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佐賀県の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】

「子どもが学校に行けなくなったけれど、佐賀県ではどこに相談すればいいんだろう」。その答えを先にお伝えします。佐賀県には、無料で使える公的な相談窓口が県レベル・市町レベルの両方にそろっています。佐賀県の心強い点は、県みずからが教育支援センター「しいの木」を設置していて、さらに県教育センターが県内21か所の教育支援センターの一覧(2025年6月1日現在)を公式に公開していることです。この記事では、その県公式資料と各自治体の公式サイトで実在を確認できた窓口だけを、連絡先や公式ページへのリンクつきで一覧にしました。全部を読む必要はありません。目次から、いまのお子さんの状況に近いところだけ開いてください。

自己紹介が遅れました。小幡和輝と申します。僕は約10年間の不登校を経験しました。当時はフリースクールで学び、現在は不登校の専門家として本を書いたり、2000人以上の子どもたちとご家庭をサポートしてきました。

相談窓口は「どこが一番いいか」ではなく、「いまの状況にどこが合うか」で選ぶものです。支援する側になって強く感じるのは、最初の一歩がいちばん重いということ。この記事が、その一歩を少しでも軽くできればうれしいです。

目次

最初にどこへ相談する?全体像を先に整理

一覧に入る前に、ひとつだけ先にお伝えさせてください。

お子さんの安全に関わる緊急のとき(自分を傷つけそう、いじめで追い詰められているなど)は、迷わず「24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310」(文部科学省)に電話してください。 夜間・休日を含めて24時間つながり、通話料は無料です。佐賀県の公式の相談窓口一覧でも「心のテレホン相談」として毎日24時間の窓口と案内されています。

緊急ではない場合の基本の順番は、次のように考えるとシンプルです。

  1. 学校内:担任の先生、スクールカウンセラー(SC)
  2. 自治体の教育相談:県の教育相談窓口、お住まいの市町の教育支援センター
  3. 民間:フリースクール、親の会、専門家への相談

「学校には話しづらい」という場合は、1を飛ばして2から始めてかまいません。相談先の種類ごとの使い分けは、全国版の記事で詳しく解説しています。

不登校の相談先はどこ?公的・民間の相談窓口一覧と使い分け

>>不登校の相談先はどこ?公的・民間の相談窓口一覧と使い分け

いじめが背景にある場合は、佐賀県には24時間の「いじめホットライン 0952-27-0051」もあります。いじめに特化した窓口をまとめたこちらの記事も参考にしてください。

>>いじめの相談先一覧。学校以外に話せる窓口と使い分け

佐賀県の県レベルの相談窓口

まずは、佐賀県内のどこに住んでいても使える県の窓口です。いずれも無料で相談できます。これらの窓口は、佐賀県公式サイトの「学校生活に関しての相談・支援」ページ学校生活に関しての相談・支援の公式ページにまとまっています。

佐賀県教育センターの電話教育相談

佐賀県教育センターが行っている教育相談です。学校生活全般、進路、親子関係、発達のことまで幅広く対応していて、幼児から高校生までの本人・保護者・先生が対象です。来所相談も行っています。

佐賀県教育支援センター「しいの木」

佐賀県が設置している教育支援センターです。不登校の小中学生とその保護者を対象に、面接での相談や支援を行っています。市町のセンターとは別に県が直接運営しているのが佐賀県の特徴で、お住まいの市町に窓口が見つからないときにも頼れます。場所は佐賀市大和町の佐賀県教育センター敷地内です。

佐賀県ひきこもり地域支援センター「さがすみらい」

不登校が長引いて外出自体が難しくなってきた場合など、ひきこもりに関する本人・家族からの相談を年齢を問わず受け付けています。相談は無料・予約制で、佐賀市の本センターのほか武雄市にも相談場所があります。

佐賀県精神保健福祉センター

眠れない、食べられない、気分の落ち込みが続くなど、心身の不調が強いときの相談先です。相談内容として不登校・ひきこもりが公式に明記されています。電話で気軽に話したいときは「佐賀こころの電話」もあります。

市町の教育支援センター(適応指導教室)一覧

次に、市町が設置している教育支援センター(適応指導教室)です。学校に行きづらい子どもが平日の日中に通える公的な居場所で、利用は在籍している学校を通じて申し込むのが基本です。また、通所した日が指導要録上の出席扱いになる場合が多いのも大きなポイントです(鳥栖市や伊万里市は公式資料に出席扱いを明記しています)。

佐賀県教育センターが、県内21か所の教育支援センターを写真・住所つきでまとめた公式一覧(2025年6月1日現在)を公開しています。この節はその資料と各市の公式ページをもとにしています。
市町の教育支援センター(適応指導教室)一覧の公式一覧PDF

学校側と出席扱いの話がかみ合わないときの進め方は、こちらの記事で解説しています。

>>出席扱いを学校に断られたときはどうする?校長判断を動かす3つの材料

佐賀市 教育支援センター「くすの実」

佐賀市兵庫北(ほほえみ館東隣)にある佐賀市のセンターです。指導員やサポート相談員が学習支援や相談対応を行い、保護者同士が悩みを共有できる「7時の集い」(年6回)という保護者支援もあります。佐賀市は各学校内の別室で過ごせる「別室対応支援員(校内教育支援センター)」の取組も進めています。

唐津市 教育支援室「スマイル」

唐津市の青少年支援センター4階にある教育支援室です。専門の指導員が学校と連携しながら、学習支援や気持ちの準備を支えます。対象は唐津市内の小中学生です。

鳥栖市 教育支援センター「みらい」

鳥栖市生涯学習センター内にあり、不登校の小中学生が学習や体験活動を通して社会的自立を目指す教室です。市の公式案内に「みらい」への通所で指導要録上の出席扱いとすることができると明記されています。電話相談は月曜〜金曜の9時〜16時に随時受け付けています。

伊万里市 教育支援センター「せいら」

伊万里市の生涯学習センター2階にあるセンターです。「しばらく心を癒し、明るく楽しく過ごす居場所」として運営されていて、在籍校で出席扱いになることが公式に案内されています

武雄市 教育支援センター「スクラム」

心理的・情緒的な理由で登校できない状態にある武雄市内の小中学生と保護者が対象です。学校に行きにくい様子が見られたら、まず在籍校か市の子ども支援窓口(新しい学校づくり課 0954-23-8010)に相談する流れです。

ここまでで読み疲れたら、いったん閉じて大丈夫です。お住まいの市町の窓口が見つからないときは、県の「しいの木」か、このあとの「全国どこからでも使える窓口」を使ってください。

そのほかの市町の教育支援センター

上記以外の市町にも教育支援センターがあります。いずれも県の公式一覧(2025年6月1日現在)に掲載されているもので、所在地・電話番号は一覧PDFそのほかの市町の教育支援センターの公式ページで確認できます。

  • 多久市:教育支援センター「恕るーむ」(多久市役所南側)
  • 小城市:子ども支援センター「ほたる」(小城市役所別館内)
  • 神埼市:教育支援センター「かけはし」(神埼市中央公民館2階)、「にじいろ」(千代田町交流センター側)
  • 鹿島市:教育支援センター「さくら」(田澤義鋪記念館1階)
  • 嬉野市:教育支援センター「ひまわり」(嬉野建設業会館1階)、「あさがお」(嬉野市中央公民館2階)
  • 吉野ヶ里町:教育支援センター「ほうゆう」(東脊振公民館2階)
  • 基山町:教育支援センター「MY ROOM(まいるーむ)」(基山町保健センター2階)
  • みやき町:教育支援センター「みやキッズスクール」(こすもす館内)
  • 上峰町:上峰町子ども支援センター(ふるさと学館2階)
  • 玄海町:教育支援センター「たんぽぽ」
  • 白石町:教育支援室コンフォートスペース「あい」(白石町交流館2階)
  • 有田町:教育支援センター「ゆう」
  • 江北町:教育支援センター「こあら」(江北町郷土資料館3階)
  • 太良町:教育支援センター「おれんじ」(大橋記念図書館2階)

なお、大町町と江北町では、町内の児童生徒が県の「しいの木」や民間のフリースクール等に通う場合の経費補助を行っています(詳細は大町町教育委員会 0952-82-3177、江北町教育委員会 0952-86-5623へ)。通える場所の選択肢がぐっと広がる制度なので、該当する町にお住まいの方はぜひ確認してみてください。

全国どこからでも使える相談窓口

「地元の窓口には顔を知られていそうで話しづらい」という場合や、夜間・休日は、全国共通の窓口が使えます。

他の都道府県の窓口をお探しの方へ
全国47都道府県の不登校相談窓口の一覧は、こちらのまとめからご覧いただけます。

>>【全国版】47都道府県の不登校相談窓口一覧。お住まいの県から探せます【2026年最新】

24時間子供SOSダイヤル

チャイルドライン

18歳までの子ども専用の相談窓口です。名前を言わなくてよく、途中で切ってもかまいません。チャット相談もあります。

こどもの人権110番

いじめや虐待など、子どもの人権に関わる相談窓口です。大人からの相談も受け付けています。

公的窓口で解決しなかったときの選択肢

ここまで公的な窓口を紹介してきましたが、実際には「相談してみたけれど、うちの子には合わなかった」ということも起こります。担当の方との相性もありますし、窓口によって得意分野も違うからです。

でも、それは行き止まりではありません。窓口を変えてもいいし、公的機関以外に頼ってもいいのです。

僕は不登校の元当事者として、そして2000人以上の子どもたちに関わってきた立場から、LINEでの無料相談を受けています。「どの窓口に行けばいいか、そもそも整理できない」という段階の相談でも大丈夫です。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談

また、相談の次の一歩として「学校以外の居場所・学びの場」を探し始めるなら、こんな選択肢もあります。

  • 明光フリースクール:明光義塾グループの株式会社明光みらいが運営するフリースクール。学習サポートと居場所を両立できます。 明光フリースクールの公式ページ
  • クラスジャパン小中学園:自宅から参加できるオンラインのフリースクール。佐賀県内のどこに住んでいても利用でき、在籍校の出席扱いを目指せます。 クラスジャパン小中学園の公式ページ

佐賀県内のフリースクールを市町別に知りたい方は、こちらの記事にまとめています。

>>佐賀県のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

まとめ:今日は公式ページを1つ開くだけでいい

佐賀県には、県の教育相談(0952-62-2189)や県設置の「しいの木」、そして21か所の市町の教育支援センターがそろっています。夜間や休日は24時間子供SOSダイヤルがあります。

今日やることは、一覧の中から「ここなら話せそう」と感じた窓口を1つ選んで、公式ページを開いてみる。それだけで大丈夫です。電話は明日でも、来週でもかまいません。

お子さんを責める必要も、ご自身を責める必要もありません。今日からできる小さな一歩を、一緒に探しましょう。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談はこちら

よくある質問

Q1. 佐賀県で不登校の相談は無料でできますか?

はい。この記事で紹介した県・市町の教育相談窓口や教育支援センター、24時間子供SOSダイヤルなどの公的窓口は、いずれも無料で相談できます。ひきこもり地域支援センター「さがすみらい」も無料(予約制)です。費用を心配せず、まずは話してみてください。

Q2. 教育支援センター(適応指導教室)に通うと出席扱いになりますか?

在籍校の校長の判断によりますが、出席扱いになる場合が多いです。佐賀県内では、鳥栖市の「みらい」や伊万里市の「せいら」が公式資料に出席扱いになることを明記しています。利用を検討するときは、在籍校と市町の教育委員会に確認しましょう。

Q3. 親だけで相談してもいいですか?

もちろん大丈夫です。むしろ最初は保護者だけで相談するケースが多く、佐賀県教育センターの電話相談や「しいの木」、精神保健福祉センターなどは保護者のみの相談にも対応しています。お子さんを連れて行けなくても、遠慮せず連絡してください。

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この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

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