MENU

兵庫県の不登校相談窓口一覧。無料で頼れる公的・民間の相談先【2026年最新】

「子どもが学校に行けなくなった。誰に相談すればいいんだろう」。兵庫県にお住まいで、いまこのページを開いた方に、先に結論をお伝えします。兵庫県には、不登校について無料で相談できる公的な窓口が、県レベル・市町レベルの両方にあります。県立総合教育センターの「ひょうごっ子悩み相談」から、神戸市のくすのき教室をはじめ主要15市の教育支援センター(適応指導教室)まで、連絡先と公式ページをこの記事で一覧にしました。上から順に読まなくて大丈夫です。目次から、いま必要なところだけ開いてください。

自己紹介が遅れました。小幡和輝です。約10年間の不登校を経験し、当時の僕を支えてくれた場所がフリースクールでした。いまはそれを運営する側として、本を書いたり、2000人以上の子どもたちとご家庭に関わっています。「どの窓口に、どの順番で相談するか」を、元当事者と支援者の両方の目線で整理していきます。

目次

最初にどこへ相談するか。緊急度で整理します

一覧に入る前に、ひとつだけ先にお伝えさせてください。

お子さんの安全に関わる状況のとき(自分を傷つけそう、いじめで追い詰められているなど)は、迷わず「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310 に電話してください。 24時間365日、通話料無料でつながる文部科学省の窓口で、兵庫県ではこの番号が「ひょうごっ子悩み相談」の24時間ホットラインとして県立総合教育センターにつながります。夜中でもかけられますし、名乗らなくてもかまいません。子ども本人からも保護者からもかけられます。

緊急ではない場合の基本の順番は、次のとおりです。

  1. 学校内で相談する(担任、養護教諭、スクールカウンセラー)
  2. 自治体の教育相談を使う(この記事で一覧にする県・市町の窓口)
  3. 民間の相談先を検討する(フリースクール、親の会、オンライン相談など)

学校に話しにくい事情があるなら、1を飛ばして2から始めて問題ありません。公的窓口の種類ごとの使い分けは、全国版の記事で詳しく解説しています
>>不登校の相談先はどこ?公的・民間の相談窓口一覧と使い分け

いじめが背景にあるときは、いじめに特化した相談先一覧も参考にしてください
>>いじめの相談先一覧。学校以外に話せる窓口と使い分け

もうひとつ、兵庫県ならではの注意点があります。神戸市は政令指定都市のため、こころの健康に関する相談は県ではなく市の窓口が担当します。 この記事では「県の窓口」と「市町の窓口」を分けて載せているので、お住まいの自治体に合わせて読み替えてください。

兵庫県の県レベルの相談窓口

まず、県が運営する窓口です。市町をまたいで利用できます。

ひょうごっ子悩み相談(兵庫県立総合教育センター)

兵庫県の教育相談の中心的な窓口です。電話だけでなく、予約制の面接相談(1回1時間程度・県立総合教育センター内の相談室)もあり、予約は同じ番号で受け付けています。相談者が希望すれば、カウンセラーやより専門的な相談機関につないでもらえます。県内6地域の教育事務所分室でも同様の相談ができます。

ひょうごっ子悩み相談 24時間ホットライン

平日の日中に電話できないときの入口です。「まず誰かに話を聞いてほしい」という段階で使ってください。

ひきこもり相談支援センター「ほっとらいん相談」

不登校が長引いて、家から出ること自体がむずかしくなってきた場合の専門窓口です。土曜日にも相談できるのが特徴で、平日は仕事で電話しづらい保護者の方にも使いやすい窓口です。

兵庫県精神保健福祉センター こころの健康電話相談

  • 運営: 兵庫県精神保健福祉センター
  • 内容: 眠れない、食欲がない、気分の落ち込みが続くなど、こころの健康に関する電話相談
  • 電話: 078-252-4987(火曜〜土曜 9時30分〜11時30分/13時〜15時30分、祝日・年末年始を除く)
  • 対象: 兵庫県内(神戸市を除く)にお住まいの本人・家族・関係者
  • 兵庫県精神保健福祉センター こころの健康電話相談の公式ページ

不登校の背景に心身の不調が強く出ているときの窓口です。神戸市にお住まいの方は対象外のため、神戸市の相談窓口(こころといのちの電話相談など)を利用してください。

市町の教育支援センター(適応指導教室)一覧

次に、市町ごとの窓口です。教育支援センター(適応指導教室)は、学校に行きづらい小中学生が学校の代わりに通える公的な居場所で、多くは教育相談も受け付けています。兵庫県教育委員会の不登校支援施設マップには市町の教育支援センターが100か所前後掲載されていますが、この記事では神戸市を含む主要15市に絞り、各市の公式ページで現在の情報を確認できたものだけを載せています。

利用にあたって知っておきたい実務が2つあります。

  • 申し込みは在籍校を通じて行うのが基本です。 まず担任か教頭に「教育支援センターの利用を考えている」と伝えてください。学校に話しにくい場合は、市の教育委員会に直接問い合わせても大丈夫です
  • 通所は在籍校の出席扱いになる場合が多いです。 校長の判断によるため、利用前に在籍校へ確認してください。出席扱いの制度と要件は、こちらの記事で解説しています
    >>「不登校でも出席扱いに?」文部科学省の通知で出席扱いになる3つの要件を徹底解説

各教室の開設時間や場所は変わることがあるため、必ずリンク先で最新情報を確認してください。

  • 神戸市|くすのき教室(教育支援センター) 中央区楠町の主室に加え、ひがし・なだ・きた・ほくしん・ながた・きたすま・たるみ・にしの8分室があり、市内全域をカバーしています。市立小中学校の在籍者が対象で、申し込みは在籍校へ。保護者向けには不登校支援相談センター(078-366-0123、平日9時〜17時)もあります。 神戸市の公式ページ
  • 尼崎市|教育支援センター「ほっとすてっぷ」 EAST・WEST・SOUTHの3か所に加えて、市内各地区にサテライト教室を展開しています。入級はまず学校へ相談を。学校に話しづらいときは、こども教育支援課(06-6409-4995)に直接問い合わせできます。 尼崎市の公式ページ
  • 西宮市|教育支援センター「あすなろ」 みらい・なるおきた・かわらぎ・しおせ・やまぐち・はまわき・うえがはらの7か所。問い合わせは児童生徒支援課(0798-35-3812)へ。 西宮市の公式ページ
  • 芦屋市|のびのび学級(適応教室) 打出教育文化センター2階。自主学習やカウンセリングを通じて、一人ひとりのペースで力を蓄えていく場です。平日9時30分〜14時30分。 芦屋市の公式ページ
  • 伊丹市|教育支援センター「やまびこ」 総合教育センター内。学習指導のほか、調理・工作・スポーツなどの小集団活動もあります。申し込みは在籍校を通じて。 伊丹市の公式ページ
  • 宝塚市|教育支援センター 中学部「Palたからづか」 教育総合センター第1分室(スポーツセンター敷地内)。市在住の中学生が対象で、体験活動を通じて生活リズムや人とのつながりを取り戻していきます。問い合わせは教育支援課(0797-87-1718)へ。 宝塚市の公式ページ
  • 川西市|学びのスペース「セオリア」 パルティK2北棟2階。「適応教室」から呼称を変え、一人ひとりに合った学びの獲得を掲げています。教職経験のあるスタッフや大学生ボランティアが支援します。 川西市の公式ページ
  • 三田市|あすなろ教室 市内在住または市立校在籍の小中学生が対象(私立中学の生徒も相談可)。通級日数は出席扱いとして認められています。申し込みは在籍校を通じて。 三田市の公式ページ

読み疲れたら、ここまでで大丈夫です。お住まいの市が見つからないときや、近くに通える窓口がないときは、この下の「全国どこからでも使える相談窓口」へ進んでください。

  • 明石市|もくせい教室 東部(中崎小学校北校舎)・西部(二見小学校西校舎)・朝霧(朝霧浄化センター内)の3か所。見学や通室の希望は、まず在籍校へ。市教委の教育相談(青少年育成センター 078-918-5410)は平日9時〜19時と、夕方以降も電話できます。 明石市の公式ページ
  • 加古川市|わかば教室 センター教室(市役所南館)のほか、地域のサテライト教室もあります。自主学習と、軽スポーツや園芸などの体験活動を組み合わせた活動が特徴です。 加古川市の公式ページ
  • 姫路市|教育支援教室(きらぼし・ふれあい・すまいる) 入口は総合教育センター育成支援課(079-224-5843)での初回相談(保護者のみ・約2時間)です。小集団の「きらぼし」、集団活動の「ふれあい」に加え、出張型の「すまいる」が市内4か所にあります。 姫路市の公式ページ
  • 三木市|みっきぃルーム 市立教育センター内。「学校に行きたくても行けない」子どもの心の居場所として、生活リズムと学習習慣の安定を支援します。三木市にはフリースクール等の利用料補助制度もあります。 三木市の公式ページ
  • 豊岡市|こども支援センター 但馬地域の拠点。不登校・発達の相談(0796-24-8303、平日9時〜17時)と、小集団で過ごす「ふれあいルーム」をあわせて運営しています。土曜午前や水曜夜間のカウンセリング枠があるのも心強い点です。 豊岡市の公式ページ
  • 丹波市|教育支援センター「レインボー」 JR黒井駅に併設された施設に、レインボー教室と教育相談室があります。申し込みは在籍校・教室・相談室のどこからでも受け付けています。 丹波市の公式ページ
  • 洲本市|教育支援教室「ぴゅーぱる」 淡路島内の洲本と五色の2か所。月曜〜金曜の10時〜14時(水曜は正午まで)に開室しています。見学・体験の希望は学校へ連絡してください。 洲本市の公式ページ

上記にない市町にお住まいの場合も、まずはお住まいの市町の教育委員会に「教育支援センターか、それに代わる相談先はありますか」と聞いてみてください。兵庫県教育委員会の一覧では、猪名川町や播磨町のような町部を含めて県内のほぼすべての市町に教室が設けられています。

全国どこからでも使える相談窓口

兵庫県内の窓口と並行して、全国共通の窓口も使えます。「地元の窓口には顔を知られていそうで話しにくい」というときは、むしろこちらが向いています。

  • 24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(24時間365日・無料) 文部科学省。兵庫県ではひょうごっ子悩み相談の24時間ホットラインとして対応。 24時間子供SOSダイヤルの公式ページ
  • チャイルドライン 0120-99-7777(毎日16時〜21時・無料) 18歳までの子ども専用。名前を言わなくても、途中で切ってもかまいません。 チャイルドラインの公式ページ
  • こどもの人権110番 0120-007-110(平日8時30分〜17時15分・無料) 法務省。いじめや虐待など、こどもの人権に関わる相談。 こどもの人権110番の公式ページ

他の都道府県の窓口をお探しの方へ
全国47都道府県の不登校相談窓口の一覧は、こちらのまとめからご覧いただけます。

>>【全国版】47都道府県の不登校相談窓口一覧。お住まいの県から探せます【2026年最新】

公的な窓口で解決しなかったときの選択肢

ここまで公的窓口を並べてきましたが、実際には「相談してみたけれど、うちの子には合わなかった」ということも起こります。担当者との相性もありますし、教育支援センターの雰囲気が合わない子もいます。それは窓口が悪いわけでも、お子さんが悪いわけでもありません。合わなかったら、行き止まりではなく、別の道に進めばいいだけです。

僕自身、約10年の不登校の中で居場所になったのは、公的機関ではなくフリースクールでした。誰も「なんで学校に行ってないの」と聞かない場所に出会えたことが、その後の人生を変えました。だからこそ、選択肢は多いほうがいいと思っています。

いちばん気軽な次の一歩は、無料のLINE相談です。 不登校の専門家として、僕が状況を伺って「いま何から始めるか」を一緒に考えます。窓口に電話をかける勇気が出ない段階でも、LINEなら送れるという方は多いです。

>>不登校の専門家 小幡和輝の無料LINE相談

また、相談の先にある「居場所」や「学び」としては、対面型の明光フリースクールや、自宅から参加できるオンラインのクラスジャパン小中学園という選択肢もあります。兵庫県内のフリースクールと自治体の補助金は、市区町村別の一覧記事にまとめています
>>兵庫県のフリースクールと補助金一覧。市区町村別に紹介します【2026年最新】

今日できる一歩

この記事の一覧から、気になった窓口を1つだけ選んで、公式ページを開いてみてください。電話はまだしなくて大丈夫です。「ここなら話せそうか」を眺めるだけで、今日の一歩としては十分です。もし在籍校に伝えられそうなら、連絡帳やメールに「教育支援センターについて教えてください」と一文書くところから始めてみてください。

まとめ

兵庫県には、平日の電話・面接相談ができる「ひょうごっ子悩み相談」、夜間や休日もつながる24時間ホットライン、そして神戸市のくすのき教室から淡路島のぴゅーぱるまで、県内各地の教育支援センターと、無料で頼れる公的窓口がそろっています。緊急のときは0120-0-78310へ。それ以外は、学校内→自治体→民間の順で、合う場所を探していけば大丈夫です。

「うちの場合はどう進めればいい?」という段階でも大丈夫です。まずは話を聞いてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。

>>無料LINE相談はこちら

よくある質問

兵庫県で不登校の相談は無料でできますか?

はい。この記事で紹介したひょうごっ子悩み相談(0120-783-111)、24時間ホットライン(0120-0-78310)、各市の教育支援センターなどの公的窓口は、すべて無料で相談できます。教育支援センターは通所も原則無料です(教材費や活動費など実費がかかる場合があります)。

教育支援センターに通うと出席扱いになりますか?

在籍校の校長の判断により、指導要録上の出席扱いになる場合が多いです。三田市のあすなろ教室のように、通級日数を出席扱いと明記している自治体もあります。ただし運用は自治体や学校によって異なるため、利用を始める前に在籍校へ「通所した場合の出席の扱い」を確認しておくと安心です。

親だけで相談してもいいですか?

もちろん大丈夫です。ひょうごっ子悩み相談は保護者からの相談も受け付けていますし、神戸市の不登校支援相談センターのように保護者を対象にした窓口や、姫路市のように保護者の初回相談から始まる仕組みもあります。本人が動けない時期こそ、まず親が情報を集めて話を聞いてもらうことが、結果的に本人の負担を減らします。

X

\ X更新中! /

note

\ 明光みらい公式note /

Instagram

\ Instagram /

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

1994 年、和歌山県生まれ。10年の不登校を経験。不登校当時はフリースクールで学び、定時制高校を経て、その後、国立大学へ進学。不登校の専門家として、不登校への偏見を払拭し、不登校になっても取り残されない社会を目指し活動。オンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに2000人以上の不登校生徒をサポート。著書に『学校は行かなくてもいい/英治出版』『学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方/小学館』など計6冊。講演、メディア出演も多数。

目次