通信制高校のレポートが終わらない。提出が追いつかないときの立て直し方

「通信制高校のレポートが終わらない」「気づいたら提出期限を過ぎていて、どこから手を付ければいいかわからない」。通信制高校に通う本人からも、保護者の方からも、この相談は本当によく届きます。机に向かおうとするたびに溜まったレポートの束が頭に浮かんで、かえって動けなくなる。その状態は、怠けではありません。

先に結論をお伝えすると、溜まったレポートは「全部やろうとしない」ことから立て直します。現状を数えて、締め切りが近いものに絞り、わからない単元は遠慮なく前の学年まで戻る。この記事では、その具体的な手順を解説します。なお「そもそも通信制高校で勉強のやる気が続かない」という段階の話は別の記事で扱っているので、ここでは溜まったレポートをどう片付けるかに絞ります。

申し遅れました。不登校の専門家の小幡和輝です。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、18歳で起業しています。今は対面やオンラインのフリースクール、通信制高校の連携施設を運営する立場です。

目次

なぜ通信制高校のレポートは終わらないのか

通信制高校のレポートが終わらないのは、本人の意志が弱いからではなく、仕組み上そうなりやすいからです。

  1. 締め切りが月単位で遠い 毎日の授業がある全日制と違い、レポートの期限は月ごと・学期ごとに設定されることが多く、日々の緊張感が生まれにくい構造です
  2. 中学範囲の抜けで手が止まる レポートは高校の教科書に対応しているので、中学の内容に空白があると設問の意味自体がわからず、そこで止まります
  3. 一人で進める時間が長い 隣で見てくれる人がいないと、「わからない」が「後回し」に変わり、後回しが積み重なって山になります

僕自身、約10年の不登校で勉強の空白を抱えていた時期があります。そのとき一番苦しかったのは、勉強そのものより「溜まった分を全部やらなきゃ」と思った瞬間に何もできなくなる感覚でした。溜まったものを前にして動けなくなるのは、ごく自然な反応です。まずそこで自分を責めるのをやめてほしいのです。

レポートが終わらないと単位はどうなる?卒業の仕組みを整理

通信制高校の卒業には、レポート(添削指導)、スクーリング(面接指導)、単位認定試験の3つが必要です。レポートは提出して終わりではなく、単位認定試験を受けるための前提になっているのが普通です。つまりレポートが出せていないと、試験が受けられず、その科目の単位を落とすことにつながります。

ただし、期限に間に合わなかったら即アウトかというと、そうではありません。多くの学校には再提出や追加提出の仕組みがあり、学期の途中であれば立て直しは十分に可能です。まず在籍校の先生に「どの科目が、あと何通残っているか」を確認するところから始めてください。制度の正確な仕組みは文部科学省の通信制高校に関する公式ページも参考になります(https://www.mext.go.jp/tsushinseikoukou/about/)。

溜まったレポートの立て直し方。4つのステップ

  1. 全部を紙に書き出して数える 科目ごとに残りの通数と締め切りを一覧にします。頭の中にあるうちは山は無限に見えますが、書き出すと有限になります。ここが一番効果の大きいステップです
  2. 締め切りが近い科目から3通だけ選ぶ 全科目を並行して進めようとすると、また止まります。直近の締め切りに関わるものだけに絞り、「今週はこの3通」と決めます
  3. わからない単元は前の学年まで戻る 高1の数学で止まっているなら、原因は中2の関数にあることが珍しくありません。戻ることは遠回りに見えて、一番の近道です
  4. 進み具合を人に見てもらう 週に1回、誰かに「今週は2通出せた」と報告するだけで継続率は大きく変わります。家族でも先生でも塾でもかまいません

一人で終わらないなら、伴走してくれる環境ごと選び直す

4つのステップを紹介しましたが、正直に言うと、一人でこれを回し続けるのは大人でも難しいことです。レポートが終わらない原因の多くは「わからない単元を一人で抱えている」ことなので、解決策も本来は根性ではなく、わからないところを一緒に戻ってくれる人を確保することにあります。

いま在籍している学校のサポートで足りるならそれが一番です。ただ、「質問できる相手が近くにいない」「毎回自分から連絡するのがつらい」という状態が続いているなら、学び方そのものを、伴走が組み込まれた環境に変えるという選択肢もあります。

明光義塾高等学院という選択肢

明光義塾高等学院

レポートを一人で抱えて止まってしまう子にこそ知ってほしいのが、僕が運営に関わっている明光義塾高等学院です。高校卒業を目指しながら、日々の学習を個別指導で伴走してもらえる仕組みになっています。

全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から大学受験対策まで一続きで見られるのが特徴です。「まず中2の数学からやり直したい」という相談も当たり前のこととしてサポートしています。

レポートで手が止まる最大の原因である「中学範囲の抜け」を、個別指導で単元ごとに埋めながら進められるので、「わからないから後回し」の連鎖を断ち切れます。週ごとの学習ペースを一緒に決めてくれる人がいるため、締め切り直前に山と向き合う状態にもなりにくくなります。

いま別の通信制高校に在籍していて「レポートが回らない」と感じている場合の転入相談も受け付けています。まずは資料請求から検討してみてください。

【明光義塾高等学院】資料請求はこちら
https://gakuin.meikogijuku.jp/

まとめ。終わらないのは能力の問題ではなく、仕組みの問題

通信制高校のレポートが終わらないのは、締め切りが遠く、中学範囲の抜けで手が止まり、一人で進める時間が長いという構造的な理由によるものです。立て直しは「書き出して数える」「3通に絞る」「わからない単元は戻る」「人に見てもらう」の4ステップ。そして一人で回らないなら、伴走が組み込まれた環境ごと選び直すことは、逃げではなく合理的な判断です。

「うちの子の場合はどう立て直せばいい?」という個別の相談は、無料のLINE相談で受け付けています。一人で抱え込む前に、気軽に声をかけてください。

【無料】小幡和輝のLINE相談はこちら
https://www.obatakazuki.com/lp

よくある質問

通信制高校のレポートが期限までに終わらないと留年になりますか?

レポートは単位認定試験を受けるための前提になっていることが多く、未提出のままだとその科目の単位を落とす可能性があります。ただし多くの学校に再提出や追加提出の仕組みがあり、学期途中であれば立て直しは十分可能です。まず在籍校に残りの通数と締め切りを確認してください。

溜まったレポートはどこから手を付ければいいですか?

まず全科目の残り通数と締め切りを紙に書き出して数え、締め切りが近い科目から3通だけ選んで進めます。設問の意味がわからない場合は中学範囲に抜けがあることが多いので、前の学年の単元まで戻って埋めるのが結果的に一番の近道です。

レポートを一人で進められない場合はどうすればいいですか?

わからない単元を一緒に戻ってくれる伴走者を確保することが解決策になります。在籍校のサポートで足りない場合は、個別指導で日々の学習に伴走してもらえる環境へ移る選択肢もあります。明光義塾高等学院では全国の明光義塾教室との連携で、中学範囲の戻り学習から一続きでサポートしています。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、その後18 歳で起業。SNS を活用したマーケティングを専門とし、東京2020 オリンピック・パラリンピックでは総フォロワー1000万人以上の公式SNSアカウントを運用。不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し不登校の専門家として活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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