的に本人の負担を減らします。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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