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東京都の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】

「子どもが学校に行けなくなったけれど、誰に相談すればいいのか分からない」。東京都にお住まいの方に、先に結論をお伝えします。東京都には、不登校について無料で相談できる公的な窓口が、都レベル・区市町村レベルの両方にあります。24時間つながる都の電話相談から、23区・多摩地域の各自治体に置かれた教育支援センター(適応指導教室)まで、この記事で連絡先と公式ページを一覧にしました。全部を読む必要はありません。目次から、いま必要なところだけ開いてください。

自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は不登校の元当事者です。約10年間学校に行かず、フリースクールで学びました。現在は不登校の専門家として、本の執筆や講演をしながら、2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしています。東京都は窓口の数が多いぶん「どこから当たればいいのか」で迷いやすい地域です。当事者と支援者の両方の目線で、順番に整理していきます。

目次

最初にどこへ相談するか。緊急度で整理します

窓口の一覧に入る前に、ひとつだけ先にお伝えします。

いますぐ命に関わる危険があるとき(自分を傷つけた、様子がおかしいなど)は、ためらわず119番か救急外来へ。 死にたい気持ちがつらいけれど急を要さないときは「#いのちSOS」0120-061-338(通話料無料)や、こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(ナビダイヤル)へ。いじめや学校・家庭の悩みは「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310 が使えます。 24時間365日、通話料無料でつながる文部科学省の窓口です。夜中でも、匿名でもかけられます。子ども本人からも保護者からも相談できます。

緊急ではない場合の基本の順番は、次のとおりです。

  1. 学校内で相談する(担任、養護教諭、スクールカウンセラー)
  2. 自治体の教育相談を使う(この記事で一覧にする都・区市町村の窓口)
  3. 民間の相談先を検討する(フリースクール、親の会、オンライン相談など)

学校に話しにくい事情がある場合は、1を飛ばして2から始めてかまいません。公的窓口の種類ごとの使い分けは、全国版の記事で詳しく解説しています
>>不登校の相談先はどこ?公的・民間の相談窓口一覧と使い分け

いじめが背景にあるときは、いじめに特化した相談先一覧も参考にしてください
>>いじめの相談先一覧。学校以外に話せる窓口と使い分け

東京都の都レベルの相談窓口

まず、東京都が運営する窓口です。区市町村をまたいで、都内どこからでも利用できます。

東京都教育相談センター(電話・来所相談)

  • 運営: 東京都教育委員会
  • 内容: 不登校、いじめ、友人関係、子育てなど、幼児から高校生相当年齢までの教育相談全般
  • 電話: 0120-53-8288(教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン。24時間受付・通話料無料・匿名可)
  • 来所相談: 平日9時〜18時、土曜9時〜17時(新宿区北新宿の東京都子供家庭総合センター内)
  • 東京都教育相談センター(電話・来所相談)の公式ページ

都の教育相談の中心となる窓口です。「不登校の相談なのか、いじめの相談なのか、自分でも切り分けられない」という段階でも、そのまま話して大丈夫です。都立高校への進級・進路・入学相談(03-3360-4175)など、テーマ別の窓口も同じセンターにあります。

相談ほっとLINE@東京(子ども本人向けのチャット相談)

「電話で話すのはハードルが高い」という子に向いています。文字だけで、名前を明かさずに相談できます。

TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ(都の不登校支援ポータル)

お住まいの区市町村名から窓口を検索できます。この記事の区市町村一覧に載っていない自治体(町村部・島しょ部を含む都内全域)も、このナビでカバーされています。

東京都ひきこもりサポートネット

不登校が長くなり、家から出ること自体がむずかしくなってきた場合の専門窓口です。年齢を問わず相談できるので、「もう中学生ではないから教育相談の対象外かも」という場合の受け皿にもなります。

フリースクール等利用者支援事業(月額上限2万円の助成)

相談窓口ではありませんが、東京都で不登校の選択肢を考えるなら知っておきたい制度なので、ここに載せておきます。「フリースクールは費用が心配」という理由で選択肢から外していた方は、まずこの助成を前提に考え直せます。

区市の教育支援センター(適応指導教室)一覧

次に、区市町村ごとの窓口です。教育支援センター(適応指導教室)は、学校に行きづらい小中学生が学校の代わりに通える公的な居場所で、教育相談も受け付けています。東京都は62の区市町村すべてを載せると探しにくくなるため、この記事では23区と多摩地域の主要な自治体から20か所に絞り、各自治体の公式ページを確認できたものだけを掲載しています。載っていない自治体は、先ほどのTOKYO多様な学びの場・居場所ナビ区市の教育支援センター(適応指導教室)一覧の公式ページで検索してください。

利用にあたって知っておきたい実務が2つあります。

  • 申し込みは在籍校を通じて行うのが基本です。 まず担任か教頭に「教育支援センターの利用を考えている」と伝えてください。学校に話しにくい場合は、区市町村の教育委員会や教育相談窓口に直接問い合わせても大丈夫です
  • 通所は在籍校の出席扱いになる場合が多いです。 校長の判断によるため、利用前に在籍校へ確認してください。出席扱いを断られたときの対処はこちらの記事にまとめています
    >>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料

名称や開設場所は自治体ごとに違います。電話番号や開設時間は変わることがあるため、各リンク先で最新情報を確認してください。

  • 新宿区|教育相談室・つくし教室 教育センター内。 新宿区の公式ページ
  • 世田谷区|ほっとスクール(城山・尾山台・希望丘・北沢) 区内4か所。4か所目の「北沢」は2026年4月に開設。 世田谷区の公式ページ
  • 杉並区|さざんかステップアップ教室 不登校対応の校内分教室(高井戸チャレンジクラス)の取組もあり。 杉並区の公式ページ
  • 練馬区|フリーマインド(小学生)・トライ(中学生) 学校教育支援センターが運営。 練馬区の公式ページ
  • 大田区|つばさ教室(池上・羽田・大森・調布・蒲田) 区内5教室。相談は教育センター 03-5748-1201。 大田区の公式ページ
  • 品川区|マイスクール(五反田・浜川・八潮・西大井) 区内4か所。 品川区の公式ページ
  • 豊島区|教育支援センター柚子の木教室 自宅からタブレットで参加できる「バーチャル柚子の木」もあり。 豊島区の公式ページ
  • 北区|教育支援センター(ホップ・ステップ・ジャンプ教室) 2026年4月に体制を改め教育支援センターに。 北区の公式ページ
  • 板橋区|板橋フレンドセンター 電話 03-3961-2500(平日9時〜17時)。 板橋区の公式ページ
  • 足立区|チャレンジ学級(教育支援センター) 中学生向けの特例課程教室「あすテップ」もあり。 足立区の公式ページ

読み疲れたら、ここまでで大丈夫です。お住まいの自治体が見つからないときは、この下の「全国どこからでも使える相談窓口」か、都のポータルの検索へ進んでください。

町村部・島しょ部を含め、ここに載っていない自治体にも相談窓口はあります。都のポータルで自治体名を検索するか、お住まいの教育委員会に「教育支援センターか、それに代わる相談先はありますか」と聞いてみてください。

全国どこからでも使える相談窓口

東京都内の窓口と並行して、全国共通の窓口も使えます。「地元の窓口には顔を知られていそうで話しにくい」というときは、むしろこちらが向いています。

他の都道府県の窓口をお探しの方へ
全国47都道府県の不登校相談窓口の一覧は、こちらのまとめからご覧いただけます。

>>【全国版】47都道府県の不登校相談窓口一覧。お住まいの県から探せます【2026年最新】

公的な窓口で解決しなかったときの選択肢

ここまで公的窓口を並べてきましたが、実際には「相談してみたけれど、うちの子には合わなかった」ということも起こります。担当者との相性もありますし、教育支援センターの雰囲気が合わない子もいます。それは窓口が悪いわけでも、お子さんが悪いわけでもありません。合わなかったら、行き止まりではなく、別の道に進めばいいだけです。

僕自身、約10年の不登校の中で居場所になったのは、公的機関ではなくフリースクールでした。誰も「なんで学校に行ってないの」と聞かない場所に出会えたことが、その後の人生を変えました。だからこそ、選択肢は多いほうがいいと思っています。

いちばん気軽な次の一歩は、無料のLINE相談です。 不登校の専門家として、僕が状況を伺って「いま何から始めるか」を一緒に考えます。窓口に電話をかける勇気が出ない段階でも、LINEなら送れるという方は多いです。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談

また、相談の先にある「居場所」や「学び」としては、対面型の明光フリースクールや、自宅から参加できるオンラインのクラスジャパン小中学園という選択肢もあります。東京都内のフリースクールと都の補助金については、市区町村別の一覧記事にまとめています
>>東京都のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

今日できる一歩

この記事の一覧から、気になった窓口を1つだけ選んで、公式ページを開いてみてください。電話はまだしなくて大丈夫です。「ここなら話せそうか」を眺めるだけで、今日の一歩としては十分です。もし在籍校に伝えられそうなら、連絡帳やメールに「教育支援センターについて教えてください」と一文書くところから始めてみてください。

まとめ

東京都には、24時間つながる東京都教育相談センター(0120-53-8288)、子ども本人がチャットで話せる相談ほっとLINE@東京、そして23区・多摩の各自治体に置かれた教育支援センターと、無料で頼れる公的窓口がそろっています。フリースクール利用料の月2万円助成という、東京都ならではの制度もあります。命に関わる緊急のときは119番へ。いじめや学校の悩みは0120-0-78310へ。それ以外は、学校内→自治体→民間の順で、合う場所を探していけば大丈夫です。

完璧な正解を最初から選ぶ必要はありません。迷っている段階の相談こそ歓迎です。ひとりで抱え込む前に、話してみてください。

>>無料LINE相談はこちら

よくある質問

東京都で不登校の相談は無料でできますか?

はい。この記事で紹介した東京都教育相談センター、相談ほっとLINE@東京、区市町村の教育支援センターなどの公的窓口は、すべて無料で相談できます。教育支援センターは通所も原則無料です(教材費や体験活動費など実費がかかる場合があります)。

教育支援センターに通うと出席扱いになりますか?

在籍校の校長の判断により、指導要録上の出席扱いになる場合が多いです。ただし自治体や学校によって運用が異なるため、利用を始める前に在籍校へ「通所した場合の出席の扱い」を確認しておくと安心です。申し込み自体も在籍校を通じて行うのが基本です。

親だけで相談してもいいですか?

もちろん大丈夫です。東京都教育相談センターも区市町村の教育支援センターも、保護者だけの相談を受け付けています。実際、最初の相談は保護者のみというケースがとても多いです。本人が動けない時期こそ、まず親が情報を集めて話を聞いてもらうことが、結果的に本人の負担を減らします。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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